2020/07/08

大きな台風がくるのに、家族を残して旦那は泊まり込みの仕事へ。不安な気持ちでいっぱいのママができること

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自分の住んでいる地域に大きな台風がくるとなると、どれほどの災害が起きるかと不安になる人もいるでしょう。特に大切な家族がそばにいない場合は、無事に過ごせるだろうかといっそう不安も増すのではないでしょうか。今回ママスタコミュニティにお悩みを投稿してくれたのは、台風の日に旦那さんが泊まり込みの仕事へ出かけてしまうというママさんです。

『台風がくるというのに旦那は仕事。しかも今晩は泊まり込みです。子どもたちと不安な夜を過ごさなければなりません。
「何かあったら連絡して」と言われましたが、携帯が使えなくなったらどうするの？　連絡のしようがない。浸水などで帰ってこられなくなったら？　大雨の中、どうやって避難する？　など。どのくらいの台風なのか想像もできず不安です。ちなみに旦那は現場監督です。台風が直撃する予定の地域に住んでいます。この台風の中、旦那さんが仕事、泊まりという方はいますか？　心の持ちようを教えてください。
なんだかイライラしてしまい、仕事へ行く旦那に「家族より仕事が大事なんだ？」と言ってしまいました。「会社通告だから仕方ない」と。わかってはいますが、会社に対してもイライラしてしまいます。不安だから余計にかもしれません』

大きな台風がきているにもかかわらず、旦那さんは泊まり込みの仕事で不在。投稿者さんはお子さんを抱えて不安な夜を過ごさなくてはいけなくなったそうです。「同じ状況の方はいますか？」との質問に、ママスタコミュニティのママたちからコメントが寄せられました。

台風の日、旦那さんを仕事に送り出したママたち

『うちもだよー。朝から車を運転して出勤していった。「生きてさえいれば何が起こってもいずれは会えるから、命さえ守っていれば大丈夫だから」と伝えて送り出したよ。本当は子どもと3人でいるのは不安だし、離れている旦那のことも心配だけれど、家を任されたからには何があっても1人でやるっきゃない』

『うちは台風だから休み返上で泊まり込み。投稿者さんのところと同じ職業。家族も大事だけれど、みんなの安全を守る人もいなきゃいけない。仕方ないよ』

投稿者さんと同じく、旦那さんが仕事で不在だというママたちからコメントが集まりました。「家のことを任されたから、頑張るしかない」という力強い言葉や、「みんなのことを守る人がいないといけない」という頭が下がるような言葉まで。不安になりつつも気丈にふるまうママの気持ちが伝わります。

『うちも仕事。「危険な状況なら泊まってきて」と言ったよ。家に1人でいるのは不安だけれど、旦那が帰ろうと無理をして、帰りに何かあったらもっと嫌だからね』

『うちの旦那も車で会社に行ったよ。今日は帰るのは無理だと思うし、明日の夕方まで仕事に追われて帰れないと思う。大変なのは旦那だから、逆に会社にいてほしい。何かあっても困るから。子ども3人と犬と私で不安だけれど頑張るしかない』

旦那さんの身を案じて、帰宅するのではなく会社に泊まってくるようにお願いをしたというママたちも。「無理やり帰ろうとして、帰宅途中に台風の被害に遭ってしまっては怖いから」というママたちの思いやりが見えますね。

シミュレーションをしながら、もしもの事態に備えよう

『うちの旦那は公務員だから、いつもこういうときにいない。だけど、投稿者さんみたいに不安にはならないわ。大人なんだから自分で考えないと』

『気持ちは分かるけれど、子どもの前では不安がらないようにしないとね』

『子どもは小さいの？　心配になる気持ちはわかるけれど、「どうしよう、どうしよう」ではどうにもならないよ。自分の疑問や不安を、ひとつずつシミュレーションして「こういうときはこうする！」と考えて、もしもに備えるしかないよ』

旦那さんが不在で不安な気持ちを話してくれた投稿者さんに対して、「不安がってばかりいるのではなく、できることをしよう」となだめる声もあがりました。起こりうる心配ごとをひとつずつシミュレーションしたり、お子さんの前では必要以上に不安な気持ちを出さないようにしたりなど、できるだけ落ち着いて過ごすことが大切なのではないでしょうか。
励ましの声を受け、トピックの最後は投稿者さんの前向きな言葉で締めくくられていました。

『不安がっていても仕方がないですね。窓に養生テープは貼りましたが、ご近所さんを見ても誰も貼っていません。どのくらいの大きさなのか？　本当に想像ができないですね。子どもに不安にさせないようにしたいと思います』

できることから台風の対策を始めた投稿者さん。「子どもを不安な気持ちにさせないように」との言葉に、子どもを守る母親としての決意が伝わってくるようです……。
台風をはじめとした自然災害はとても恐ろしいもの。家族が離れているならばなおさら不安にな気持ちになってしまううのは無理もありません。しかし状況に対して心配するばかりではなく、冷静な判断をしながら過ごすことも重要なのかもしれません。不安な気持ちでいっぱいになってしまいそうなママは、非常時の心の持ちようを教えてくれたママたちのコメントをぜひ参考にしてくださいね。

文・motte　編集・井伊テレ子