あなたはどのパターン?ママたちの「夫婦ゲンカの終わらせ方」4パターン
一筋縄ではいかぬ夫婦関係。程度の差こそあれ「夫婦ゲンカ」は、きっと多くの夫婦にとって頭の痛い問題でしょう。ママスタコミュニティではケンカの原因や内容自体のほか、以下のようなことに悩むママから相談が寄せられました。
『うちは夫婦ゲンカをすると、旦那はずっと私を無視して、話し合いもできません。私はお互い納得するまで意見を言い、自分が謝るべき場合はさっさと謝って終わらせたいのですが、旦那の無視が続き、ストレスも大きいです。正直、ケンカの終わらせ方が分からない状態です。みなさんはどうしていますか?』
夫婦間の主張や価値観が大きくズレることで生まれる、互いが互いを許しがたい気持ちは、大勢のママが経験済かもしれませんね。「夫婦関係は本当にムズカシイ……」と痛感してしまいますが、ママたちは夫婦ゲンカに、どのように終止符を打っているのでしょうか? さまざまな夫婦の姿が見えてくる、ママスタコミュニティのママたちの「夫婦ゲンカの終わらせ方」4パターンをご紹介していきます。
パターン1「夫婦どちらかが歩み寄る」
「謝る」・「歩み寄る」ことで苛立つ相手の気持ちを鎮めることができ、仲直りにグッと近づきますね。夫婦ゲンカにおいてどちらが歩み寄るか、たいてい決まっているお家もあり……その夫婦の力関係も垣間見えてくるようです。
とにかく妻側が謝る
『とりあえず謝っておく』
『自分が悪くないのに謝るのは屈辱だけど、私が謝る。うちの旦那は面倒くさい人だし、子どものためもあるかな。心の中では、思い切り旦那を見損なってるんだけどね!』
夫側が譲歩する
『わが家は私がガーッと怒って、少したつと旦那が普通に接してきて、元に戻る感じ。私からは謝らない……』
『私はケンカで黙りこむタイプ。本当は投稿者さんのように、意見を言い合いたいのですが、思いがあふれて泣いてしまいます。悪いのが旦那でも私でも、旦那が話しかけてきて終わります』
また、旦那さんに「歩み寄らせる」ためにママが強硬策に出て、成功をおさめた例もありましたよ。
『私の旦那も怒るとダメで、大ゲンカを子どもに見せたこともあった(汗)。私が悪くないなら謝らない――わが家はこれで旦那が冷静になり、謝るようになったよ。旦那が休みで家にいても、気晴らしに子どもと出かけると良いかも。家にひとり残されると、旦那も冷静になるのでは?』
『うちは話し合いに応じるまで、旦那のご飯を用意しなかった。約1週間後に、旦那が音を上げて「飯作れや!」とか「ご飯、作ってください」と言ってきて、そこから話し合った。「話し合いに応じなかったら飯ナシ」を定着させたら、話し合って解決できるようになったよ』
パターン2 「時の流れにお任せ」
夫への怒りも憎しみも、時が洗い流してくれる?? お互いとくに謝ることも、譲歩することもなく、まるで何事もなかったかのように振る舞う夫婦もいるようです。
『うちは時間が何とかしてくれて、関係がもどる感じ』
『ケンカの後に、コーヒーを飲むとかして少し時間をおいたら終わり。不満があってもなかったことにして、普通に過ごしてる』
こう見ると、時の流れは夫婦に優しいものなのかもしれません。
パターン3「夫婦ゲンカを”愛情表現”でチャラに!」
続いてのご紹介は、ちょっと珍しいパターン。あなたは、このように熱く夫婦ゲンカを終わらせたことはありますか?
『これ本当なんだけど……キスする』
『ケンカの仕上げはセックス!』
『いきなりのスキンシップだからこそ素敵なのかも(笑)。笑って仲直りできるかもよ!』
パターン4「”ルール”を取り決めている」
お次は、夫婦の愛を感じ、賢さも光る仲直りの方法です。筆者ふくめ、相手への怒りを引きずるタイプは、「これができたら苦労はしない」と羨ましく感じてしまうかもしれませんね(汗)。
『どんなにケンカしても次の日に持ちこまない約束にしてる』
『私が投稿者さんのご主人のタイプだった。だから、どんなときでも「いってらっしゃい」のキスはする、というルールを決めたよ。何かルールを決めるのはどうだろう?』
『お互い「ゴメンなさい」する』
深い意見も登場。「”話し合い”は万能なのか?」
そして、筆者としては新鮮に感じた、こんな考えも寄せられました。
『うちの夫は口下手で、私の口にかなわないから黙る。でも、言い分があって悶々とする。その場合、口の立つ方が「話し合いをしないのはおかしい!」と怒ることは、相手の意見を尊重するつもりになっているだけで、自分のためだけだと、正直私は思う。話し合いは、お互いがその気になったときに成立するものだと思う。
ケンカの仕方も仲直りの仕方も、人それぞれじゃん。穏やかにいこうよ~』
「ケンカの仕方も仲直りの仕方も、人それぞれ」――夫婦ゲンカの真っただ中は、微塵も覚えちゃいませんが、その通りなのでしょうね。夫婦双方が、相手のやり方に自分のやり方をすり合わせ、どこで”落としどころ”をつけるべきか? これが肝要なのでしょうね……(汗)。
『みなさんの意見を聞いて、解決を急いで話し合いにこだわり過ぎていたな、子どもたちへの配慮も足りなかったな、と気づかされました』
このように残した投稿者さん宅の夫婦ゲンカが、穏便に終わりを迎えていると良いなと思います。
文・福本 福子 編集・山内ウェンディ
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