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「勉強しないと将来困るよ」と言っても通じない。”難しい性格”の子どもが手に負えない

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「何のために仕事や家事をしているんだろう?」「今コレをしなくても実はそんなに困らないんじゃない?」

大人だって先が見えないときには、このような思いが湧くことがありますよね。子どもなら尚更、親から「勉強をしておかないと将来困るよ」などと言われても、「そんなの知らない!」で終わるのではないでしょうか。

”難しい性格”だという小学1年生の女の子を持つママさんからの相談がありました。

『小1の次女が、前にも増して扱いづらくなっていて、どんなふうに接したら言うことを聞いてくれるかわかりません。たとえば
宿題の字が汚いから書き直そう→嫌だ
音読今やろう→後で→じゃあお昼ごはんのあとね→(ご飯のあと)やりたくない
時間割りや次の日の支度などもお母さんが手伝うから一緒にやろうといっても後で、「やりたくない」などと言います。学校が嫌なわけではないと思います。友達もたくさん作って楽しんでいると思います』

特に宿題や翌日の準備ができていないとのことです。「やらないとランドセルや教科書を捨てるよ」と言っても、本当は捨てないことを子どもがわかっているので通用せず、「宿題をやらないとご飯なし」も、かえって勉強へのモチベーションを下げてしまったのだとか。お子さんはぼーっとして過ごすのが苦ではない性格で、ママがいろいろ説得しても「特に困っている様子はない」のだそうです。

このような性格の子どもに、親はどのようにやる気を促していけばいいのでしょうか?

「やらないと困ることになるよ」と言っても、困らない子どもはいる

「やらないと困ることになるよ」と親が伝えても、特に困っていない子どもには響かないようです。同じような経験を持つ先輩ママから、格言にも似た意見が寄せられました。

『こういう子どもは「やらないと困ることになる→だからやらなきゃ」みたいな理論は通用しないんだよね。怒られようが捨てられようが全然平気だったりする。先の見通しがつかないから別に気にならない』

『ランドセルを捨てられても宿題をやらなくても本人は困っていない。菓子パンが常に用意されてる家なら「宿題やらないとご飯なし」は別に困らないかもね』

『それだけダラダラで学校の勉強はわかっているの? わかっているのにやらないのか、やれないから嫌になってるのかにもよるんじゃないかと』

『こういう子は怒っても意味ないどころか、悪化する。怒りたい気持ちは本当にわかるけど』

「やらないと困る」よりも「やりたい」を引き出すための方法は?

「やらないと困る」が通用しない子どもには、子どもに「やりたい」「やろう」と思わせる方向でアプローチを考えるのがよいようです。具体的な方法を、ママたちが教えてくれました。

小さな成功体験を重ねる

子どものできていない部分には親は目をつぶって、子どもに小さな成功体験を重ねさせる作戦。親子ともにポジティブになれそうです。

『とりあえず今スモールステップで字が汚くてもやってあればOKにしたら? 音読は「ママがやるねー」って面白おかしく読んだりわざと間違えたりして興味を持たせる。支度の時間になったら好きな音楽や運動会のリレーとかで流れる曲をかけて、一気にやってしまう。「やらないとダメ」より「やりたいな」って思うようにしたらどうしたらいいか、いろいろ試すしかないのかな』

『マグネットにやることの絵を描いて貼る、1日のやることリストのボードを作る。できたらマグネットを「できた」のところへ移動させる』

『音読や次の日の準備に関しては、どのタイミングでやるのかをあらかじめ決める。カレンダーを用意して、約束どおりにできた日は花丸でもシールでも、印をつける。できなければ、何もせず。できた日は、「今日はできたねー!頑張ったねー!」と声かけ。できなかった日は、敢えて何も言わない。怒ってもダメ。これを3週間続けてみて。できなかった日のことは頑張ってスルーして! これをする目的は「できたことで褒められる経験を積んで達成感を味わう」ことだから』

『うちは、ストップウォッチだよ! 30分で、漢字プリント、20分で、算数プリント、よーいどん! ってやる。それでもしわからなければ、一旦ストップできるルールにしてる』

親子で一緒にやる

一緒にやったりたくさん褒めて、親子でポジティブな方向でコミュニケーションをとる手も。興味を持たせたり喜びを感じさせたりすると、やりたくなってくるものなのかもしれません。

『宿題は一緒にやる。ほとんどやってしまってもいい。褒める。そしてごはんを一緒に食べる』

『褒めるところを探して褒める』

自分で決めさせる

子ども自身で責任を持ち、結果を受け止めさせるため、自分で物事を決めさせる方法です。ただし学校関係に限っては、「宿題をやらない」と言ったところで先生に意図が伝わっていないと「ただ忘れただけ」と思われる可能性があるので、親と先生との密な連携が必要そうです。

『やる時間を自分で決めさせては? 音読やろう→後で→じゃあ何時にやるか決めて? って』

『「じゃあやらなくて良いよ。先生にやりたくないからやらなかったって言っておいで!」と言う』

子どもに寄り添う人、バトンタッチ

ママだけでなく、パパや先生など複数の方向からのアプローチ。スクールカウンセラーに相談する手もあるのですね。

『父親は何も言わないの? 叱る人を変えてみたら?』

『先生には事情を話した方が良いよ』

『うちの学校のカウンセラーは「学校や家庭内で困っていることがあればご相談ください」って手紙を配布するよ。学校生活に悩みがないなら家庭での過ごし方について相談したらいいんじゃない?』

「あなたの将来」を具体的に見せる

最後は、投稿者さんと同じ悩みが現在進行中のママからの、劇的な一言です。

『うちの小2の長女にも手こずっていて、とっても共感します。
宿題について、1年の時にも今の担任にも状況を説明して相談しました。「終わらなかった部分は学校でやらせるので、お母さんの負担にならない程度にご協力お願いします」という回答でした。娘は「やらされること」に不満があり、やる気はますます削がれた様子だったのですが、私が何の気なしに言った「今あなたが覚えようとしている漢字は、将来大人になったあなたが仕事で使う漢字だよ」という言葉が響いたようで、文句は言わなくなりました』

親目線から「将来困るから」ではなく、子どもが自分で「将来自分のために使うものだから」と自覚すると、子どもの考えも変わってくるのですね。

”難しい性格の子ども”と投稿者さんは仰っていましたが、もしかするともう小手先の技が通用しないくらい、考えがしっかりしているのかもしれませんね。時に頑固な子どもに将来への見通しを立てさせるのは時間がかかることかもしれませんが、子どもの性格に合ったきっかけ作りができるといいですね。

文・しらたまよ 編集・しのむ

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参考トピ (by ママスタジアム
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