友だちに誘われて毎日のように駄菓子屋へ行く小3の息子。お小遣いはいくら渡せばいい?
ママスタコミュニティや子育ての話題にたびたび登場するのが、子どもの金銭感覚をどのように身につけさせるかという悩み。中でもママたちを悩ませるのは「お小遣い」に関する問題です。今回ママスタコミュニティに投稿されたお悩みも、お子さんのお小遣いに関するものでした。
『小3になる息子が、友だちの影響で週に4~5回駄菓子屋に行くようになりました。その都度、100~200円くらいを渡していましたが、あまりに頻繁で困っています。仲良しの友だちが何人かで行くので、うちの子だけお金を持たせないということも、どうなのかと思って……。周りの子たちは1,000円以上持っていることもあり、3年生の金銭感覚がわかりません。駄菓子屋に頻繁に行くのは普通ですか? お小遣いは月にいくらぐらい渡していますか?』
子ども同士にも付き合いがあり、それに伴いお小遣い問題が浮上することはよくあります。さてこの問題に、ママスタコミュニティに集まったママたちはどのような反応を見せるのでしょう。
小学生のお小遣いはいくら渡している?
まずはママスタコミュニティに集まったママたちが、子どもたちにお小遣いをどれぐらい渡しているかについてをまとめてみましょう。
- 1日(1回):100円
- 1日(1回):200円
- 1カ月:学年×100円
ママからの声をまとめると、大きくこの3つに分けられました。それぞれ理由なども寄せられているので、まとめてご紹介しましょう。
1日(1回)につき100円と答えたママの声
『1日につき100円くらいなら安いほうじゃない? 投稿者さんだっておやつ買うとき、100円じゃ足りないですよね?』
『1回につき100円とかなら出すよ。駄菓子屋に行かなかったらおやつは投稿者さんが買うんでしょ?』
おやつはお家で購入しているという前提で、お友だちとの付き合いで駄菓子屋に行くのであれば100円は妥当ではないかという声が寄せられました。一つずつのお菓子の価格がそれほど高くない駄菓子屋では、その都度100円を渡せば十分な気がしてきます。ただ、それも毎日となると月額がそこそこかかり、新たな悩みのタネが増えてしまいそうです……。
1日(1回)につき200円と答えたママの声
『お菓子はまとめ買いしているけど、1日あたり100円は絶対使っているから、200円もたせるかな。200円渡すけど、私なら「全部使うんじゃなくて100円しか使わなかったら100円余るよね。それをためていったら、ガチャガチャもできるし、お菓子も違う日に多く買えるよ」みたいな感じで子どもに教えるかも』
単純に100円を超えてしまうかもしれないということでその都度200円を子どもに渡す家庭も。お金の勉強を兼ねて少し多めに渡しているようです。渡した金額が残ったら子どもがお小遣いを自分で管理し、貯めたお金で好きなものを買うなど、自分でお金を管理するいい機会になりそうですね。
月額でお小遣いをあげているママたちの声
『うちの場合、小3なら月に500円で追加はなし。お友だちに誘われても、たまには「お小遣いがないから」と断ったり、安い駄菓子で我慢することを覚えたりすることも必要かと』
『1年生で500円、ひとつ学年が上がるごとにプラス500円にしている。その都度あげるのは良くないよ。ちゃんと1カ月に決められたお金の中でやりくりできるようにしないと』
『小学生の頃は学年×100円を渡していたので、3年生のときは毎月300円を渡していました』
その都度200円を渡すというママたちの声と最終的には同じく、与えられた金額の中で自分で管理することを学び、ときには我慢することや、買えない際には断る勇気を持ってもらうために、月額という形でお小遣いを渡しているママも多いようです。今回は小3のお子さんに対するママからのお悩みだったため、具体的に小3のお子さんのお小遣いについて教えてもらえたので参考になりそうです。
お小遣いの価値観は家庭によって異なるので、振り回されないよう注意が必要
『お小遣いの金額は家庭によって全然違うし、夏休みなどは昼食代としてまとまったお金を毎日渡されている子もいた。1,000円とか持って遊びに来る子もいましたよ。金銭感覚が違う子と付き合うのって大変だし、その都度100円を渡していたら、チリツモで結構な金額になってしまいますよね』
1日(1回)100円または200円のところでもお話しましたが、毎日となるとかなりの金額を渡していることになります。100円×平日5日間が4週あるとすると月額2,000円。小学生のお小遣いとしては、なかなかの金額ではないでしょうか。この金額を良しとするか、しないのかはご家庭によってさまざまです。友達と遊ぶ度に、毎回お金を使ってほしくないという親心もあると思いますので、ママたちの声とご家庭の価値観を比較して、無理のないお小遣いの金額設定を考えてみてくださいね。
文・櫻宮ヨウ 編集・山内ウェンディ
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