ふたり以上のお子さんを持つママたちの子ども服事情。おさがりを着せない理由とは?
お子さんがふたり以上いるご家庭の場合、兄弟・姉妹で洋服をおさがりとして着せることってありますよね。少し前は上の子のおさがりを着るのは一般的だった気がするのですが、今は事情が異なるのでしょうか。
今回ママスタコミュニティに投稿されたのは2歳差の姉妹を持つママから、みんなのおさがり事情について問いかけるものでした。
『上の子の服は下に回すために高くても良い物をあえて買いますか? 汚れるかもしれないしその都度買う?』
子どもの洋服代、油断すると結構な金額になりますよね。無駄なく節約したいと考えると、兄弟・姉妹で同じ服を共有させたいと考える方もいらっしゃるでしょう。そこでちょっと聞いてみたい、ママたちの子ども服おさがり事情に迫ります。
年齢が近い兄弟・姉妹の洋服選びに悩むママ
『1歳の子と2歳の子の姉妹なんだけど、新しく服を買うときは買い方にすごく迷う』
2歳差となると、上のお子さんに買った洋服をおさがりに回すことはできそうですよね。それなら長く着られるようにいいものを購入しようと考えるのにも納得です。しかし、なかなか思うようにいかないのが兄弟・姉妹の洋服おさがり事情のようです。
おさがりにしたかったけどできない事情
子どもの体格や好みが違う
『下の子も同性だったからおさがりできてラッキーと思ってたら、服にこだわりがある子になって、新しく買う羽目に』
『下の子が上の子と同じ時期より体が大きいので買い直した』
『顔のタイプが違うから着せたい服も変わってきて結局どっちも買ってる』
幼くても服の好みがあったり、同じ年齢のときの体格が違うとおさがりの服が着れないことがあるようです。筆者の知人にも男の子の兄弟を持つママ友さんがいるのですが、お兄ちゃんは細身で、弟くんはもっちりタイプ。どうやら雰囲気も違うようなので、洋服のおさがりはできないと話しているのを聞いたことがあります。
性別が違う
『うちは異性の2個差だから、全くおさがりなし』
『男女だからその都度で買ってるよ』
おさがりをしないと答えたママたちの中には、兄弟・姉妹の性別が違うことが理由としてあげられました。
小さい子の洋服は男女どちらでもOKなデザインもありますが、これぞ男の子、女の子という印象の強い洋服もありますよね。そうなると異性の兄弟・姉妹がいても、おさがりをせずその都度購入することになるケースも。
年齢が離れている
『年齢が離れてるから買ってる』
『うちは異性で4歳差だからおさがりはほとんどなし。それぞれ新しいものを買うよ』
兄弟・姉妹の年齢差があることがおさがりをしない理由と話すママたちの声もありました。年齢差があっておさがりをしないのは、時代に沿った服を買うということなのか、長い期間保管しておく手間が大変などが理由となるのでしょうか?
『4歳差の姉妹だけど、園で着るようなものはおさがりよく使ってる』
年齢差があっても、その服を着せるシチュエーションによってはおさがりのほうがいいという声もありました。保管などの手間を考えると買い替えるほうが楽ですが、汚れることが前提にある状況だとおさがりのほうが気楽かもしれませんね。
おそろいコーデにしたいから
『年子の兄弟だけどおそろいや色違いが多いからおさがりはあまりないよ』
『5歳と3歳の2歳差姉妹。休みの日はおそろいしか着せてないから、おさがりはほぼないかなあ』
兄弟・姉妹で同じデザインの洋服を着せたり、同じデザインで色違いの服を着せたりする、いわゆる「双子コーデ」の服を着せるので、おさがりはしないという声もありました。
街中でご家族連れを見ると、兄弟・姉妹でおそろいコーデになっている姿を見かけます。同じデザインだと、チーム感が出ていいですよね。
子ども自身が嫌がる
『「これは〇のやつ!」ってわかるものは上の子も執着あるし下の子もそれはお兄ちゃんのやつだからって拒否られることもある。だから同じものをサイズ違いで買うことが多くなったかな』
子どもにも自我があるため、自分の服と兄弟・姉妹の服とできっちり分けたいと考える子もいるでしょう。兄弟・姉妹でも個性や好みもさまざまです。そうなると子ども自身がおさがりを拒否するなんてことも出てくるようです。
おさがりします!というママたちの声
『年子3人で全員男の子。上も安いのしか買わないから、毛玉取りしておさがりしまくりだよ。色あせとかデロンデロンとかで本当にもうどうしようもないのは捨てるけど』
『状態の良い服は下の子に回すときもある』
『お友だちからのおさがりをたまにもらうと本当にありがたい』
今のご時世、大人服も子ども服も安価で手に入るファストファッションが主流になったおかげで、おさがりをすることがなくなってきたのかと思いきや、おさがりを着せると答える声もありました。
部屋着や寝巻きならおさがりは全然ありという声も。それ以外に着る洋服でも、ママが丁寧に手入れして同じ服を兄弟・姉妹で着るというのは、物を大切にするという意味で子どもへの教育にもつなげられそうです。
おさがりにも新品にもそれぞれの良さがある
今回のママスタコミュニティでは予想外に兄弟・姉妹への洋服のおさがりをしないという声が多く、これが時代の移り変わりなのでしょうか。
ママたちの声の中には、ご自身の子ども時代はおさがりを着せられていたなどの話もありました。その中に憧れていたお姉ちゃんの洋服をもらえてうれしかった……なんていう話もあり、思わずほっこりした気分に。おさがりで歴史を重ねるもよし、購入して新たな風を取り込むもよしといったところでしょうか?
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