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節約のモチベーションが続かない……。節約疲れに効く3つのコツとは

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毎日お菓子も買わず、飲み物は常に水筒を持参。外食もしないように自炊しながら日々節約に励んでいると、中には「節約に疲れた……」と思う方もいるかもしれません。そんな節約疲れのママはどのようにモチベーションを上げ続ければいいのでしょうか。これまで20年間節約していても「疲れたと思ったことはない」という生活コスト削減コンサルタントの生方正さんにお話を伺いました。
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「お金を使ってはいけない」と考えるとストレスがたまる

節約すると言うと、「ほしいものをガマンする」というイメージがあるかもしれません。節約すること自体が目的になっていて、いつも「節約しなきゃ」と思っているとストレスがたまります。なんとなくお金を貯めなければいけないと思って節約に励んでいると疲れてしまうのです。私からすると節約とは、無駄なところにお金を使わず、必要なところにお金を投資すること。何のために節約したいのか、いつまでにいくら貯めたいのか、目標を立てることから始めましょう。

家計簿はつけなくてもいい

家計簿をつけないといけないと考える方もいるかもしれませんが、必ずしも節約のために家計簿は必要ではありません。家計簿をつけようとすると、「家計簿をつけないといけない」とやるべきことが増えることになります。またつけることが目的になって、肝心の家計の見直しができないのでは意味がありません。大切なのは、最初に「外食代を○○円以内に抑える」などの計画を立てること。計画的に実施できなかった場合は、定期的に見直しをすることです。

私の場合は毎日使った金額を手帳に記録し続けています。自分が何に使ったのか、無駄な買い物はなかったか後から確認できるので、意識しなくても自然と無駄な買い物をしなくなります。家計簿アプリも便利ですが、クレジット決済やスマホ決済支払いだと自動的に取引が記録されるせいで、自分がいくら使ったか自覚がわかないこともあります。紙でもアプリでもどちらでもいいのですが、必ず自分で使った額を確認する。レコーディングダイエットと一緒で、それだけで確実にお金のムダ遣いは減ります。

たまには自分の好きなことにお金を使ってストレスをなくす

節約のためにお菓子なども買わない方がいいと考えがちですが、すべて我慢しているとストレスがたまります。私は収入の1割くらいまでなら、友達とのランチやおやつ代に使うのもありだと思います。普段ガマンしているスイーツを買う、気分の上がる雑貨や化粧品を買うなど、限られた金額の中なら自由に使っても構いません。その際に、いつも助けてもらっている人にお菓子を差し上げるなど、コミュニケーションが円滑に回るようなお金の使い方をするとその後の人間関係も円滑に回るでしょう。
節約する際には、なるべくストレスを減らしながら、今手元にあるお金をどのように使うことが一番いいか考えると、無駄な出費も抑えられるかもしれません。

取材、文・山内ウェンディ 編集・しのむ

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