ハロウィンパーティーに幹事ママと仲良くないママ友を呼んじゃった!穏便に事態を収めた方法とは?
季節のイベントなどでパーティーを開催するとき、気になるのが集まるメンツ……つまり「誰が来るか」ではないでしょうか? 人間関係の本音が露呈する瞬間である、「誰に声をかける/かけない」問題は、ときに幹事の判断で起こることもあります。今回ママスタコミュニティに投稿してくれたママは、そんな子連れのハロウィンパーティーで人間関係の悩みにぶつかります。
仲良しママ友を誘ったら幹事ママが難色を示す……!
『ママ友からLINEで「集会所でハロウィンパーティーするから、他のママ友にも声かけてみて!」って言われたので、仲良しママたちに早速LINEした。すぐにOKしてくれて、来れるメンバーを幹事ママに返信したら「嬉しい~。でも今回集まるのは女の子だから、Aくんママ(男の子ママ)は馴染めるかなぁ……ちょっと難しそうに思えるんだけどな」と返信が』
なんと幹事ママは「他のママ友に声かけて!」と言ってきたのにもかかわらず、投稿者のママが誘ったメンバーのうちの1人に難色を示します。投稿者のママは、女の子限定の会だとは知らされていなかったのだそう。それを受けた投稿者のママは
『「大丈夫だよ! Aくんはすごく優しいし」』
と返信しますが、幹事ママからの返信は
『「でもうちの子、Aくんと遊んだことないから、Aくん親子の方が気を使うかもしれないよね」』
とのこと。「これはAくん親子を呼んでほしくないんだ……」と投稿者のママは察します。
『私は前からAくんママと仲良しなのは知ってるのに、声かけることが予想外ってどういうことなのか意味不明。
「じゃあ私が間違えた! 女の子限定だった! みたいに断ろうか?」とLINEしたら既読スルー中です。
どうしよう、Aくんママになんて断れば角がたたない? 同じ園だし近所なんだよね……』
幹事ママの、Aくんママに対するこの態度。投稿者のママは、「だったら最初から言ってよ……」という思いを胸にしまい込み、どうにか平穏に事態を収める方法を考えるのですが……。あなたならどうしますか?
あなたならどうする?ママたちのアイディアとは?
『「めんどくせーことに巻き込むな! 最初から言え!」ってとりあえずLINEしてみて』
言えない言えない、絶対に言えない。
『「子どもは馴染めるんだよ!」って言ってやれ! 「馴染めないのはお前だろ」と』
ものすごく核心をついているけれど、それが言えたら悩んでいませんから(苦笑)。
『「あー女の子限定だったの? Aさんの子はうちの子と仲良いし、今更1人だけ断れないから、今回は私も不参加にするね~」って言う』
『男女仲良く遊べるって小さいうちだけなのにね。私だったら「女の子限定とは知らずもう誘ってしまった手前、断りづらいから今回は私もやめておくね」って言って行くのやめる』
このあたりが無難な回答でしょうか? Aくんママは、ハロウィンパーティーのお誘いに「うれしい! 私なんか誘ってもらっちゃっていいのかなぁ」と喜んでいたのだそう。その気持ちを知っているからこそ、投稿者のママはAさんを傷つけずに事態を収めたいのです。
板挟みになってしまった投稿者のママ。“どちらにも嫌な思いをさせないように”……と、頭を悩ませます。さて、なんと返信したのでしょう。
お見事!投稿者のママの対応とは?
『幹事ママには
「“幹事ママの声かけで予想外に人が集まってて、私がみんなに連絡した時点でもう集会所に入らないみたい! ごめん!”って私が誘った人たちに言ってみようかな。一斉LINEだからAくんママだけ無理っていうのはちょっと難しいもんね!」
と決めつけ的な送り方をしました。一斉LINEというのは嘘で、個別です。すると幹事ママから
「じゃあ1回白紙ってことにしてみてくれる? でさ、もし個人的に誘えそうならAさん以外には言ってみて! まだ3人くらいは余裕みたい! 私も空けておくから」との返信が。
私も「今回はとりあえずなかったってことにしとくね! ではでは!」と返信して、おしまい』
幹事ママにいろいろ突っ込んで聞きたいことがありますが(苦笑)、「今回はなかったことにして、自分も行かない」という投稿者のママの対応が素晴らしいですね! 幹事ママも、嫌な気持ちはしていなさそうです。
そして肝心のAくんママには
『私が誘った人たちには
「私の手を借りるまでもなく集まったみたい! 幹事ママは定員オーバーをめっちゃ申し訳なく思っていたから、もう触れないであげて! もしかして、もう子どもに話しちゃった? よかったらうちの家でハロウィンっちゃいますか?」
と送りました。
全員あっさり了解してくれました。集会所のハロウィンパーティーに誘われてる人たちも誰が誰だかわかんないし、もう極秘にしちゃいますか(笑)となり、内輪でハロウィンパーティーをすることになりました。
今朝も幹事ママと会いましたが「おはよう! 昨日ややこしくてゴメンね!」だけで終わらせることができました』
お見事~(拍手)! 嘘も方便とはこのことですね。ちょっと間違えれば、ややこしい事態にもなりかねない案件をすんなり解決した投稿者のママ。気をもむ時間もあったとのことですが、みんなが笑顔でハロウィンを過ごせたようで良かったです。
正解のない人間関係の問題。トピックには、「Aくんママに本当のことを言った方が良い」というコメントも見受けられました。しかし大人の世界、とくに「ママ友」の世界は関係が複雑なこともあります。正直にぶつかり合うことが良い関係を生むほど近しい間柄ではない場合、上手な「嘘」をつきながら付き合っていくのも、ママ友関係を良好に保つには重要なのかな……と筆者は感じます。まぁ、みんながみんな大人な対応ができていれば、ママ友トラブルなんて起こらないのですが(笑)。改めて、ママ友付き合いの難しさが表れた投稿でした。
文・渡辺多絵 編集・しらたまよ
- 参考トピ (by ママスタコミュニティ)
- 私が誘ったママ、お呼びでなかったらしい…