憧れのブランドものを身につけているママ友。気になる経済格差、嫉妬、ライバル心……。この感情どうすればいい?
自分が憧れているブランドものを、同年代の友達が身につけていたとしたら……。羨ましいという気持ちが、場合によっては嫉妬に変わってしまうこともあるかもしれません。さらには、ブランド品を身につけている友達に対しても、勝手にモヤモヤした感情をもってしまったり。そんなお悩みの投稿が、ママスタコミュニティに寄せられました。
『最近、近所に越してきた同年代の女性と仲良くなりました。子ども同士も同年代。その人をなぜかライバル視してしまいます。ご主人は普通のサラリーマンだと言っていたのに、我が家よりもランク上の生活をしているように感じて気になってしまいます。友人に嫉妬したり、経済格差が気になったり、ライバル視してしまうことはありますか?』
この投稿には、他のママからさまざまな意見が寄せられています。さっそく見ていきましょう。
気になるなら離れてみては?
『精神衛生上、離れたほうがいいかも……。辛いでしょ?』
『自分のメンタルが不安定になるなら関わらないのが吉』
『惨めな気持ちになるなら無理に付き合わなくてもいいのに。軽く受け流すようにしないと本当に病んでしまう。距離をおいたら?』
投稿したママは、このまま友達のことが気になって嫉妬し続けると、精神面で不安定になったり、心が押しつぶされてしまうかもしれません。それを防ぐためにも、友達と距離をおくことをママたちは提案してくれています。一方で、嫉妬して惨めな気持ちになっている時間がもったいないという意見も。
『他人と自分を比べても仕方ないし、そんなに他人が気になるタイプでもないからな。比べて惨めな気持ちになるなんて、時間の無駄じゃない?』
また、投稿したママのような友達がいる方からのコメントもありました。ライバル心を行動に出しすぎると相手にも嫌な思いをさせてしまうかもしれませんね。
『投稿したママのような友達がいるよ。服や持ち物をチラチラ見てる。貯金いくら貯めてる? とかお金のことを聞いてくる。金持ちな旦那を見つけていいなと、金目当てで結婚したみたいな言い方をしてきたり。やりすぎると相手も嫌な思いをするからそんなに意識するなら会わないほうがいいんじゃない?』
サラリーマンといっても年収は人それぞれ
一方、サラリーマンの年収事情についても、ママたちが投稿してくれています。
『サラリーマンは皆同じくらいの年収だと思っているの?』
『ママ友さんの家は何千万単位の年収のエリートサラリーマンだろうね。上見ても下見てもキリないよ』
サラリーマンとひとくくりにいっても、年収は人それぞれ。業種や職種によっても違うということが理解できれば、気持ちの整理ができて嫉妬心も消えるかもしれません。
その行動、ちょっと危険かも
以下のコメントからもわかるように、投稿してくれたママは友達のことが気になりすぎて、持ち物をチェックしてしまうそうです。
『私が憧れていたもの、欲しいけど我慢しているものを彼女は身につけていたりして、会うたびに持ち物をチェックしてしまいます』
こういったママの行動に対して、他のママから鋭い指摘がありました。
『住む世界が違うし非常識な要注意人物だと思われているよ』
『少なくとも向こうは知り合いのうちの1人としか思ってないと思う。探りを入れたり舐め回すように全身見てるのバレてるからね』
いろいろな詮索をされたり、頻繁に持ち物をチェックされたりすると、相手もママの行動が気になっているかもしれませんね。場合によっては、要注意人物だと思われてしまう可能性も。良好な関係性を保ちたいのであれば、思い切って本人に「羨ましい」と打ち明けるのも手かもしれません。そうすれば、自分のストレスもなくなるのでは? というコメントも。
『正直に羨ましいって本人に言ってしまえば、ストレスにもならない気がする』
今の自分が恵まれていることを認めて!
『あなたはあなたで幸せなんだから、欲張らないことだよ』
『上を見たらきりがないんだよ。今自分が健康で不自由のない生活ができることが幸せなんだなと思えるようにしないとね』
『自己肯定感の低さが一因。相手と比べずに、自分が恵まれていることに目を向ければいいのよ』
投稿したママの自己肯定感の低さを指摘するコメントもありました。自分は幸せだと認めることが、嫉妬やライバル心を消すために必要なことかもしれませんね。自己肯定感については、投稿したママ自身も以下のコメントで認めています。
『自己肯定感が低いという言葉を見て、ドキリとしました。たしかにそうかもしれません。だから安心材料を探して生活しているように思います』
また、ライバル視をしている友達を「学びの対象」と見ては? と視点を変えた意見も。
『ライバルとかではなく、むしろ身近な憧れの存在として敬って、彼女のいいところをいろいろ学ばせてもらって、自分もそうなれるように頑張ろう!というプラスの向上心に変えてはいかがでしょうか。嫉妬心ではなく「自分を高める原動力」にすればあなたにとってプラスになると思います。私ならそうします』
コメントにあるように、ライバルではなくて憧れとして見ることで、友達からいろいろなことを学べるかもしれません。その学びが自分を高める原動力になるともありますが、投稿したママ自身が嫉妬やライバル心だけで終わらせるのではなく「じゃあ自分は、どのようにすれば今の生活をよりよくできるか」とプラスに考えることも大切かもしれません。
投稿してくれたママは友達との経済格差を感じてしまい、嫉妬やライバル心も抱えていました。でも、人にはその人にしかないものがあるというコメントも寄せられています。
『私は人の生活とかまったく興味ないわ。すごいなと思うことはあってもその人の人生と変われるわけではないし自分にしかないものもあるはずだしね』
投稿したママにも、たとえば性格であったり、特技であったり、自分にしかないよさがあるでしょう。自分のよさというものは、当たり前にしていることも多いので、自分では案外気づきにくいもの。ふだん周りからほめられたり、喜ばれたりしたことを振り返り、自分のよさを見つけていくことで自己肯定感が高められ、結果的に友達との比較や、嫉妬心、ライバル心もなくなっていくのではないでしょうか。
文・こもも 編集・岩崎幸恵
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