休み明け「学校に行きたくない」と言い出す子ども。何て言って送り出すのが効果的?
楽しい休日が終わり、現実に引き戻される瞬間は大人でも腰が重たくなってしまうものです。まだ小学校低学年の子どもならなおさらではないでしょうか。
『休み明けけっこうな確率で行きたくないと泣きます。ママと離れたくないとか、休みの日一緒に遊んで楽しかったから寂しいとかの理由です。こういう場合どうしたらいいんでしょうか? ケツを叩いて行かせる? よしよしなだめて行かせる?』
ママスタコミュニティ投稿してくれたママのお子さんは、休み明けに限って「学校に行きたくない」と言うのだそう。とくに学校でなにかあったという訳ではなく、休日を満喫したからこそ休み明けの登校がグズグズに……。このときの送り出し方に悩む投稿者のママ。お尻を叩いてでも送り出すべきなの? それともまだ小学1年生だというお子さんに優しく寄り添いながら行かせる方が良いの? このお悩みに先輩ママたちからのアドバイスが集まりました。
小学1年生なんてそんなもの。あまり深刻にならずに……
『うちは毎朝です。大変ですよね』
『うちも1年生。休み明けの朝は帽子が被りにくいだの靴が履きにくいだのグズグズしながら行くよー』
『うちの学校の1年生もそんな感じ。お母さんが毎日門まで送ってる人いるよ』
『友達の子どもは半年くらいずっとそんな感じだったよ。すごくおとなしい子』
『うちの子、2年生までそんな感じだった。月曜日は朝礼あるし、校長先生の話が長くて、何を言ってるか分からないから嫌だったと数年後に教えてくれたよ』
とくに低学年のうちは「休日」と「平日」の気持ちの切り替えが難しいのかもしれません。休日が楽しければ楽しいほど、月曜日からはじまる日常を想像しては気持ちが重たくなってしまうのですね。学年が上がるにつれて、そういった切り替えも上手になってきます。あまり深刻に考え過ぎずに、ママ自身が「こんなものかな」くらいに思っている方が、子どもとの間に流れる空気も軽くなりそうです。
励ましながら送り出してみて!
『うちの子もそうだけど、さっぱりした感じで送り出すよ。よしよししてると、キリがない。「早く行って早く帰っておいでー! いってらっしゃーい!」って』
『うちは「おやつ用意して待ってるから行っておいで」って送り出す。どうしてもダメな時は学校まで話をしながら一緒に歩く』
『うちもそうだったよ。懐かしい! 頑張って来られたら「お迎え行ってあげる」とか「朝一緒に行ってあげる!」とかで乗り切ったよ』
『うちの末っ子みたいだわ。理由はやっぱりお母さんと一緒に居たいとかそういう感じ。夏休み明けなんて大変でした。今小2だけど、やっと最近週明けでも嫌がらずに行くようになったよ。うちの場合は、週明けひたすら送って行っていたよ』
行きたくないとごねるようであれば、学校まで送って行ってあげるというママたち。
『学校行くまでがいやなんだよ』
学校に行って友達に会ってしまえば、すんなりと学校生活に馴染んでいくことでしょう。子どもからすれば学校に「行くまで」が大変なんですよね。他にも「おやつを用意して待っているね」など、帰ってきてからの楽しみを作ってあげることによって、「おやつ」を心の糧にして今日一日を頑張ろうという意欲が芽生えてくるのかもしれません。
大切なのは「大人も子どもも同じ」ということ
『しんどいのは みんな同じだよ、って言い聞かせて学校に行くように促していた』
『大人だって月曜日だるいしね。「頑張れ~!」って送り出してあげて』
『私も月曜日の仕事始めは行きたく無いし、嫌なので「はぁ~月曜日ってイヤだけど、お互い頑張ろう! 帰ってきたら美味しいオヤツ食べようね」って2人でエイエイオー! で行きます(笑)。それからは、泣かなくなりました』
大人も子どもも「休み明け」はしんどいものです。ママたちによると”行きたくない”感情は「特別」なものではなく、「当たり前」であることを伝えてあげ、乗り越え方をサポートしてあげるのが一番大切なのだそう。
また帰宅してからも「今日は大丈夫だった……?」などと蒸し返すのではなく
『触れなくていいんじゃない? 「おかえりー! おやつ食べて宿題やっちゃいなー」って感じ』
と、あまり事態を深刻化せずにサラッと休み明けの風物詩だな……くらいの気持ちで受け止めるのが良いのかもしれませんね。
文・渡辺多絵 編集・しのむ
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