子どもの体にできる”水いぼ”はどんな見た目?ママたちが経験した治療法は
子どもの体に見慣れないブツブツがあったら心配するママは多いでしょう。ママスタコミュニティには子どもが感染する”水いぼ”についての質問が寄せられていました。
『水いぼって見たら分かりますか? 明らかに、あせもとかとは違いますか?』
水いぼとは、皮膚に伝染性軟属腫ウイルスが感染することで発症するいぼのこと。厚生労働省の資料では「子どものときに多くみられ、園や学校でしばしば流行する感染症」のひとつとして紹介されています。”あせも”と”水いぼ”の違いが分かるかどうか自信がないという投稿者さんに対し、子どもが発症した経験のある先輩ママたちからコメントが届きました。
水いぼはどんな見た目をしている?
水いぼは直径2〜5mm程度の大きさで「半球状に隆起し、光沢を帯び、中心に窪みをもつ」いぼだそう。ママたちの目にはどう映っているのでしょう?
『あせもとは違うよー。やけにぷくっとして違和感ある』
『あせもより大きいし真ん中にプツッと白い穴があるよ』
『はじめの1つ2つはよくわかんなかったけど、広がり始めるとわかるよ』
『あせもとは思わなかったな。白いから』
『あせもより大きさがあるから分かりやすいかも』
水いぼを見慣れているママたちからは、あせもの形状とは明らかに違うという声がありました。「見たらわかりますか?」という質問に、はっきり「わかる」と断言した人もいます。
『わかる。水疱みたいで膨らんでる感じ』
『わかるよ。白くて芯がある』
もしかして水いぼかな?と心配になったら
水いぼが小さくて少ない段階では気づかなかったというママも、数が増えてきたり化膿したりすると心配になるでしょう。見つけたらまずは病院で診てもらうことを勧める声がありました。かかりつけの小児科で相談したほか、皮膚科に連れて行ったというママが多いようです。
『見つけたらさっさと病院へゴー』
『プールが始まる前に皮膚科で取ってあげて。うちの学校では水いぼがある子はプールに入れないよ』
『水いぼができるたびに病院に行ってた。6歳になってまたできてるから、行った方がいいかな』
どんな治療方法があるの?
子どもが”水いぼ”と診断されたらどういった対応があるのでしょう? 病院での治療を体験したママたちからのコメントをご紹介します。
ピンセットで取った
『ウチの子は、広がる前に皮膚科でピンセットでつまんで取ったよ』
『うちも3歳の頃、皮膚科でピンセットで取ってもらった。取るときは痛くないらしいけど、シールを一枚一枚剥がす時にまた血が出てきて、かなり痛いと泣いてた』
『病院の先生がビッ! ってピンセットで一瞬にしてつまんで取っちゃうんだよね。麻酔シールとかも使わない。取るのが凄く痛いみたいで「行かない」って毎回泣かれる』
病院に行ったらピンセットで取ってくれたという声が挙がっていました。なかには痛くて泣いてしまうお子さんもいるのだとか。シール状の麻酔を貼って痛みを和らげてくれる病院もあるそうです。
液体窒素で取った
『取る治療もやったことがあるけど、減るどころか増える一方。病院を変えて液体窒素で治療してる。速効性はないと言われたけど、プールの時期までに治るように、週一で液体窒素の治療に通ってるよ』
液体窒素を使った治療を経験したママもいました。とても低い温度まで冷やして液体化させた窒素を、水いぼに当てて取る方法だそうです。
自然に治るのを待った
『娘が夏の終わりにできて皮膚科に連れて行ったら「取るのはすごく痛いから」って保湿クリームもらっただけだった』
『皮膚科では取ってもらえなかったから、自宅で消毒液を塗ってた』
病院で水いぼと診断されたものの、特に治療はされなかったという声も。厚生労働省の資料にも、水いぼは「自然治癒傾向があり放置してよい」という考え方が記載されています。あまり目立たなければ、積極的に治療するほどではないと判断されるケースもあるようですね。
なお子どもに水いぼがあっても登校や登園を制限されることはないそうです。しかし感染している子どもと接触すると家族や友だちにうつってしまうことがあるため、タオルを共用しないなどの注意が必要になるでしょう。つぶれて浸出液が出てしまった場合は、患部をガーゼで覆うなどの配慮もしたいもの。子どもにできたブツブツがもしかしたらみずいぼなのでは……と心配しているママは、ぜひお医者さんの判断をあおいで適切な対処をしてくださいね。
文・井伊テレ子 編集・山内ウェンディ
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