いつでも、どこでも、ママに寄り添う情報を

新年度の懇談会。「保護者からの一言」はシンプルでも問題ない?

pixta_44694122_M

子どもが新しい学年に進級すると、新年度最初の参観日などに保護者だけが残って懇談会をする学校も多いことでしょう。そのとき担任の先生から、「自己紹介と何か一言お願いします」と言われたら、みなさんはどのような話をしますか?

『懇談会の親から一言ってさ、クラスの人数30人以上いるのに全員一言しゃべってたらめっちゃ時間かからない? 幼稚園のころは親から一言とかみんなの前で自己紹介とかなかったから良かったけど、小学校だとあるよね?』

すでに小学校・中学校などの保護者懇談会を経験済のママさんにとっては、春の恒例行事のように感じるかもしれません。しかし今回ママスタコミュニティに投稿してくれたのは、小学校にあがったばかりのお子さんを持つママからのものでした。一言話してと言われても、どのような内容でどれぐらいの長さ話せばいいのか、想像できないようです。

未体験ママからの保護者のあいさつと一言への疑問

『4月の1番最初の懇談会はほとんど参加するでしょ? 30人が1人ずつ自己紹介して一言しゃべるの?』

小学校での保護者会が初体験という投稿者さん。小学校入学後最初の参観・懇談ともなれば、参加人数も多そうです。クラスの保護者一人ひとりがあいさつをするとなると、相当な時間がかかるのではと心配になる気持ちもわかります。では、すでに懇談会のあいさつを経験済みのママたちの声に耳を傾けてみましょう。

懇談会の保護者からのあいさつにまつわるエトセトラ

『「〇〇の母です。1年間よろしくお願い致します」程度だよ』

『「〇〇の母です。よろしくお願いします。」だけだった』

「あいさつと一言をお願いします」と言われてしまうと、一体何を話せばいいのか考えてしまう方もいらっしゃるでしょう。しかし経験者のママたちの声を聴くと、あいさつ程度のシンプルさで問題ないといった声が多くあがりました。ただこれも学校や担任の先生によっては異なる場合もあるようです。

状況で変わる保護者の一言

『一言だけならいいけど、先生がお題出してくるときもあって時間かかるし凄くイヤ。お子さんの性格、好きなもの、頑張ってることとか。一番酷かったのは「お母さんの趣味や特技、ハマっているもの」。そんなの誰が興味あるの? と思った。しかもみんなしゃべるの上手で、苦手な私は地獄』

『一言は担任にもよる。3年間のうち自己紹介と言われたのは1年生のときに1回だけだわ』

これは筆者も経験があるのでよく分かります。担任の先生によっては一言何を話してほしいかの指定がある場合があり、自分の順番が回ってくるまでに、必死で話す内容を考えたものです。

『一番初めの人が長く話すとみんな長い。まじでやめてほしい』

『「積極性のあるお友だちと仲良くできればと思っています。よろしくお願いします」だとかで始まると、次の人から、細々と長くなってくるんだよね』

ママによっては積極的に発言する方もいらっしゃいますよね。そのお陰で場の雰囲気が活性化して、同じクラスのお子さんのことや、ママの雰囲気などが分かって良いなと感じることもありますが、人前で話すのことが苦手なママにとっては死活問題になる可能性も出てきそうです。

懇談会、全員参加VS自由参加

『懇談会出てないや。今年も出る気ないよ。授業参観ちょっと見て途中で帰る』

『みんな来ないよ。上の子の教室の方に行くのか、1年生、2年生のときも4人くらいしかいなかった。というか平日でみんな仕事だからっていうのもあるかな』

『うちの子の学校は、参観日は結構いるのに、懇談会になったら半分になったよ』

投稿者さんが想像している保護者懇談会は、児童の保護者全員が参加しているイメージのようです。しかし中学生の子どもを持つ筆者も、これまでクラスの児童全員の保護者が参加しているところに遭遇したことはありませんでした。仕事や家庭の事情で来られないママも珍しくはないのでしょう。ママたちの声にもあるように、兄弟・姉妹などの状況によってはかなり人数が少ないこともあるようです。

『うちは必ず全員参加』

『うちの子の小学校も4月の懇談会で役員決めがあるから、どの学年も4月の懇談会だけほぼ全員が出席しているよ!』

新学年最初ということでPTAの役員決めを行う場合、全員参加が暗黙の了解になっている学校もあるようです。そのような状況におかれている働くママたちは、お休みを取ったり仕事を中抜けしてきたりなどの対策をとっていることでしょう。全員参加かそうでないかは、学校の雰囲気やお住まいのエリアでもかなり違うようですね。

保護者からの一言はシンプルでも問題なさそう

学年最初の参観・懇談会への参加は、全員参加であったり、自由参加であったりとさまざまです。そのような中でも共通していたのは、あいさつも一言もシンプルに「○○の母です、よろしくお願いします」程度で問題ないという声ばかりでした。もちろん、伝えておきたいことがあればそれ以上話しても問題ありません。場の雰囲気と状況で変化するかもしれませんが、あまり難しく考えずシンプルなあいさつだけ考えておけば大丈夫そうですね!

文・櫻宮ヨウ 編集・山内ウェンディ

櫻宮ヨウの記事一覧ページ

関連記事

実は懇談会が苦手!人前でうまく話せないママは多い?
懇談会は先生と生徒の保護者たちが顔を合わせて、意見や要望などを出し合う場。ですが、いざ自分の番がきたときに緊張で頭が真っ白になったり顔が真っ赤になったりして全く上手に話せなかった……なんて経験があ...
園や学校の懇談会が憂鬱すぎる……少しでもラクになるママたちの対応策とは?
子どもが通う園や学校では年に何回か参観や懇談会があることでしょう。先生やほかのママたちと話すことで子どもの様子がよく分かるいい機会です。もちろん行っておいた方がいいとはわかっているけれど……で...
自己紹介は簡潔派or長め派?話が長い人=「ママ友歓迎」かも
子どもの入園入学のときやクラス替えのタイミングなど、ついて回るのが保護者による自己紹介です。そのたび「なんて言おう?」と緊張してしまうママも少なくないのでは? ひと言だけであっさり済ませるママ...
参考トピ (by ママスタコミュニティ
懇談会の親から一言って