隣の芝生は本当に青いのか……あなたは、よその旦那さんを見て“羨ましい”と思ったことありますか？
恋人時代の輝きは日に日に色あせ、次第にときめくことも少なくなってしまったなぁ……と、夫婦関係を嘆いたことはありませんか？ 結婚し、子どもが生まれ、生活を共にしていると、少しずつ夫婦関係が変化していくのは仕方のないことかもしれませんね。かつてのようにドキドキすることは減ってしまったけれど、その代わりに家族としての幸福感と安らぎを与えてくれる旦那さんに、恋人時代とは違った愛情を抱いているママも少なくないのではないでしょうか。しかしその安らぎも、ささいなことで負の感情に……。そんなとき、ふっと目に飛び込んできた青々とした隣の芝生！ あなたは、よその旦那さんを見て“羨ましい”と思ったことありますか？
よその旦那さんを羨ましいと感じるポイントは？
ある投稿者さんは、ドラッグストアでとある光景を目にしたそうです。それは、
『今日午前中にドラッグストアに行ったら若い爽やかなお父さんが慣れた感じでオムツ選んで買っていた。うちの旦那はまだ当然のように寝ている時間帯。羨ましい』
若い旦那さんがオムツを買っている姿と家で寝ている自分の旦那さんとを比べてしまったようですね。若くて爽やかなという容姿もさることながら、“慣れた感じ”というのが羨ましいポイントのひとつなのでしょう。この“羨ましいポイント”について、ママスタコミュニティにたくさんのご意見をいただきました。
『裏のお宅のご主人、平日でも洗濯物を干してる姿を良く見るから羨ましいわ』
『早朝にゴミ出しですれ違う旦那さん。家事に協力的なんだなーと思って羨ましい。うちは一切何もしないから』
『うちは海外単身赴任だから1年に2回くらいしか会えない。平日も早く帰って来て、休日も一緒にいられる人が羨ましい』
『うちは昨日娘を連れて支援センター行ったらお父さんたちもたくさん来てて、子どもと遊んでて羨ましかったなぁ。うちは毎週毎週土日とも朝からパチンコ』
『本当に子どもが好きで育児にも協力的なパパがいい。見ていて感じいいし、羨ましいなぁと思う。奥さんも子どもも幸せだろうな～。言われなくても、自然に育児や家事をする旦那がいいね。うちの旦那、してやった感が強く出てムカつく。自分の子どもだよ。子どもの世話ぐらいできないのか（怒）と思う』
旦那さんが自分の時間以上に、子どもや家族のための時間を大事にしてくれることを嬉しいと感じるママが多いようですね。どこの旦那さんも同じように仕事で疲れているはずなのに、休日になると自分の旦那は家でゴロゴロ、一方よその旦那さんは家事に育児。そんな姿を見てしまうと、なんだか切ない気持ちになってしまうのもわかります。旦那さんにもう少し協力を求めたいと思っているママたちがいる一方、「よその旦那さんより自分の旦那さんが1番！」という、なんとも羨ましいママたちからご意見もいただきました。
旦那さんが家事や育児に協力してくれることと、ママたちの満足度は比例する！？
「よその旦那さんを羨ましいと思いますか？」という投稿者さんの質問に、きっぱりと「ない」と言えるママたち。自信を持って「ない」といえるその理由は、一体どこにあるのでしょうか？
『身長高いなぁ～とかセンスあるな～とか奥さん愛してるんだろうな～とかいろいろ思うことはある。でもうちもなかなかのイクメンだから旦那さんと結婚してよかったと心から思ってる。この前は頼んでもないのに抱っこ紐をつけて0歳の子と西松屋へ行ってオムツチェックしてた』
『よその旦那さんを羨ましいとは思わない。優しい、お金持ち、すごく大切にしてくれる、こんな素敵な旦那さん他にいない』
『育児に関しては無いかな。ほぼやらせてるから』
『ない。うちの旦那さんほど優しくて何でも万能で、面白くて、個性的な人、絶対どこにもいない。しかもカッコいいし私のことをとっても大事にしてくれる』
自分の旦那さんが1番だと思っているママたちの多くは、旦那さんが家事や育児に協力的だということを挙げていました。もしかしたら、旦那さんが家事や育児に割いてくれた時間に比例して、ママたちの満足度も上がるのかもしれませんね。
隣の芝生は、青く見え“すぎる”のかもしれません
投稿者さんと同じようによその旦那さんを羨ましいと思ったことがあるママや、反対に自分の旦那さんが1番だと思っているママの意見が大半を占めましたが、なかにはこんなご意見もありました。
『外面がいいだけの人もいるから、本当のところはどうなのか分からないよ？ 友達の旦那さんは外面だけ良くて家では非協力的で無愛想。家では正反対だと友達がよく愚痴ってる。一部分だけを見て騙されないでね』
『いいなーって思ったときは、「ちょっとあんた！ゴロゴロしてるだけなら子ども連れて公園行ってきてよ！」って追い出されたのかもしれない、って思うようにしてる』
もしかしたら、他人からは羨ましくみえる旦那さんも自分の家族にとっては羨ましくない別の一面もあるかもしれません。逆を言えば、自分の旦那さんもどこかのママには、羨ましい旦那さんにみえている可能性も……というのは、いささか楽観的でしょうか。ちなみに投稿者さんのように、よその旦那さんを羨ましいと思いつつも、自分の旦那さんへの愛情が感じられるこんな投稿もありました。
『羨ましいと思ったこともあったけれど、旦那さんもよその奥さんを見て羨んでたらつらいと思って、「よそはよそ！」のオカン精神になった』
『そりゃ羨ましいと思うことはあるよー。何の不満もない完璧な旦那！……ではないからね（笑）。でも私もきっと旦那さんにそう思われてるだろうし、お互い様なんだよなぁって思うよ。そう思いながらも自分の旦那のいいところもちゃんとわかっているからさ』
自分の身に置き換えて考えると、身につまされる思いになりますね。確かに生活を共にしていると、良い面より悪い面が目についてしまいます。よその旦那さんを羨ましいと感じても、旦那さんに直接不満をぶつけるのでは無く、ママ同士の会話のネタとして話すくらいがちょうどいいのかもしれませんね。羨ましいと感じることは悪いことではありませんが、「よそはよそ、うちはうち」と割り切ることも夫婦円満の秘訣なのでしょう。
文・荻野実紀子 編集・Natsu
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