我が子がこの世に誕生した瞬間、命懸けのお産を終えたママたちは分娩台の上で何を思う?
我が子が誕生した瞬間のことを覚えていますか?
筆者は、5歳になる娘を持つ母です。破水から3日目、緊急帝王切開となった筆者は、お腹から出てきた瞬間から大きな声で泣く娘の声を聞いて、「あぁ、私お母さんになったんだ」という気持ちとともに涙がボロボロと出てきた5年前のことを、まるで昨日のことのように思い出します。
約10ヶ月間、お腹の中で大きく育った我が子が、とうとうこの世に誕生した瞬間、ママたちはさまざまな思いを巡らせることでしょう。
そこで今回は、ママスタコミュニティに寄せられていた「子どもを産んだ瞬間に頭に浮かんだこと」というトピから、ママたちが出産後、分娩台の上で思っていたことをまとめてみました。
待ちに待った、赤ちゃんとのご対面
元気に産まれてきてくれるかな……。出産は、妊娠中ずっと不安だった気持ちから解放される瞬間でもありますよね。
『生きろ! 生きろ! 息をしろ! 泣け! 泣けー!』
『五体満足? 手足指全部ある?』
『男の子? 女の子? どっち!?!?!?』
『産まれてくれてありがとう。君に何があっても自分が生きてる限り絶対守っていく』
『赤ちゃんって猿みたいなの想像してたから、「あ。全然猿じゃない。可愛い」
と思った』
『本当にこんなちゃんとした人間がお腹にいた……!』
自分のことを一番褒めたくなった瞬間
大変だった出産をやりきって、自分のことがとても誇らしくなった瞬間。こんなに頑張って、自分のことを心から褒めたくなる瞬間は、なかなかないですよね。
『人生で一番頑張ったな、自分』
『こんな私でもお母さんになれた』
『自分が子ども産むなんてすごいな……と思った』
『おー。出た! 痛かったー! 疲れたー!』
『わたし、がんばったー!!』
出産は本当に命懸け
赤ちゃんの誕生も感動するけれど、痛みからの解放にホッとする瞬間でもあります。
『やっと産まれた~。陣痛3日間。母も子も死ぬかと思って過ごしてたから無事に産声聞いた時は本当に生きてて良かったって思った』
『ふー、終わったぁ。死ぬかとおもった……』
『辛かったー終わった……。今出したのは赤ちゃんだよね??』
母は強し!
中には、痛みをあまり感じなかったという強者ママもいるんです。分娩台の上で、次の出産を望むのは、母の強さですよね。
『思ったより楽! 二人目を早くほしい!』
『い、痛くない』
『また産みたい!』
我が子が産まれてきた瞬間のことは、きっと何年経っても、おばあちゃんになっても鮮明に思い出せるのではないでしょうか。
また、このママたちの投稿に寄せられた、あるママからのメッセージ。
『久しぶりに、子どもが生まれた時のことを思い出しました。今反抗期真っ只中であの時の気持ちをすっかり忘れてました』
成長していく中で、反抗期や思春期で子どもとの向き合い方に悩んだときには、産んだ瞬間の気持ちを思い出すことで、子どもとの向き合い方に余裕がもてるかもしれませんね。
文・鈴木じゅん子 編集・山内ウェンディ イラスト・Ponko
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