4歳のわが子が習い事の練習を嫌がって上達しない。やめさせる?続けさせる?
子どもがある程度大きくなると、サッカーやスイミング、ピアノ、英会話など、習い事をさせようと考えるママは多いのではないでしょうか? 子どもが積極的に練習をして上達するのが理想ですが、なかなか練習をしない子どももいますよね。ママスタコミュニティでも、子どもの習い事で頭を抱えるママからの投稿がありました。
『4歳の子がピアノの練習を嫌がります。レッスン前日に嫌々一度だけ。レッスンへ行けばわりと楽しそうにやるけれど、家ではこちらから言わないと一切ピアノに触れません。普段の声かけは、「やりなさい!」とは言わないようにはしています。グループレッスンなので、練習しないと遅れをとり、余計に嫌になってしまいます。何かいい方法ありませんか?』
投稿者さんのお子さんはピアノを習っていますが、ほとんど練習をしないとのこと。他の子どもたちとともに学ぶグループレッスンなので、他の子との差もついてしまうとますます嫌になってしまうことをママの立場から心配していますね。こういった子どもの習い事の悩みに関しては、他のママたちはどう考えているのでしょうか。
経験者は語る「習い事を嫌々続けても身にならない」
『私は母親に「自分はやりたかったのにできなかったから、習わせてもらえるのはありがたいんだ! 感謝しろ!」とずっと言われていた。高校卒業までやめさせてもらえなかった。そこまで習っても嫌々習っていたから、すっかり忘れて何も弾けないよ。いまだに「あれだけお金かけてやったのに!」と言われ続けている。嫌々習わせていたら結果はこうだよ』
『わたしは10年近く嫌々習っていたけれど、娘さんのように練習せずどんどん遅れ、みんなの前でももちろん弾けないし自分の番が怖かった。なのに、また練習しない1週間を繰り返した。今じゃなんの役にも立たないし身になっていないよ』
自分が子どもの頃に習い事をしていた人から、「嫌々していたので全く身にならなかった」との体験談が寄せられました。投稿者さんの思いとは裏腹にお子さんが習い事を嫌々しているならば、結果的に何も身にならないという可能性もゼロではありませんね。
とはいえ、まだ4歳です。子どもがピアノの楽しさを知るのは、まだまだこれからかもしれません。「やる気がない」ことを理由に習い事をやめさせるか、それとも続けさせるか、ママたちの考えは分かれました。
ピアノ練習をしない子どもに対して「やめさせる」派の意見
本人のやる気がないならやめさせる
『やる気ないならやめさせる。そんな状況でも練習させたいのは親の自己満足だよ。グループレッスンなら他の子の迷惑でしかない』
『ピアノが嫌なんですよ。もうやめさせたら?』
ピアノを続ける気がないのであれば、やめさせるという意見です。お子さんは、ピアノが好きではないことも考えられますし、お子さんにグループでのレッスンが合っていない可能性もあります。グループレッスンということで、やる気のある他の子に練習時間を割く方がいいのではないかという考えもありますね。同じ状況のままでは、この先続けても練習しないことの繰り返しになるかもしれません。
一度やめさせて本人がやりたいと言ったらもう一度やらせてみる
『やめさせる。一度やめてみて、「娘がしたい!」と言ったときにもう一度させる』
『レッスンやめる。ある程度大きくなって本当に習いたいと言えば、レッスン再開したら?』
いったん習い事をやめさせて、本人が本当に習いたいと思ったときに再開するのも方法の1つでしょう。ピアノから離れる時間を作ることで、お子さん自身が習い事をしたいのか考えることもできるかもしれませんね。
一方で、一度始めた習い事はそう簡単にはやめさせないという意見もありました。
ピアノ練習をしない子どもに対して「やめさせない」派の意見
「嫌なことは簡単にやめられる」と子どもに思ってほしくない
『私なら一度始めたらそんな簡単にやめさせられない。今後も何か嫌なことがあっても、嫌だと言えば簡単にやめさせてもらえると思っちゃいそう』
子どもにとって嫌なことでも、すぐにやめさせてしまうと教育上よくないのでは? という考え方ですね。嫌なことがあったらすぐに逃げ出す習慣がついてしまうと、子どもにとってもマイナスになるかもしれません。
少しずつ練習をさせる
『遊びの延長で練習を取り入れたら? 1曲全部じゃなくてワンフレーズだけ弾くとかさ』
少しでもいいから練習をさせるのもアリかもしれません。1つの曲を全部練習するとなると、子どもの負担も大きいのでしょう。自分の好きなところを練習するなど、子どもがピアノの音を楽しめるようにするのもいいかもしれませんね。
子どもが本気でやりたいと思うことを見つけている途中と考えてみては?
習い事をしている子どもが全く練習をしないのはママにとっても大きな悩みですが、本人が本当にやりたいのかやりたくないのか見極める機会でもあります。習い事をやめる、やめさせたくないならいったん休んでみることで、子ども自身が習い事をしたいのかを冷静に考えることもできそうですね。
『いろいろなことを経験させてあげて、本人が夢中になれる、好きなことを見つけてあげるのが親の役目』
他にもスポーツ系を含め習い事はたくさんあります。この機に子どもにいろいろな経験をさせて、その中で子どもが興味を持てる習い事を見つけるのもいい方法ではないでしょうか。
子どもが積極的に参加し、練習の結果上達することが嬉しくなるような習い事が見つかりますように。
文・こもも 編集・しらたまよ
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