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息子に「やられたら、やり返せ!」と言う旦那。クラスメイトからの嫌がらせの良い解決方法は?

泣く男の子
子どもから聞く学校でのできごとは、楽しいことばかりではないでしょう。もしも我が子が学校でクラスメイトから嫌がらせを受けていたら……ママスタコミュニティに小学3年生の男の子のママからこんな相談が寄せられました。

『家では生意気で強気な息子ですが、学校では弱いらしく、特定の男の子にからかわれています。担任は頼りなく、問題のある子に注意をしてくれません。今日は階段で、その子に押されたそうです。旦那は「やられたら同じことをやり返せ」と言いました。私は「やり返す」のは、問題のある子と同類になってしまい問題解決にならないと思うのですが、みなさんはどう思いますか?』

息子さんはお友達から「からかい」や「嫌がらせ」を受けているそう。1つ1つは小さなことでも毎日続けばかなりのストレスになることでしょう。そのうえ階段で押されるなどの危険行為があれば、大ケガにもつながりかねません。多くのママたちが意見やアドバイスを寄せてくれました。

旦那さんに賛成!我が家はやり返す!

寄せられたコメントによると、ママたちが考える対処方法は大きく分けて4つありました。1つ目は、旦那さんの「やり返す」方法を肯定するママたちの意見です。

『私も旦那さんと同じ「やられたら、やり返せ」って言ってる。今の時代やられっぱなしだとイジメにエスカレートしてしまう』

『旦那さんは間違っていないと思うけどな。子どもには、その子に自分から嫌がらせや意地悪をしていないか確認をして、我が子が悪くないのであれば「やり返せ! それでも止めなかったらママがぶん投げてやるよー」って言う。それと「やり返す」相手は、イジメてきた奴だけ。あと「弱いものイジメをしたら許さない」と我が子には念押しをしておく』

『毎回やり返すのではなく1回だけやり返して「こいつに手を出したらダメだ」と相手にわからせる。毎回やられていると相手が「やってもいい」と勘違いしてエスカレートするから』

投稿者さんが納得できなかった旦那さんの「やり返せ」の言葉も、賛成するママは少数派ではないようです。また、ただやり返すのではなく「1回だけ」や「階段ではなく平地で1対1」といった条件付きでOKする意見もありました。

やり返すのは危険!スルースキルを身につけさせる

2つ目はやり返さずに、うまくかわす対処方法。普段からトラブルになりそうな人やものごとを避けるスルースキルを身につけたほうが賢明と考えるママたちの意見です。

『そんな子に関わらないのが一番だと思う。向こうが来たら逃げる。それも自分を守る大切なスキル』

『うちも昨日、石を頭に向かって投げられたって……。ただうちの場合はもう6年生。「普通はそんなことしないよね? その子おかしいよね?」と話して「その子に近づくな。近くに来たらさり気なく逃げなさい」と教えた。同じく頭に石を投げろなんて、言えないでしょ』

『やり返して相手が大ケガをしたら「やられたからやり返しました」なんて言ってられないと思う。自分がされた嫌なことはやり返さない。やり返さない強さってものがあると思う。周りは見ているよ。心の強い子の周りには、同じように心の強い子が集まると思うよ』

もっとも小学3年生ぐらいの男の子にとって「やり返さずに我慢をする」ことは、忍耐力が必要な難易度の高いスキルかもしれません。大人であれば、ある程度は身につけているであろうスルースキル。将来のために今のうちから教えるのも、親としての務めとママたちは考えているようです。「逃げるが勝ち」の考え方も大切だということかもしれませんね。

子ども同士で解決できなければ、大人が手助けをしてあげる

3つ目の対処方法は、周囲の大人が解決を手助けしてあげること。子ども同士で解決させようとするのではなく、親や先生が間に入ることも必要と考えるママたちの意見です。

『スルースキルを身につけるのは悪くないと思う。でも今回の場合「階段で押された」のだから、スルースキルだけでは解決しないと思うよ。親が子どもを守らなきゃ。担任が頼りないなら、主任の先生や教頭、校長、教育委員会に言う』

『やり返したらお互いに謝ることになる。自分は悪くないと言いたいなら、同じことをしたらダメだよね。担任が頼りないのが問題だけど、まずは担任に電話で相談。改善されなかったら学校に出向いて主任の先生に相談。その時に「担任に相談したが動いてくれない」こともプラスして話す』

