夫の育児休業取得がとてもありがたかった話【中編】
夫は第2子である息子の出産後に、1ヶ月の育休を取得! 前半2週間は夫婦2人で協力しつつ、バタバタながら「たぶん」順調でした。なぜ「たぶん」かというと、あまり記憶に残っていないから。
というのも夫の育休も後半戦、という頃、前半の記憶を吹っ飛ばすくらい強烈な出来事が我が家に起こったのです。
それは、夫と娘が風邪をひいていたある夜のこと。息子の様子がどうもおかしいのです。
そして朝になり、娘と息子を病院へ連れて行くと、娘は風邪、との診断。
「息子くんも風邪かなぁ」とその時は言われていたのですが、息子だけ血液検査を行うことになりました。
いつもと様子が違っていたこと、月齢が生後1ヶ月と小さかったこと、その2点があったので念のため、のはずでした。
まさかの展開でした。息子は風邪ではなかったのです。
総合病院での検査の結果「上部尿路感染症」だろうとの診断。即入院です。
この時、それほど取り乱さずにいられたのは、急なことだったのでとにかく動かなければならなかったのと、夫も育休中でいっしょにいて、娘をポンと任せられる状況だったからだと思います。付け加えると、たまたま徒歩圏内の総合病院に入院することができ、完全看護で付き添いは必須ではなかった、というのも大きかったです。
ベビーベッドよりはるかに広いベッドの上。息子自身には理解できないだろうし、記憶にも残らないだろうけれど、点滴に繋がれている姿は痛々しく……。
この入院でお宮参りは延期になってしまいました。
文、イラスト・きたがわなつみ
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