子どもに呼ばれれば優しく応えたいのに、何度も呼ばれるとイライラ……。ママたちに寄せられた先輩からのエールとは #産後カルタ
子どもは、生まれたときから身近にいる大人である親を頼りに成長していきますね。これまでできなかったことができるようになった子どもはママやパパに「できたことを知らせたい!」と感じて、何度もママやパパを呼ぶこともあるでしょう。一度褒めてもらえたら「また褒めてもらいたい!」と何度も繰り返しママやパパに声をかけるかもしれませんただ。子どもたちからの「みてみて!」攻撃に時に参ってしまうママもいるようです。
『2歳児 1日何百回ママって呼ぶんだろう。疲れた……』
わかるわかる!子どもからの熱烈ラブコールの嵐に疲れるママたち
『すっごくわかる』
『うちの子どもは3歳になってから更に回数増えたわよ……。「ママ見て! ママ見て! ママ見て!」無限地獄』
『ははは~わかる! うちの娘も、「ねぇ? ママ~!」とか、「ママ~? ママ~?」って1日何回ママ言ってるかわからない(笑)』
子どもたちがママを呼ぶ熱烈なラブコールの嵐にほとほと参っているママたちからコメントが寄せられました。子どもを一人でも育てたことのあるママなら共感できるのではないでしょうか。虫やゴミを見つけた、じゃんけんのチョキができた、バスが通った……など子どもにとって”ママと共有したい出来事”があるたびにママは呼ばれているのでしょう。あるいはただママの注意を引きたいだけかもしれません。どちらにしても子どもたちからのラブコールは「ママとコミュニケーションをとりたい」というひとつのサインなのでしょうね。
返事ができないこともあります!ママたちの”ラブコール対応術”
子どもたちがママとコミュニケーションをとりたいタイミングは1日のあいだに何度もあるようです。やらなければいけないことが山積みのママたちには少し負担に感じることもあるでしょう。ママたちは、こんなシンプルな”ラブコール対応術”を披露してくれました。
子どもの名前を呼ぶ・返事だけ返す
『ママーっと呼ばれたら、〇〇~(子どもの名前)で返している(笑)。お互いケラケラ笑って終わる』
『子どもも大きい声で「かーしゃん!」って呼んだり小さい声で隙間から「かーしゃん」って呼んできていろいろ考えてるみたいだから一応返事はする』
子どもからのラブコールを受けるたびに返事はしている、名前を呼び返している、というママたちがいました。子どもたちによっては、あるいは呼んだタイミングによってはママからの返事だけで満足することもあるかもしれません。そばまで行くことができないときは返事だけでもしてあげるといいのではないでしょうか。
既読スルー
『疲れてきたらスルーしてる(笑)』
時々は子どもから呼ばれても返事すらできないこともありますよね。返事もできなくなってしまったらぜひ家事をひとつさぼったり休んだりしてママの心身を休めてくださいね。
子どもが成長したら”ラブコールの嵐”が「かわいい!」に変わることも
『疲れるね。子どもが大きくなると、よその2歳児の子どもが全力でイヤイヤ言ってるのを見ると可愛いしか思わないよ。お疲れ様』
すでに子どもたちからのラブコールの嵐が過ぎ去ったというママがいました。子どもが成長してラブコールの嵐がやんでしまうと懐かしくなってしまうようです。小さな子どもが手を伸ばしてママを求めている姿は他人が見てもただただかわいいのですね。嵐を浴びている真っ最中のママにとっては笑顔で返事ができないこともあるでしょう。しかし嵐はいつか過ぎ去るもの、懐かしく感じられる瞬間はやってくると思うだけでも、少し肩の荷は下りるのではないでしょうか。
『私も同じこと思ったなぁ。今は中1の息子なんだけど事あるごとに「お母さんお母さん」。うるさいよ。「お父さんじゃダメなの?」って言っても「お母さんが良い」って。でもこんなに呼んでくれるのもそろそろ終わりだろうし、そう思うと可愛いよ』
『可愛いじゃない! 羨ましいよー! もう大きいから用がある時しか呼ばれないわ……(泣)。大変なのはわかるけど、可愛い時でもあるから頑張ってね!』
いつラブコールの嵐が過ぎ去るのかは子どもによるのかもしれません。成長してもまだ呼ばれるというママもいるました。子どもが成長すれば呼ばれる回数は減っていくかもしれませんが、それでも「ママが良い」という子どもも。パパより頼りにされているのだな、と自信を持っていいのではないでしょうか。
ラブコールに返事もできなくなったら休むサイン!返事をしなければと思い詰めないで
とはいえ子どもたちからのラブコールの嵐に返事もできなくなってしまったら、それはママが限界を迎えているサインのひとつと考えていいのではないでしょうか。子どもに一日ケガや病気をさせることなく元気に過ごさせることは、子育てをしたことのない人が考える以上に神経と体力を使うことだからです。お金で賄える家事をひとつサボってみたり、今日やらなくても困らない家事をひとつサボってみたり。晩ごはんは買ってくればいいでしょう。掃除は今日やらなくてもいいでしょう。
子どもたちからのラブコールに「応えなければ」とか「応えられなかった」などと思いつめないようにママにも”お休み”をあげてくださいね。
文・しのむ 編集・しらたまよ イラスト(産後カルタ)・りょうかあちゃん
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