学校の先生や出される宿題に不安を感じる子ども。不登校になる前にママにできることは?
子どもが学校の宿題で悩むことはありませんか? 難しくて解けない、量が多いなど、子どものキャパシティを超えてしまって悩むこともあれば、自主学習のような宿題の場合には、どのくらいやったらいいのかわからなくて悩むケースがあるかもしれません。ママスタコミュニティにも子どもが宿題で悩んでいるママから投稿がありました。
『小学校2年生なんだけど、寝る前、学校に行く前と吐き気がするみたいです。どうやら、担任の先生と合わないようで、学校生活に不安があるみたいです。宿題のやり方や内容を私に聞いてくるのですが、ママは今のやり方や解き方がわからないから先生にちゃんと聞いてきなさいと言うしかなくて……。ただ先生に聞くとそこまで宿題を出してるつもりはなく、子ども達が勝手にドリルを進めているだけなので、やれないならやらなくていいと言われました。でも、娘はみんながやってるからやらないとと不安になるみたいです。今後どうしてあげたらいいと思いますか?』
投稿してくれたママによると、子どもの担任の先生の宿題の出し方にお子さんが戸惑いを感じているようですね。担任の先生は宿題に関して具体的な指示を出さないだけではなく、宿題をやってもいいしやらなくてもいいというスタンスだとか。そのため、他の子がやっているのに……と気にしてしまい、お子さんが不安になっているそうです。これに対してママたちからコメントが寄せられました。
曖昧な宿題で悩む子どもたち。同じ経験をしているママもいる
『うちも勉強に関してそんな感じだ。本人もよくわからないみたいで、先生に聞いてみな? と言ったら特に宿題として出してるわけではないそう。でも休み時間にしてる友達もいれば、家でしてくる友達もいるとのことだしなおさらわからないよ! と思うよね』
『うちの子は3年生になってから不安が強くなって、毎日腹痛起こしています。食欲もないし。私もどうしたらいいか聞きたい。食欲がなくお腹痛い、学校行けないとワンワン泣くようになったので』
学校の先生によっては、宿題の内容や範囲が曖昧だったり、そもそも指示を出さないこともあるようですね。でもいくら先生が宿題を出していないといっても、周りの子どもが宿題をしていれば不安になるでしょう。宿題をしないと怒られそうという気持ちもあって不安になったり、腹痛など体調不良になったりするのかもしれません。
ママが子どもにできること
学校を休ませる
『原因がはっきりしてるやん。いったん、学校休ませてみたら?』
『相当ストレスたまってんだろうね。学校休ませてみたら?』
学校に行くとなると吐き気がしてしまうとのことなので、学校を休ませるのも手かもしれませんね。1日であっても宿題の不安から解放されると、子どもの気持ちも落ち着くのではないでしょうか。
スクールカウンセラーや学校の先生に相談
『スクールカウンセラーさんに相談した方がいいかも!』
『同学年の他の先生や教頭先生、校長先生に相談します。子どもが楽しく過ごせるように、大人が協力して環境を整えていく必要があると思うので』
スクールカウンセラーなどの専門家に子どもの不安について相談して、アドバイスをもらうのもいいですよね。スクールカウンセラーなら、過去に同じような子どもの相談にのったことがあって、具体的な解決策を提案してくれるかもしれません。また担任以外の先生や教頭先生、校長先生に相談して、宿題の出し方を変えてもらうのも手ですね。宿題が具体的になれば、何をすればいいのかがわかるので、子どもの不安も軽減されるかもしれません。
ママと一緒に宿題に取り組む
『宿題は低学年のうちは一緒にやっていたよ。それこそ私の時代とやり方が違うから私も教科書を読んで一緒にやり方を覚えていったよ。みんなやってるから不安になるならドリル買って問題集させてみるとか、1つ1つ不安を取り除いてあげて自信をつけさせていく』
『担任の先生が子どもに任せるというスタンスならば、お母さんとお子さんでわかりやすいように進めちゃっていいと思います』
担任の先生が宿題は子どもや家庭に任せているのなら、ドリルを買ってきて一緒に考えてみたり、問題を解いてみたりすることで子どもも自信が持てるようになるかもしれません。ただ投稿してくればママによると、これまで子どもと一緒に宿題をやろうとしたことがあるようなのです。でも、先生とやり方が違うということでケンカになってしまった様子です。
『宿題は私が教えないからとかではなく、一緒にやっていても先生はそうじゃないとか、やり方と教え方が違うからダメとか言われてしまうので、だったら先生にちゃんと聞いてきてよと言ってしまいます』
今と昔では教え方にも違いが出てきているので、親が子どもの宿題を教えるのも難しくなってきているのでしょうね。でも、他のママが教え方が違うという問題の解決策を提案してくれました。
『「授業ではいつもどうやっているの?」と聞けば子どもはやり方を覚えているし、少し聞けば理解できるから教えられるよ』
親が子どもに問題の解き方などを教えてもらうことで、子どもが学習内容を復習できますし、親に教えたという自信も持てるのではないでしょうか。親だからといっていつも教える立場になるのではなく、子どもに教えてもらう立場になるのもいいかもしれません。子どもが学校の宿題で悩んでいたら、教科書以外でドリルを買ったり、一緒に宿題をしたりとママができることはありそうですね。
学校も巻き込んで”三者”で解決を目指そう。ママだけが抱え込まないで
今回のケースは、宿題の出し方を変えてもらうように担任の先生にお願いしたり、スクールカウンセラーにママが家でできることをアドバイスしてもらうなどして、親と学校がお互いに協力していくことが重要になりそうです。ママが一人で子どもの悩みを抱えてしまうと、ママが不安やストレスで押しつぶされてしまうかもしれません。関係者すべてで解決を目指すことで、学校の生活環境も変わり、子どもが過ごしやすい学校ができていくのではないでしょうか。
文・こもも 編集・しのむ
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