反抗期の子どもの生活習慣が乱れている……どこまで親が注意する?放っておく?
幼かった子どもも年月を経るにつれて心身ともに成長していきます。親が願うようには行動してくれないことも出てくるでしょう。いわゆる”反抗期”です。反抗期の子どもと言い合いになったとき、ママたちはどこまで注意し、どのあたりで親が折れているのでしょうか?
『反抗期の子どもと言い合いになったら親が折れますか? それと歯みがきしないなど生活習慣の乱れはどこまで注意する?』
反抗期ともなると習慣づいていたはずの歯みがきすらやってくれなくなる子どももいるようです。さて、ママたちの決断とは?
生活習慣の乱れは「ある程度放っておきます!」
『歯みがきはほっとくよ。虫歯になったり友達に指摘されたりしたら自分で歯みがきの必要性を理解すると思う。歯みがきまでいちいち気にしてたら1日中言い争いが絶えなくなる』
『言い合いにはなりません。「磨きなよ」と言って終わりです。聞かないのに言い合いしてたら疲れるだけなので』
歯みがきや夜更かしなど生活習慣の乱れについては子どもが自覚できる年齢だからなのか、ママたちからは「放っておきます」とのコメントがありました。「生活習慣の乱れまで指摘していたら、1日中言い争いになる」というママのコメントには反抗期の子どもの相手をするママの日々の苦労がしのばれますね。生活習慣の乱れについては子どもが自覚してくれるのを待つ方法が有効なのかもしれません。
反抗期の子どもは「まともに相手しません!」
最初から言い合いはしない
『何を言われても「へいへい、左様でございますか」と答えていたら出て行かれたので「へい」でやめている』
『折れるとはまた違うけど、最初から言い合いしない。反抗期ってわかってるんだから相手にしない』
反抗期の子どもは「とにかく親に何か指示されるのが嫌!」という子どももいるでしょう。”成長して再び訪れたイヤイヤ期”ともいうのでしょうか。まともに取り合わない、というママたちのコメントには子育ての経験を積んだベテランの風格が漂っていますね。
言い方を変えています!というママも
『歯磨きとか風呂とかは、「入って!」だと「うるせー」だけど、「そろそろ入った方がいいんじゃない?」だと「うん」か「わかってる」って返ってくるから言い方を気を付けている』
指示されるのが嫌な反抗期の子どもに対しては、言い方を「〇〇したら?」という提案の形に変えている、というママがいました。しかしこちらのママは
『でもたまに何で私がこんなに気を使って生活しなきゃいけないの! って怒りがこみ上げてくる』
ともコメントされています。……毎日お疲れ様です。
険悪な雰囲気になったら「親が折れます」。その真意とは?
『うちの場合は言い合いにすらならないわ。子どもがだんまりになる。最終的には親が折れるかな。子どもは喧嘩の後、自分が悪いの分かってやたらリビングにいたりするから結局は私が普通に話しかけて終わり』
反抗期の子どもと言い合いになったり、険悪な雰囲気になることもあるでしょう。そのときは”親が折れる”という選択をするママがいました。子どもは険悪な雰囲気になったり親と言い合いになった時点で”自分が良くなかった”ことを自覚しているのでしょう。いつまでも親が怒っていては子どもが謝るタイミングをつかめなくなってしまうかもしれません。”反省しているな”と感じたらいつも通り接しているとのことでした。
反抗期は成長の証。”子どもが安心して反抗できる”親になってあげて
反抗期の子どもの中には親に対してだけ強い態度に出る子どももいるでしょう。それは子どもが親を信頼している証かもしれません。どんなにひどいことを言っても理不尽な態度をとっても親だけは”安心して反抗できる”存在だと子どもたちは信じているのです。反抗期は子どもが通る成長のひとつの段階です。押さえつけるだけでは子どもの心はますます離れていってしまうかもしれません。子どもの反抗期を迎えたママたちは日々、少々イライラすることになるかもしれませんが、「安心して反抗できる親で良かった」とポジティブにとらえて子どもたちの反抗期につきあってあげてくださいね。
文・しのむ 編集・しらたまよ
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