お店で出てくる紙のストロー、子どもが使うと誤飲が心配。環境の為にもなる代替案とは?
プラスチックごみが大量に海に流れ出すと、生態系への影響があると懸念されている”海洋プラスチック問題”。この環境問題を踏まえ、今世界的に”プラスチック製品を減らしていこう”という動きがあります。プラスチックのストローもそのひとつ。すでにストローの配布自体を廃止しているお店や、プラスチックの代わりに紙製のストローを使用しているお店もありますよね。
プラスチック製ストローから紙ストローへの切り替えは環境保全のためには大事な方針なのですが、使い慣れていない紙ストローに戸惑う人もあるようです。ママスタコミュニティにご意見が寄せられていました。
『最近、紙ストローに切り替えるお店が増えてきてとても不便に感じています。先が曲がらないし、時間が経つと溶けてしまうし、ストローの先を噛めばボロボロに……。子どもが食べてしまわないか、誤飲してしまわないかとハラハラです。プラスチック削減はわかりますが、代用品として成り立ってないと思ってしまいます……』
実際に使ったことがある方はわかると思いますが、紙ストローは確かに液体に触れている状態のまま時間が経つとふにゃふにゃになってしまいます。特に小さい子どもが使うには、いろいろ不便に感じるようです。
使い勝手の違和感もあるけれど……紙ストローの誤飲が怖い
紙ストローは大人でも使い勝手の違和感を感じると、共感のコメントが届いていました。子どもが液体に濡れた紙ストローを誤飲する心配の声も。
『大人が使っても、時間たてば折れたりして使いにくいから子どもは無理だよね』
『紙のストロー、口にくっつくよね。使っていてなんか違和感ある』
『大人の私も紙ストロー苦手』
『2歳の息子もカミカミして先っぽがぐちゃぐちゃになってた』
『紙の誤飲、確かに心配になるんだよね……』
紙ストローの代替案。マイストローやマグを持ち歩くのはどう?
マイストローやマグを持ち歩くことで、紙ストローを使わないという選択もできますね。小さい子どもを持つ人や、紙ストローに違和感のある人は、具体的にこんな工夫をしていました。
コップのまま、もしくは手持ちのマグに移す
『4歳はコップのまま飲ませてる。1歳はストローマグに移して飲ませる(店に確認してから)』
『下の子はストローマグ。上はコップかな』
『紙や麦のストローの時はコップ飲みしてます』
大人も子どももマイストロー
『念のため100円ショップのストロー2本くらいバッグに入れておく』
『100円ショップの小分けに包装されてるストローを、子どもの食事セットと一緒にして持ち歩けばいい』
『ご飯を食べに行くときは、マイストローを鞄に入れていくよ』
紙ストローから環境保全へ。自分たちができることは?
“環境問題”と考えると一個人からは大きすぎる、あるいは難しいテーマかもしれません。しかし身近なところから、自分たちができることは取り組んでいきたいですね。
『海外ではマイストローを持ち歩くのが普通って環境番組でやっていたから、日本もそうなるかもね』
『プラスチック問題、意識しなきゃいけないけど難しいよね』
『小さい子がいないから口をつけて飲むけど、紙ストローならいらないと断るわ』
『スーパーのエコバッグみたいに、飲食店で売ったらいいよね。シリコン系のストロー1本100円とか』
紙ストローに対して、ママたちがいろいろな感想を持ち、また対策を取っていることがわかりました。お店側としても、プラスチックごみ問題については、まだまだ試行錯誤している途中なのではないでしょうか。これから先、紙ストローも含めて、使い勝手も環境にも良いストローが出てくることに期待したいですね。
文・鈴木じゅん子 編集・しらたまよ
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