誕生日にサプライズをしたい旦那。嬉しくないと思う私ってひどい?
サプライズはお好きですか? コース料理の最後にメッセージ入りのデザートプレートが出てきたり、花束の中に指輪が仕込んであったり……。恋人時代に旦那さんからしてもらったサプライズの、甘い記憶があるママもいるのではないでしょうか?
ときは流れて親となり、子どもたちも大きく成長。適度に落ち着いた世代となったママに、パパから仕掛けるサプライズ……。どう感じますか?
サプライズケーキにプレゼント。喜ばないと不機嫌になる旦那
誕生日を控えたアラフォーママからの投稿が、ママスタコミュニティにありました。どうやら旦那さんがサプライズを仕掛けようとしている可能性があるとのこと。それがイヤでたまらないという、贅沢な(?)お悩みです。
『子どもたちはもう中高生なので、旦那が「お誕生日はふたりで飲みに行こう」と言っています。たぶん自分の行きつけの店に行って「今日、うちのが誕生日なんですよね」って言いたいんだと思う。サプライズとかお祝いとかお出かけが大好きなので、「行こう行こう」と何度も誘ってきます。私は出かけるよりも家でのんびり、子どもたちもいっしょに過ごしたい。食べたいものだけを食べたいのに、頼んでもいないケーキを出されるんだろうな。夕食後にケーキなんて、年齢的にも食べられないし。そういう展開になるのが、行く前からもうわかりきっています』
イベントが苦手な投稿者さんからすれば、せっかくのお誕生日を台なしにされるような気がするようです。
『何度も「家で過ごしたい」と言っているのですが、旦那は聞く耳を持ちません。自分の誕生日なのに、お店の人に「いつもお世話になってます~」とか愛想笑いしながら過ごしたくない。プレゼントも渡されたら、目の前で開けて喜ばないと不機嫌になるし。そんなことを外でやらされたくない、っていうのが本音。私がもっと若かったら、うれしかったのかもしれないけど。こんなふうに思ってしまう私って、ひどいのかな?』
うらやましく感じる人もいそうな、(おそらく)サプライズ付きの誕生日。しかし本人がそれを望んでいないのであれば、これほど迷惑なことはないかもしれません。
『わかる。私もこの前誕生日だったけど「本当はひとりになりたい」って言えなくて。結局疲れた』
『店員さんに「おめでとうございます!」って言われて、愛想よくするのも疲れちゃうよね。家でデリバリーでも頼んで飲むほうが気楽ではある』
『わかるわかる。お祝いをしてもらったら、喜ばないといけないのがしんどい。誕生日くらい頭を空っぽにして、誰にも邪魔されることなく、誰にも気を遣うことなく、ぼんやりとひとりで過ごしたい』
投稿者さんへの共感コメントがちらほら。どうやら張り切ってお出かけするよりも家でのんびり過ごしたいママは珍しくないようです。
仕掛ける側の自己満足?祝われる側が気を遣うサプライズ
同じようなサプライズ好きの旦那さんを持つ、ママからの意見もありました。
『気持ちわかる。うちの旦那もいろいろしたがるけど、正直ありがた迷惑というか……。「誕生日、どこに行きたい?」って聞かれて、「漫画喫茶に行きたい。誰にも邪魔されずに好きなだけ漫画が読みたいから、6時間くらい子守してほしい」って言ったらため息をつかれた』
さらにサプライズ好きの心理を分析する声も。
『うーん……イヤだね。”嫁にこんなことしてやる、やさしい俺”をまわりにアピールしたいのかね』
『投稿者さん、きっと美人なんでしょ? 連れて出歩きたいと思われているんじゃない? 「おしゃれするの面倒くさいし、すっぴん普段着でいいなら行こうか?」って言えば、ホームパーティで落ち着くかも。それにアラフォーになって外で誕生日をお店の人に祝福されるって……たしかに恥ずかしいよね(笑)』
『サプライズ好きって「絶対喜んでくれるはず!」とか、自分のアイディアに酔って妄想しちゃうから面倒。期待通りの反応を返さないと、不機嫌になったりさ。祝われる側がめちゃくちゃ気を遣う。もう準備がかなり進んでいるのなら、夫婦円満のためと割り切って今年だけつきあってあげたら? 「でも来年は、家でやってね!」と、最初に念押ししておくこと。サプライズ後に言うと、「せっかく頑張ったのに」って不機嫌になりかねないからね』
してもらってうれしいことは年齢とともに変化するのかも。今年の誕生日は……?
投稿者さんも感じているように、年齢を重ねると変化するものもある。旦那さんにはっきり伝えておくのもよさそうです。
『若いころは「いろいろしてもらって、うれしい!」だったのが、この歳になると変化するのはどうしてだろうね? 投稿者さんの気持ち、わかります。私が今望む最高のプレゼントは、近所にあるビジネスホテルにひとりで一泊すること。それが叶わないなら、家でなにもしない1日を過ごしたい。若いころはサプライズ外食もうれしかったけど。「ほしいものも、変わるのよ」って旦那さんに伝えてあげて』
女性は母親となったことで否が応でも変化せざるを得ないところがありますが、男性は以前のままの感性を持ち続けている人も多いのかもしれませんね。
とはいえ、自分のお誕生日。思いっきり自分のわがままを通すのも、ひとつの方法でしょう。一方で「みんなのおかげで、今年も誕生日が迎えられた」と旦那さんをはじめとするまわりの人に感謝するのも、ひとつの方法。
少なくとも投稿者さんは、自分に共感してくれるママたちがいたことで心が落ち着いたようです。
『女性なら誰でもサプライズやお出かけを喜ぶものなのかなとか、さめている私って最低なのかなとか。いろいろ思っていたけど、わかってくれる人もいたので安心した。みんな、ありがとう!』
今年のお誕生日はガマンして旦那さんにつきあってあげたとしても、来年こそは! 1年をかけてじっくりと「ゆっくり家で過ごしたいな」とアピールを続けてみてはどうでしょうか。
文・鈴木麻子 編集・しらたまよ
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