いつでも、どこでも、ママに寄り添う情報を

夫の育児休業取得がとてもありがたかった話【前編】

わが家は、妻の私はフリーランスの在宅ワーカーで、夫は会社員です。2017年生まれの娘、2018年生まれの息子がいます。

第2子(息子)出産後、夫が育児休業を1ヶ月取得しました。取得したきっかけ、良かったこと、珍しかったことをお話ししたいと思います。

(1)閧イ莨狙001

※産褥期……
『分娩が終了し、母体のからだが妊娠前の状態に戻るまでを産褥期といいます。(引用:国立成育医療研究センターのウェブページ)』

(1)閧イ莨狙002

ここ数年の息子誕生までの夫婦それぞれの仕事と子ども関係の大きな出来事をかいつまんで書くと

第1子(娘)妊娠中に夫が転職。

娘誕生。出産後は妻が1年間休業。

その間に妻が第2子(息子)妊娠。

娘が1歳過ぎてから一時保育にお世話に。

妻が出産までの数ヶ月だけすこーし仕事復帰。

息子誕生。

という流れできています。

どうしても、子どもと一緒にいる時間、家にいる時間は妻・母親の私がはるかに長くなります。そうすると家事育児の負担は偏ります。家事育児を全くしない夫とまではいかないのですが、温度差は否めませんでした。やるにはやるけど、子どもと子どもに合わせている私のペースを全く考えず、マイペースが過ぎて、余計な負担を増やしがち、そんな感じです。

そこをどうにかするには経験してもらうのが一番じゃないのかと思ったわけです。

夫の職業は、激務と言われるSE(システムエンジニア)です。当時の職場は残業は控えめでした。育休は割とすんなり取得できていたようにみえたのですが、社内では男性社員での取得第1号だったようです。

さて、文字通り命がけとなった出産を終え、里帰りも終わり、わが家に帰宅となりました。

(1)閧イ莨狙003

 

それは、夫と娘が風邪をひいていたある夜のこと。

中編へつづく。

文、イラスト・きたがわなつみ

きたがわなつみの記事一覧ページ

関連記事

夫の育児休業取得がとてもありがたかった話【中編】
夫は第2子である息子の出産後に、1ヶ月の育休を取得! 前半2週間は夫婦2人で協力しつつ、バタバタながら「たぶん」順調でした。なぜ「たぶん」かというと、あまり記憶に残っていないから。 というのも夫...
夫の育児休業取得がとてもありがたかった話【後編】
第2子である息子の出産後に、1ヶ月の育休を取得した夫! 育休も後半戦に差し掛かり、夫と娘が風邪をひいていたある夜のこと。息子の様子がどうもおかしくて、微熱もあり顔色も悪く、なかなか寝つきません。 ...
多忙なパパが育休取得!ママは助かったけど……出世街道から外れたの?
私は20歳の頃に実母を亡くしており、主人も一昨年に義母を亡くしました。息子を妊娠した時に、私の頭の中を一番によぎったのは「里帰りができない」ということでした。 父は健在ですが、ただでさえ慣れない...