自己紹介は簡潔派or長め派?話が長い人=「ママ友歓迎」かも
子どもの入園入学のときやクラス替えのタイミングなど、ついて回るのが保護者による自己紹介です。そのたび「なんて言おう?」と緊張してしまうママも少なくないのでは? ひと言だけであっさり済ませるママがいる一方で、長々話し続ける人もいたりします。
兄弟全員それぞれの性格を説明しはじめ……「この話、終わるの?」
先日行われた幼稚園の懇談会での自己紹介で「うんざりしてしまった」という人からの投稿が、ママスタコミュニティにあがりました。
『子どもの性格とかを長々と話す人がいたんだけど。ふつうに名前と「1年間よろしくお願いします」で、よくない?』
同じように、自己紹介が長いママがいたという人からもコメントが続々と届いています。
『その子の上に3人子どもがいて、それぞれの性格を説明しだしたお母さんがいた。「いつ終わるの?」って思ったけど、最終的には「みんなこの幼稚園に通って、すごく成長しました」って話にたどり着いたよ』
『うちの子はこんなに育てにくいという話、家族で◯◯に行くのが好きですという話、アイドルグループ◯◯のファンですという話……。「役員なのに、妊娠しちゃってすみません」って言ってる人もいたな』
『うちの子はこんな性格で、いつも家では◯◯をしていて……と、長々。ほんとに勘弁してって感じ。「上の子がいます」くらいなら、いいと思うけどね』
『うちは「活発な子なので、お友達を押したり叩いたりしてご迷惑をかけてしまったら、すみません」シリーズが多かったよ』
同年度に何度か懇談会があると、そのママに順番が回ってきただけで「長くなるぞー」と身構えする人も出てきそうですね。
長い話にはじつは情報もたくさん。役立つことも少なくない!
寄せられたママたちの声をみてみると、やはり自己紹介は簡潔に終わらせてほしいと思う人が多いよう。
『長いと時間に収まりきらなくなるから、名前と挨拶ていど。でも、はじめに話す人によるんだよね。トップバッターが長々話し出すと、みんな長々と続く気がする』
『最初の人が長々しゃべったから、次の人からもその長さの流れになり、半分まで来てタイムオーバー。その後は名前と「よろしく」くらいになった(笑)』
とくにほかのママたちと「はじめまして」のときは、できるだけまわりに合わせたい気持ちが働きがちですよね。「前の人が長かったから、自分もがんばらなきゃ」と、つい思ってしまうのかもしれません。とはいえ、実はそうした長い自己紹介を、歓迎するママもるようです。
『うちの園もいろいろ言う人が多いわ。でも上に兄弟がいるとわかると園生活のことをいろいろ教えてもらえるし、下に赤ちゃんがいるなら役員は難しいだろうなってわかるし。別によけいな情報だとは思わないけどな』
『自分は長く話すのが苦手だから、みんながひと言なら流れ的にはうれしいけど。でも聞くだけならたくさんの情報をもらえたほうが、私は聞いていて楽しいかな』
長い話の裏にあるのは「ママ友歓迎!」の思いかも?
中には、長い自己紹介の裏にあるものを、想像する声もありました。
『長々話すのは、ママ友を作るのに必死な人が多い気がする。できるだけ多くの情報を出して、共通点のある友達を見つけようとしているんだと思う』
自己紹介のひと言がきっかけで、「あ、うちも同じ公園に行っている」「うちの子も同じキャラクターが好きだから、仲よくなれそう」と思うこともありますよね。名前と「よろしく」だけでもよいのですが、それだとママ同士おたがいがまったく印象に残らないこともありそうです。名前に加えて「◯◯の近所に住んでいます」「◯◯の遊びが好きなので、ぜひいっしょに遊んでやってください」のようなひと言情報があると、共感を呼んでママ友作りが比較的楽になれるのかもしれませんね。ママたちの自己紹介。ママ友作りを考えている方は「長い、いらない情報だな」と思わず、どんなことを言っているのかと耳を傾けてみてはいかがでしょうか?
文・鈴木麻子 編集・物江窓香
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