1日の食費が10万円!?出費がかさむ年末年始に節約できますか?
年末は大掃除や年賀状作成、年越しそばにお節料理作りなど、やることがたくさんあって慌ただしく過ぎてしまいますね。普段とは違って特別な物が必要になることも多いため、あれこれ買い求めているうちに、ずいぶん予算オーバーしてしまうことはありませんか?
ママスタコミュニティに年末年始の出費について、こんな投稿が寄せられました。
『旅行とか帰省とかしなくても、お正月はめちゃくちゃお金がかかりますよね? 自宅で過ごす予定ですが、正月の買い出しで3万もかかりました。特別高価なものを買ったわけではないけれど、子どもにお正月ってものを感じてもらいたいから、いろいろ買ってしまった。お節料理は最低限に抑えたけど、餅やみかん……お金がかかることかかること』
この投稿に共感のコメントが次々と寄せられました。
年末年始ならではの出費が多すぎる
『わかる〜。お年玉やら福袋……』
『お年賀だけで2万近くかかったよ〜。私たちは帰省しないけど、親戚が北から南から勢ぞろいする。お年玉とお年賀の風習を本当に無くしてほしい』
『初詣に行くと旦那がなんだかんだで使いたがる。旦那が稼いでくるお金だからOKしているけど、イベントに興味のない私からしたら無駄な出費』
子どもにとって“お年玉”は、お正月の楽しみの1つ。親戚が勢ぞろいすれば、我が子もたくさんいただきますが、こちらの財布からも相応に出ていきます。お年賀もお相手にふさわしい品物を準備しなくてはなりませんし、お正月は出費の特別項目がありすぎて財布の紐を締めることができませんよね。
同じ品物も正月特別価格がついている!?
そして投稿者さんは正月の買い出しで“お正月を感じるもの”を買い、出費がかさんだと嘆いています。こちらも普段の値段との違いに驚くママたちからコメントが寄せられています。
『わかるわかる。いつも120円で売っている海老の天ぷら。なんら変わりないのに300円で売ってたわ』
『バラ売りのお節の値段にびっくり。海老1尾で600円』
縁起物でお節料理に欠かせない海老も普段の倍以上の値段ですね。でも海老だけではありません。
『うちのところは、かまぼこ500円。伊達巻900円。煮豆300円。栗きんとん900円……』
年末はスーパーマーケットから、ママたちのため息が聞こえてきそうです。
筆者もお節料理は必ず準備していますが、子どもの頃から“かまぼこ”が大好きで、定番は小田原の“鈴廣のかまぼこ”です。大人になって同じものを購入しようとして値段を見てビックリしたのを覚えています。子どもの頃は当たり前のように食べていたのですが、自分が家計を預かるようになってみると“お正月特別価格”は、本当に悩みの種です。
そしてもう節約は諦めたと嘆くママからはこんなコメントが……。
『子どもがずっと家にいるから、食べ物の減りがすごい。男の子3人、食べ盛りだから常になんか食べてる。さっきご飯を食べたのに……たくさん食べたのに、また食べている。ひもじい思いをさせるわけにいかないし、もう節約は諦めた。ツバメのお母さんの気分よ』
食費だけで大晦日に10万、正月に10万!
次々と寄せられたコメントの中で筆者が注目したのは、男の子5人のママからのこちらの投稿でした。
『息子、小中学生で5人と夫婦で7人家族。お肉、お刺身もよく食べる。31日は昼食に刺身盛り、蟹。夕ご飯にすき焼き。夜中に年越しそばと海老天。たった1日の食費が10万円弱。お節料理も大好きだから、毎年10万のやつを買ってる』
食べ盛りの男の子が5人いると書かれているのを読み「10万円分の準備ってどんな感じなんだろう?」と筆者はアレコレ想像してしまいました。「スーパーでは買い物カート2つでも足りず、3つぐらい持つのかしら?」とか「車で買い出しに来ても1人じゃ運べないよなぁ。5人のうち1人ぐらいは荷物持ちに来ているかな」などなど。ママは大変だと思いますが、きっと子どもたちは嬉しそうにお刺身やお節料理を食べているのでしょうね。
子どもの頃はウキウキ・ワクワクしながら迎えたお正月ですが、大人になると楽しいばかりではありません。でも普段はキッチリ節約しているママも、年末年始はお財布の紐が緩んでしまうのは、きっと「お正月らしいウキウキとした気分を子どもに感じてほしい」と思っているからではないでしょうか。ご馳走やお年玉にホクホクする子どもの顔を思い浮かべながら、それぞれの家庭らしい新年の準備をすすめたいですね。
文・間宮陽子 編集・山内ウェンディ
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