日傘は夏の必須アイテム。日傘の効果を知っていますか?
夏の暑さや日焼け対策には、どんなものを活用していますか?
ママスタコミュニティに「日傘をさしている人が増えましたね」と投稿があり、日傘をお薦めするコメントが次々と寄せられました。
今年、日傘デビューしちゃいました!
ひと昔前なら日傘といえば“レースやフリルが付いていて上品なご婦人が使う”イメージが強かったのでは……? しかし最近の日傘売り場には、シンプルなものやスポーツタイプのもの、そして男性用まで多種多様な日傘が並んでいます。
『今年初めて日傘を買ったよ! 今まで面倒くさいと思っていたけど、暑さと日焼け対策に』
『暑さが全然違うね〜。使い始めたらもう手放せない。レジャーや公園とかでよく使う。疲れ方が全然違う』
『日傘なんてお上品な女性が使うもんだと思っていたけど、ついに購入。ヒラヒラ系や可愛いものは似合わないので、シンプルなものを選んだ』
日傘男子の目撃情報も
女性に限らず、さまざまな人が使うようになった日傘。「こんな人も使っていた!」と驚きのコメントも寄せられました。
『今日、日傘男子、見かけました』
『おじさんで差している人もいたよ。雨傘みたいだったけど』
『小学生まで差していた。ビックリしました』
暑さをしのぎたいたいと思うのは老若男女を問わず。日傘を使いはじめると手放せないと感じる人は、これからますます増えていきそうですね。
じつは筆者も昨年、ママ友に薦められ日傘デビューしました。
日傘は夏の必須アイテム
筆者は息子がサッカーをしているため、観戦用にスポーツタイプの大きな日傘を購入しました。2年前まで筆者は、夏になると遮光のカーディガンをはおり、帽子をかぶって応援に行っていました。その頃は同じようなスタイルのママが多かったように感じていましたが、昨年は「日傘を差して応援する人が増えたなぁ」と思うようになりました。
同じチームの日傘を差しているママ友に「日傘って良い?」と尋ねると、彼女は「有ると無いのでは全然違う」と即答で薦めてくれました。
早速、ママ友お薦めのスポーツタイプの日傘を購入。使いはじめてすぐに感じたのは、予想以上に涼しくなり疲れにくくなったことでした。また、汗でベタベタした不快感が減ったり、手を洗うたびに指先の日焼け止めを塗り直す必要もないので、屋外で過ごす時間が長い日などは、ずいぶん快適になりました。そして観戦用のつもりだった日傘を、今では買い物や公園でも差すようになり、夏の必須アイテムになりました。
日傘効果のデータ
日傘の効果は、実際にどのくらいあるのでしょうか。
2019年5月に環境省から発表された「日傘の活用推進について〜夏の熱ストレスに気をつけて!〜」には、日傘の効果を実験したデータが公開されています。環境省の行った実験は、大きく分けて2つ。暑さ指数と汗の量を日傘の有無で測っています。
『<暑さ指数について>
ひなたで日傘を差した場合と差していない場合では、1〜3℃程度の暑さ指数(WBGT)低減効果がある』
<汗の量について>
帽子のみと日傘を差した場合では15分間の歩行で、日射を99%以上カットする日傘のほうが汗の量が約17%減る』
筆者が「涼しさ」とか「汗のベタベタが減った」と感じた日傘効果は、はっきりとデータでも示されていました。
環境省では「一人ひとりの工夫で低減できる暑さ対策」として、日傘の使用を薦めています。
日傘を差すときに気をつけたいマナー
筆者のように日傘デビューしたての人は、いつでもどこでも日傘を差してしまいそうですが、先ほどの投稿には、日傘のマナーについて考えたいと思うコメントも寄せられました。
『人通りの多いところで日傘を差していたら、舌打ちされた。場所にもよるね』
『子どもの体育祭で、観覧席の一番前を陣取って差しているママがいた。はっきり言って邪魔』
『近所で出店とかが出るイベントがあって、歩いて行った。人混みの中は畳んで、行き帰りに差した。差すとやっぱり涼しい』
どんなに快適でも、マナー違反は避けたいですね。マナーに気をつけつつ、日傘で夏を快適に過ごしてみませんか。
文・間宮陽子 編集・横内みか
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