怖いのは、同室の人？請求金額？オバケ？入院時の「個室」か「大部屋」アナタはどっち派！？
ママになると、まず出産時の入院は必須。それから、わが子が入院の必要な病気にかかってしまった、などということもあると思います。あなたはそんな入院時、部屋は「個室」を希望しますか？ それとも「大部屋」？
ママスタコミュニティでは、ママたちが無縁ではいられない入院事情について、さかんに意見交換が行われていました。個室か大部屋かの最終的な判断は、病状や個室料金などにより変わってくるとは思いますが……今回はママたちが入院部屋を選ぶポイントや、その本音をのぞいていきたいと思います！
個室派のママたち
やはりと言うべきか、プライバシーを確保できる個室が多数派！ 自分たち親子だけの空間となる個室で、気兼ねない入院生活を望むママはたくさんいるようですね。個室を希望する理由の詳細を、チェックしていきましょう。
「よそ様にメイワクをかけたくないから」
『大部屋は周りに気を遣うから疲れるよ～。赤ちゃんの泣き声とか家族が来たときとか。とくに周囲に気を遣う人には、絶対個室がおすすめ』
『個室料金がかかるけど、やっぱり上の子がお見舞いに来たとき他の人に迷惑かけたくないから』
『私いびきがすごいって家族からクレームくるから、個室一択だな……』
『オナラし放題だし（笑）』
「同室の人に、ストレスを感じるから」
『大部屋だと、どんな人がいるか分からないし、入院のときまでストレスを感じたくない！』
『絶対やだ！！ とくに出産後は神経過敏になってて、授乳が終わってやっと眠れると思ったところに、よその子の泣き声……なんて耐えられない！』
『絶対個室がいい。大部屋に非常識一家がいると、本当に殺意がわくよ』
大部屋あるある！？ママたちに降りかかった「大部屋の悲劇」
個室のメリット、うなずける部分がたくさんあったかと思います。とくに、出産という大仕事を終えた直後は、大部屋ですと、周囲への気遣い・周囲からの刺激は、想像を絶するストレスになるママも多いでしょう。
個室希望のママが案じていた大部屋のデメリットに、現実に遭遇したママたちの経験エピソードも、ママスタコミュニティには投稿されていましたよ。
『隣の子が薬を飲まないみたいで、若いママがイライラしながら「飲まなきゃ治らないよ！」って怒鳴ってたのがつらかったな。お子さんはしんどいのか、夜も眠れないみたいで「みんな、寝てるんだから静かにして！」って怒られてたし……』
『隣がママと赤ちゃんだったんだけど、そのママが赤ん坊に延々と喋りかけるのがウザかった。部屋全体に聞こえる声量で、独り言のようにずーっと喋ってるの』
『夜中、付き添いのお父さんのイビキがすごかった。みんな疲れてるのよね。自分で分からないだけで私もイビキ、かいてたかも（汗）』
『同室の人が、歯を磨き終わった後、必ず歯ブラシを洗面台に「カーン！」って叩いて水を切るのが苦痛だった（笑）』
このような経験、身に覚えのあるママもいらっしゃるかもしれませんね。
大部屋派のママたち
大部屋アンチのママが大勢いましたが、大部屋希望のママもいますよ！ 大部屋派のママたちにも、さまざまな理由がある模様です。チェックしていきましょう。
「節約のために！」
『大部屋でいいよ。お金ないもん』
『大部屋でいいわ。カーテンするでしょうし』
「私、怖がりなんです」
『私はビビりなので大部屋で！』
『個室はオバケが怖いから、大部屋がいいな』
『昔個室で、夜中に誰かが入って来た気配がしたの……。それから私は個室が無理（笑）！』
「寂しくないから」
『ひとり目の出産のとき大部屋だった。個室だったら、不安で耐えられなかったと思う。同室の人と色々な話ができて楽しかった』
『同室の人が経産婦さんで、話を聞いてもらえてすごく良かった』
『大部屋なら孤独感がない』
大部屋を求めるママは、節約に努めたり、一人よりも誰かといる方が心強いと感じたりするようです。
そして最後は、少し珍しい理由ながらも、ママを気の毒に感じて「たしかに！」とうなずけてしまうのが、
『本心は個室希望。でも個室だと、義母がこちらの都合なんてお構いなしに入り浸るから（むしろ自分がいることが、とても役立つと思うタイプ）、大部屋にして少しは遠慮していただきたい……』
義母の”でしゃばり”は、多くの場合お義母さん本人の認識とは裏腹に、ママにとっては有り難くないものかもしれません……。
個室か大部屋か、ママたちの希望はいかがでしたでしょうか？ 筆者は、ママたちの性格や感じ方が見えてきて、面白く読んだ次第です。
あなたは、出産などでどちらの部屋のタイプを希望しましたか？
文・福本 福子
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