「自分のことは自分で」と言われて育ったママ。親に「甘えて欲しい」と言われているけれど、今後はどうしたらいい?
子どもの頃の親との接し方は、親の教育方針によっても違うでしょう。ママスタコミュニティに親に甘えることができなかったママから、こんな投稿がありました。
『昔から「自分のことは自分で」的な教育で、甘えさせてもらった記憶がない。大学も奨学金で自分で払っていた。あまり実家が好きじゃないから遠方に嫁いだ。今妊娠中なんだけれど、親から里帰りを持ちかけられて断ったら、親戚とかに「甘えてくれなくて寂しい……。○○ちゃん(従姉妹)は甘えてくれて側にいてくれて羨ましい」とか言っているらしい。今さら甘えろなんて都合良すぎだよね。親には「自分のことは自分で」方針を貫いてもらって、絶対に老後の面倒もみたくない。私みたいな人いる?』
子どもの頃から自分のことは自分でしてきた投稿者さんは「甘えて欲しい」という親の気持ちに応えることができないようです。妊婦のママの里帰りも含め、今後の親との関係性について寄せられたママたちのアドバイスを紹介していきます。
「その気持ちわかる!」と共感の声も
『同じ! 私は親に責任あると思うよ。今さら甘えろと言われたって甘え方がわからないという感じじゃない?』
『あー……分かるわ。今さら親ごっこされてもねぇ……みたいな』
投稿者さんの「今さら甘えて欲しいと言われても……」という冷めた気持ちに共感しているママもいるようです。子どもの頃に甘えてこなかったこともあり、そもそも甘え方がわからないという声も寄せられています。
里帰りはした方がいいの?ママたちの考えとは
『私は「それじゃあ」と思って里帰りをした。いざ里帰りをしたら「お母さんだって忙しいのに」「寝てばっかり」「あーあ、夜も寝られない」だらけで、早めに自宅に戻ったよ。「帰られた方だって大変なんだよ」とか言われそうだけれど、口を開けばそればかりだったから自宅のほうがマシだった』
『孫の顔見たいだけだろうね。見たら見たで2、3日でまた突き離されそうだね』
『帰ったところで「そりゃね? 私の方もせっかくだから帰っておいでと声はかけたけれどもね?」とか愚痴を言われそうだから帰らなくて正解』
現在妊娠中の投稿者さんが里帰りをした方がいいのかについては、しない方がいいのでは? という意見が少なくありませんでした。投稿者さんと同じような状況で里帰りをしたママは、親から愚痴ばかりを聞かされていたようです。親も接し方がわからないのかもしれませんが、投稿者さんが嫌なおもいをする可能性も否定できませんね。
今後、親とどう接すればいい?
これからも頼ることはないし、頼られたくないときっぱり伝える
『最近、両親は老後の不安が出てきたからか、「帰省しろ」とか「老後は助け合い」とか言ってくるようになった。「絶対に私には頼らないと言っていたから、私もそのつもりで生活しているよ~」と毎回返している』
『里帰りしてほしいのも、結局体裁を気にしているだけじゃん。自分のことは自分でという方針なら親にきちんと伝えたほうがいいよ。「葬式だけはしてやる、だけれど他のことは一切しない。自分のことは自分でね」とね』
親としては老後の心配も出てきますから、介護などで頼りたいと思っているのかもしれません。でも今後親から頼られたくないのであれば、そのことをはっきり伝えておくことも必要でしょう。そうすれば親も自分のことを自分でする覚悟ができるかもしれませんね。
親が言いたいように言わせておく
『断ると「娘が……」と周りに愚痴ったりしているみたいだけれど、甘えたら甘えたで、なんだかんだ言われるのはわかっているから好き勝手言わせている』
投稿者さんが親に甘えないことで、親が周囲に「娘が甘えてくれない」と愚痴を言っているとのことですよね。でも仮に甘えたとしても、愚痴を言われてしまうのでは? という意見がありました。結局何をしても親から言われてしまうのだから、聞き流すママもいるようです。
親の態度次第で考える
『私は2人目は親に頼らないつもりだったけれど、親が赤ちゃんと一緒にいたいと素直に言ってくれたから、親孝行のつもりで里帰りしたよ』
コメントをくれたママの場合、親が素直に気持ちを話してくれたようですね。その気持ちに応えるように、里帰りをしたとのことです。もし親が自分の気持ちを素直に伝えてくれたならば、投稿者さんも里帰りや今後の付き合いを考えてもいいのではないでしょうか。
親の教育方針をプラスに捉えてみて
『そういう教育だったからこそ、自分のことは自分でやれる力がついたと思うし、感謝しかないけどね』
親が子どもに対して「自分のことは自分で」という考えを持っていたからこそ、投稿者さんは自分で考えて行動する力がついたともいえそうです。子どもの頃に親が何もしてくれなかったことは、投稿者さんにとっては辛いことでしょう。でも過去のことを嘆き続けるより気持ちを切り替えていくことも、ときとして必要になるかもしれません。
それでも親の方針に納得ができないようであれば、親を反面教師にして生まれてくる子どもに接することもできるでしょう。いずれにせよ親の行動をプラスに捉えることが、今度の親との付き合いのカギになりそうです。里帰りについてはまだ投稿者さんの気持ちの整理がつかないかもしれませんから「お母さんのおかげで誰かに頼らずに自立して生きていけるようになった。だから里帰りしなくてもやっていけそう」などと親を立てつつも投稿者さんの気持ちを大切にする対応でいいのではないでしょうか。
文・こもも 編集・しのむ
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