ちょっとした嫌がらせやからかいならば、スルースキルでやり過ごせることもあるでしょう。しかし子どもがケガをさせられそうな場合は「子ども同士では解決できないのでは?」と心配する声が寄せられています。子どもがケガをする前に親が学校へ相談するのは、クレームではなく正当防衛にあたると考えるママも。また相談に行く場合も、担任の次は主任、その次は教頭というように相談する先生の順番を考えたり、複数の先生に同席してもらうなどのアドバイスもありました。

「嫌だ」という気持ちを相手に伝えて立ち向かう

4つ目の対処方法は、お子さん自身が「からかわれて嫌だ」という気持ちを強くハッキリと伝えること。嫌がらせをしてくる相手にしっかり意思表示させることを勧めるママたちの意見です。

『「やり返せ」だと何か間違いが起こりそうだけど「怒ってもいいんだよ」と教えるのは、アリなんじゃない?』

『子どもが先生に報告するのも大事だけど、相手に向かって自己防衛として「やめろよ! いい加減にしろよ!」と強く言えるといいですね』

『殴り合えとは言わないけれど、言いたいことをハッキリと言って、ケンカになってもいいと思う。それはやり返すのとは違うのでは?』

コメントしてくれたママたちは「おとなしい子は、からかわれても嫌だと意思表示できていないかも……」と心配しています。からかってくる相手の子は、投稿者さんの息子さんが嫌がっていることを分かっていない可能性もあります。相手の子に「嫌だ。やめて」とお子さんからハッキリ伝えることで、状況は変わってくるかもしれません。

実際に立ち向かった筆者の長男の話

実は筆者の長男も小学3年生のときに、クラスメイトの男の子にからかわれ、どのように対応するか悩んだ時期がありました。
相手のAくんからは1、2年生のときにも嫌がらせがありましたが、その当時は長男が自分の気持ちをキッパリと伝えることで収まりました。ただ一度トラブルがあった相手なので、長男はそれからは関わらないようにして過ごしていました。
ところが3年生のとき、席替えでAくんが長男の真後ろの席になってしまいました。休み時間は離れられますが、授業中やグループ活動は全て一緒。そして長男が心配していたとおり、授業中に消しゴムや鉛筆を隠したり、鉛筆で突いたり、背中や椅子を蹴ったりなどの嫌がらせが始まりました。始めのうちは担任の先生が注意をしてくれましたが、そのうちにAくんは先生が見ていない隙を狙って嫌がらせをしてくるようになり、さらにAくんの隣の席の女の子まで一緒になって小突いてくるようになってしまいました。

“やり返す”方法もあったけれど、“やり返さず”解決できた真相は……

長男の場合は「スルーして関わらないようにする」こともできず「自分の気持ちをキッパリと伝える」ことでも収まらず、「先生に相談する」も効果がない状況でした。「お母さんが先生に話してみようか」と長男に持ちかけましたが、「弱虫みたいで嫌だ」と本人が反対しました。
我が家ではトラブルが起きたときには常に「やり返すことはせず、話し合いで解決すること」と子どもたちに話してきました。しかし今回は小学校入学以来のこともあり、旦那が「どうしても許せなかったら、1回だけAくんに反撃しても良い」と話をしました。しかし長男が子どもながらも意を決して登校した日から、パタリとAくんたちからの嫌がらせが止みました。
あとから分かったのですが、長男の隣の席の女の子がAくんたちに「いい加減にしなよ。長男くんは嫌だって言ってるじゃんか」と注意してくれていたのです。隣の席の女の子は、クラスのリーダー格の女の子。予想外の展開でしたが、長男には良い友達がいると分かり、筆者は安心と感謝の気持ちでいっぱいになりました。

子ども同士のトラブルの解決方法は、お子さんの性格や、どんなことが起きているかによって変わってくるもの。どの方法が良い悪いなどとは言い切れないと筆者は思いました。対応の仕方は、まずはお子さんの話をじっくりと聞くことで見えてくるのかもしれませんね。
投稿者さんは、お子さんには「嫌だと思っていること、怒っていることを相手の子に伝える」ように話し、担任の先生にも「我が子から状況を聞いているか」を確認して相談することにしたそうです。投稿者さんもお子さんもスッキリと納得できる方法で、解決できるといいですね。

文・間宮陽子 編集・井伊テレ子

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参考トピ (by ママスタコミュニティ
やられたらやり返す?