中2の娘が朝ごはんを自分で用意する。アリ?ナシ?
成長とともに、どんどん自我が育っていくわが子。中学生にもなると、ハッキリと自己主張したり、自立心が芽生えたりすることでしょう。しかし、ママスタコミュニティでは、ママ友の発言に悩むママから、こんな相談が持ちかけられました。
『中学2年生の娘が「朝ごはんは好きなものを食べたいから、自分で用意したい」と言い出し、毎朝そのようにしています。わが家では冷蔵庫に、野菜やおかずの常備菜をいつも入れており(常備菜は私が作ったものです。)、娘はそれらをお皿に盛り、パンと一緒に食べています。栄養バランスも考えているようなので、やらせていたのですが、それをママ友に話したら引き気味で「え~、偉いね……。私は用意してあげちゃうな、可哀想じゃない?」と言われました。「可哀想」なのでしょうか? みなさんはどう思いますか?』
さっそくママたちの意見をチェックしていきます。
「可哀想」どころではなく、素晴らしい!?
ママ友の「可哀想」発言に、わが家流の朝食スタイルに自信をなくした様子の投稿者ママでしたが……
『本人の希望だし、常備菜があるのだから、アリ!』
『素晴らしい! 子どもの自主性を尊重しているし、何でも親がやらなきゃいけない、ということはないと思う』
『好きなものを選んで食べられるだけの常備菜を置いているなんて、投稿者さんを尊敬。可哀想なんかじゃない。テキトーな朝食を出している私に比べたら(汗)、愛情あふれていると思う』
『可哀想なんかじゃありません! そのうちに料理も自主的にするようになるのでは? 良い育て方をしたのだと思います』
……というわけで、投稿者さん宅のやり方を「アリ」だとするママが続出し、賛成派で満場一致状態になりました。ママ手作りの常備菜に、娘さんは愛情を感じるでしょうし、栄養バランスを考える機会にもなり、娘さんの成長につながりそうですものね!
「可哀想」発言に、物申したいママたち
また、ママ友の「可哀想」という感覚に意見するママもいました。
『何が「可哀想」なのか分からんね。べつに、お金を渡して「買って食べな」と言っているわけじゃなくて、親が作った常備菜を食べるんでしょ? そのママ友、過保護なのかな?』
『過保護な親って、過保護なことを誇りに思っているからな~。「子どもにやらせること=放置」だと感じるのかな?』
『何にでも「カワイソウ、カワイソウ」言う人いるよね。私は「妖怪カワイソウおばさん」だと思ってる(笑)』
『子どもの友達が小学校高学年で、納豆の食べ方を知らなかった。「え? 家ではどうしているの?」と聞いたら、すでに混ぜられた納豆がお皿で出てくるらしくて……。正直それは良くないと思ったよ』
『うちは小学校低学年の頃から、投稿者さんと同じような感じでやっているよ。中学生の上の子は、自分で目玉焼きを作ったりする。子どもの自立のためには、ある程度手を離さないとダメだと思う』
人にわが子が「可哀想」と言われると、母親心としては、投稿者ママのように自分のやり方を疑いたくなるかもしれません。でも、「可哀想」という名目のもと、親が子に手を貸しすぎると、子どもの成長をはばむ「過保護」の事態を招くことを、ママたちは案じます。
子どもの”自立心”について考えるママたち
そして今回、ママたちは投稿者の娘さんの自主性に感心し、わが子の”自立心”について考える機会にもなったようです。
『今の子は家事ができない子が多いと感じるから、いいと思う。先のことを考えれば、色々できた方がいいんだから、むしろやらせるべきだよね!』
『小さな積み重ねが大切だと思う。娘さんのように、自分で考えて動くって大事だよね』
『親からの強制じゃなく、子ども自らの発案でえらいよ。中学生だし、良いと思う。自立につながるよね。うちの中2の息子も「サンドイッチを作りたい」などと挑戦したがるので、ここぞとばかりにやらせているよ』
『えらい! うちなんて今朝、下の子が嘔吐して大変だったのに、中3の娘が当然のように「おにぎり作って」と言ってきたから、ぶちギレてしまった』
『うちの息子3人とも、座っていればご飯が出てくると思ってるわ……』
筆者宅には、小学2年生の男子がいますが、正直に打ち明けて、わが家も”上げ膳据え膳”状態……。今回のトピックの内容に耳が痛い筆者は、今から少しずつ息子の家事スキルを向上せねば! と心を決めました(汗)。ママたち、わが子の自立心アップに向けて、一緒に頑張りましょうね~。
文・福本 福子 編集・山内ウェンディ
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