子どもがお風呂で大ケガ!病院で一生懸命に耐える姿に母は深く反省……
私にとって、年子の幼い兄弟と一緒に入るお風呂は、ちょっぴり慌ただしくも楽しい時間です。いつも「滑るから気をつけようね」と声をかけたりしていたものの、思わぬキッカケで大ケガになってしまったことがありました……。
とある休日の夜、19時頃に私と太郎(4歳)、次郎(3歳)の3人でお風呂に入っている時のこと。当時の私は、手首が腱鞘炎になってしまい、サポーターをして生活していました。
サポーターをつけたまま水仕事ができるようにとシリコン製のサポーターを購入したのですが、何度か使ってホコリやゴミが付着し汚れていました。「ちょうどいいや! お風呂で洗い流そう!」とその日初めてサポーターをお風呂場に持ち込んだのです。
私がシャンプー中、太郎と次郎には浴槽にいてもらうのですが……。
ゴンッ!!! というものすごい衝撃音の後、太郎の泣き叫ぶ声を聞いて、太郎に目をやり、血だらけの太郎の顎を見て瞬時に「あ、これは縫わないといけないレベルの怪我だ!」と思うほど傷も深かったです。なんせ肉が出ちゃってるし……!
後から太郎に聞いたところ、サポーターを持ったまま浴槽のフチに手を置いたら、サポーターが滑ってバランスを崩し、浴槽のフチに顎を思いきりぶつけたのだそうです。痛い……想像しただけで痛すぎる……。
私はシャンプーまみれだし、次郎(3歳)も浴槽に入っていて「お兄ちゃんかわいそうね……」とオロオロしているし。とりあえず太郎を風呂場から出さないと! と思い、同居している母を呼びました。
急いでシャンプーを洗い流してお風呂から出て、夜間救急に電話。形成外科の先生がいる大きな病院に事情を説明すると、「すぐに来てください」と言われ、おじいちゃんの運転で病院に連れて行ってもらいました。
車中で太郎が「死んじゃうの?」と不安そうに聞くので、「大丈夫! 死んだりしない! 先生によく診てもらおうね!」と励ましました。
太郎は初めての大ケガでとても不安だったろうと思います……。
帰りの車中、太郎が処置中の話をしてくれました。「先生が『何が好き?』とか『じっとしてて偉いね』って言ってくれたよ!」と誇らしげに話してくれたのです。
結局、縫ったのは6針……。
もうお風呂には滑りやすいアイテムは二度と持ち込まないと反省しました。そして太郎の病院での一生懸命な姿に申し訳なさを感じたと同時に、子どもの成長を垣間見られて感心もしました。
これからお風呂などでの怪我をしないよう、気をつけたいなと思う出来事でした。