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産後のお腹やお尻周りをスッキリ見せたい!着瘦せ効果の高いボトムスはどれ?

雑誌やお店でみると素敵なのに、自分が履いてみると「アレ?」と違和感のあるボトムスってありませんか? 特に産後は肉付きの良くなったお尻周りはなるべくスッキリ見せたいですよね。そんなボトムス選びのお悩みの際にも骨格診断が使えます。一般社団法人骨格診断ファッションアナリスト認定協会代表理事の二神弓子さんに、着痩せ効果の高いボトムス選び、教えていただきました。

二神弓子さん骨格診断

太って見えるのを避ける!骨格診断のタイプ別着痩せアイテム

――雑誌やお店で見かけて一見体型をカバーしてくれそうに見えるのに、試着してみると逆に太く見えるボトムスがあります。どうやって自分の体型にあったボトムスをえらべばいいのでしょうか。
産後は以前にも増して腰やお腹周りが気になる方が多いようですね。ご自身に合うボトムスを選べば、お尻やお腹周りがスッキリと見え、全体的にスッキリとした印象になりますよ。まずはご自分の骨格タイプを把握するためにも、こちらのチャートで骨格タイプを出してみましょう。
骨格診断チャート 二神弓子先生

ストレートタイプは厚手素材のストレートパンツを選ぶとスタイルアップしたシルエットに!

太ももあたりに筋肉がつきやすく、ひざ下は細めの方が多いストレートタイプ。スキニータイプのパンツはお尻周りを目立たせ、足の筋肉を強調します。また、ボリュームのありすぎるシルエットは足が短く見えていまいます。細くすっきりと見せるには、厚手で張りのある素材のストレートパンツがいいでしょう。ピタッとしないシルエットなら、足先に向かって細くなるテーパードパンツもオススメです。どのパンツもきちんと感が出るセンターライン入りだと、足をスラリと細く見せてくれますよ。
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ストレートタイプは高い位置にあるウエストをいかしてボトムスを選ぼう

お尻やお腹周りが気になるときに選びがちなハイウエストのワイドパンツは気になるところを隠してくれそうですが、実はストレートタイプの方が履くと着太りします。ストレートタイプの方は上半身にボリュームがあるため、本来あるウエストの位置より高いところにウエストを持ってくると、ボリュームのある上半身にさらにボリュームが出てしまい、胸が大きい人はより上半身が太って見えます。ウエストの位置は元々高いので、本来のウエストの位置にボトムスのウエストが来るのが正解。細い部分をシッカリ見せることで痩せて見えますよ。
スカートの場合はボリュームのあるフレアスカートは横に太って見えてしまいます。ストンと落ちるようなタイトシルエットのスカートがオススメ。フレアスカートを選ぶなら、ウエスト周りにボリュームがでないスッキリとしたデザインを選びましょう。

ウェーブタイプはスカートでお腹や腰回りをカバー

ウェーブタイプの方は上半身より下半身が太りやすく気になる場合が多いため、ふんわりとしたスカートを履くと太っていても気になりません。シフォンなどやわらかい素材のプリーツスカートやフレアスカートがぴったり。ひざ上丈のスカートは足が短く見えてしまい、マキシ丈だと下半身が重く見えます。ひざ下丈かミモレ丈のボディラインを拾わないタイプのスカートをチョイスしましょう。
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ウェーブタイプはスカートが一番似合う。パンツにする場合はスキニーがオススメ

ウェーブタイプの人がパンツをはきたい場合は注意が必要です。デニムパンツやチノパンが似合わないので、下半身が軽やかに見える薄手で柔らかい素材のスキニーパンツがオススメ。体にフィットするパンツで、トップスに長めのチュニックを合わせればお腹やお尻周りを隠すことができます。またハイウエストが得意なので、テロっとした柔らかい素材のワイドパンツもオススメです。スカートのように見えるスカーチョなら太ももやお尻など隠したいところも隠せますよ。
ストレートパンツやガウチョシルエットは下半身が重く見えてしまい、着太りして見えるので避けましょう。

ナチュラルタイプはビッグシルエットで気になる部分を隠す

ナチュラルタイプの体型を引き立てるには、足元にボリュームがあるシルエットがポイント。パンツを選ぶ際には、厚手でざっくりとした素材の、やや太めでゆったりしたものを選びましょう。ボリュームのあるパンツなら、お腹や腰回りが気になるときも隠すことができます。太めでダメージ加工のあるデニムパンツなども似合いますよ。センタープレスのパンツなどキッチリした印象のパンツはナチュラルタイプの方が履くと怖く見えてしまうことがあります。また、骨や筋が目立ってしまうスキニーパンツも避けたほうが良いでしょう。
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ナチュラルタイプに似合うスカートはひざ下より長めを選んで

スカートなら地厚の生地をたっぷり使ったデザインなら腰回りの気になるところも隠してくれます。ひざ下、ミモレ丈、マキシ丈のスカートを選びましょう。フレアスカートやタイトスカートなども似合います。薄手でピタッとした素材は気になる部分を目立たせるだけでなく、ナチュラルタイプの筋っぽさが目立つため、厚手で長めの丈を選んでくださいね。

黒タイツは要注意!足の太さが気になる場合は避けて

ちなみにどのタイプの場合にも言えることですが、足の太さが気になる場合、黒いタイツを履くと余計太く見えてしまいます。黒は境界線がはっきりする色なので、黒いタイツに目がいってしまい、足が細い人はより細く、太い人はより太く見えるのです。スカートを履く際に足の太さを本当に気にしているならナチュラルストッキングを履くことをオススメします。ぜひ覚えておいてください。

体の半分を占めるボトムスは全体の印象を大きく左右するアイテムですよね。自分にあったものを選ぶことで下半身だけでなく全体の印象もすっきり見せることができそうです。自分にあったボトムスを選べるようになることがオシャレへの近道かもしれません。

文・山内ウエンディ イラスト・天城ヨリ子

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