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母の嫌いな物は子どもも苦手になる?”カワイイ”を避け続けて少し後悔している話

物心がつかない子どもにとって、物の価値は親の評価が全てとなりがち。私も例に漏れず、母が嫌いというものには苦手意識を強く持っていました。

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母は、好き嫌いをハッキリ言う人でした。人の好き嫌いはもちろん、食べ物や趣味。どんなことでも。「〇〇が好き」という言葉よりも、「嫌い」という言葉が出ることが多かったのです。

そんな母の「嫌い」の影響を受け、私が最も苦手となってしまったのは「カワイイもの」でした。

母は、一般的な女性に人気だったキャラクターやフリル。ピンク色などのいわゆる「カワイイ」と呼ばれるものが特に苦手でした。苦手なだけなら、個人の好みなので何も文句はありません。しかし母はその「嫌い」という感覚を、間接的にではありましたが私にぶつけていたのです。

たとえば、TVでカワイイ人気キャラクターが映れば「これ嫌い」と欠かさず言い、お店に行ってピンク色の服などを見ては「なんでピンク色ばっかりなんだろう! 気持ち悪い!」と言う。そして最後には決まって「何でみんな流行やカワイイもので喜ぶんだろ! 変なの!」と加えるのです。

母がそんな調子なので、私は内心「カワイイな」と思っていても、そうは言えなくなりました。いつしか……。

02

友達からは「男の子っぽいよね」と言われて学生時代を過ごしました。

しかし……。

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カワイイものを楽しんでもいい! と気づいてからは、子ども時代に楽しめなかった「カワイイ」を取り戻すように、ピンク色を生活に取り入れてみたり、かわいいスカートを履いたりと楽しめるようになりました。しかし年齢とともにどんどんカワイイものを身に着けるのが難しくなるのを感じ……「もっと若いころから楽しんでおきたかったなぁ」と、後悔するようになりました。私はきっと本来、カワイイものもピンク色も大好きだったんだろうなと思います。

私には今、息子がいます。男の子の「好き」には、時に趣味の合わないものもありますが、それでも私のように、「好き」を失う思いは絶対にしてほしくないと思っています。

文、イラスト・Ponko

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