エプロンをしてくれない!1歳の子どもの食事、悩みで板挟みになるママへのアドバイスとは?
子どもが小さい頃は離乳食や食事の悩みがたくさん! 離乳食を食べない、好き嫌いが多い、汚す、食べ物や食器を投げる、座ってくれない……など、子どもの数だけ個性がある分、ママたちの悩みも幅広いと言えるのではないでしょうか。
ママスタコミュニティに、子どもの食事に悩むママの投稿がありました。
『1歳半の息子のことです。お食事エプロンを意地でもしてくれません。とにかく暴れん坊です。自我が強くて、好奇心が旺盛で、頭がよくて絶対に大人には騙されません』
1歳半のお食事エプロンをつけてくれないとのこと。エプロンがないと服にシミがついてしまって後の洗濯が大変になりますし、かといって食べさせないのであれば子どもの成長が心配になります。悩みの板挟みになって、ママも疲れてしまったそう。
先輩ママから、悩みにも心にも届くアドバイスが寄せられましたよ。
首回りの締め付けが嫌なのかも?いっそエプロンをつけないままいこう!
お食事エプロンのサイズにもよるかもしれませんが、子どもはもしかすると首回りに何かを巻くと苦しく感じているのかもしれません。エプロンを嫌がるお子さんは他にもいました。皆さん試行錯誤の末にこのような対策に至ったようです。
「エプロンは必須」と子どもが思ってくれたらいいけれど
離乳食期からエプロンをつけ続けてきた皆さん。確かに早いうちから習慣化できると楽ですね。
『エプロンをつける→ご飯を食べる を習慣づけなかったからじゃない? うちは、離乳食の頃からエプロンしてたから「ご飯たべよう」と声かけるとエプロンを自分で持ってきて「つけて」と要求してくるよ。嫌がるならもうそのままいくしかないかも』
『うちもすぐはずされてたな。1歳2ヶ月くらいから「着けないと食べられないよ」って言い聞かせて、外されたら付けてを繰り返して1ヶ月くらいしたら自分でお食事エプロン持ってくるようになったよ。でも1歳半だと騙されてくれないかもね』
「きちんとエプロン」ではなく代用品で済ませる
エプロンを嫌がって食事も嫌になるのでは本末転倒です。代用品で済ませている人もいました。
『一緒。フェイスタオルを首の後ろで縛るか、洗濯バサミでとめている』
『襟にガーゼハンカチ挟むとかもだめ?』
1歳半ならスモックもありかも?汚れてもOKな服にする
首回りで装着するエプロンはダメでも、袖を通せるスモックや、脱ぎにくいベストタイプのエプロンなら大丈夫だったという子も。「1歳半ならいけるんじゃない?」という声がありました。スモックでなくても、汚れてもいい服で食事するのも良さそうです。
『そういう子はきっと型にはまらない子。諦めて汚してもOKな服にするほうがいいと思うな』
『スモックを着せれば? 首のところのゴムを弛めてあげて』
『うちもそういう時期あったなー。部屋着はシミだらけになっても気にならないように、黒とか濃い色にしていた(笑)』
『嫌がるのに無理矢理させることないよ。外出以外は汚れてもいい安い洋服でいいんじゃないかな。子どもが小さいうちは質より量で洗い替えがたくさんある方がいいかと』
何かのきっかけでエプロンをつけはじめる子も
まだまだ汚れを気にしない時期。「汚れるのが嫌」と子ども本人が感じたり、集団生活の中「周りがしているのに自分だけエプロンをしていない」と気付いたりしたら、やりはじめることもあるようです。これは食事に限らず、育児全般に言えそうです。
『もう少し大きくなってエプロンの必要性を理解し、そのメリットが自分が付けたくない気持ちより上回ると分かれば付けてくれるようになるよ。まだ1歳半だから、自分の気持ちよりメリットを優先したいと思わないのは当然』
『私もその頃同じで、 服を1日中着替えさせてた。 それでもエプロンを見えるところに置いておいたら、数ヶ月したらある日突然自分からつけて食べていた。不思議。それと、一時保育にちょっと預けた時に、いつもエプロンしないからどうせ保育園でもしないだろ……と思っていたら、ちゃんとして食べていた。周りがしていたからかな。だから食事の時、親の私も子ども用のエプロンつけて見せたりしていた(笑)』
1歳半なら試してみてもいいかも?効果は目に見えなくても言い聞かせは続けていく
そして大人の言葉がわかったのかわからないのか、それすらわからないのが1歳半の時期。言葉かけは大事とわかっていても、子どもが聞いているか聞いていないのかわからない状態では、やる意味はあるのか……と親はネガティブな気持ちにもなってしまいますよね。しかし先輩ママのエピソードを見ていると、やる意味ゼロということはないようですよ。
『うちも1歳半で、制御できなくて困る感じはわかるけど、ちょっとまあ、落ち着いて。あなたのカリカリが伝わってると思う』
『1歳半ならまだまだルールなんて守れないとは思うけど、繰り返し繰り返し言い聞かせることは大事だと思う』
『そろそろ食事や買い物のマナーを教えていって、2歳代に守れるようになるとお互い楽だよ』
『「~しなさい」「~はダメ」と言うだけで聞いてくれる周りの子が羨ましくなる事もあるけど、納得した方が先のためになると思って根気よく納得させてあげてね』
ちなみに投稿者さんは皆さんのアドバイスを受けて、「お食事エプロンをつけないことだけが問題ではない」と思ったのだとか。お食事エプロンをつけないことはひとまず気にしないことにして、食事に集中させるために話しかけたり食事の理由を説明したりすると、なんとなくながらも子どもが理解してくれているような気がしたのだそうです。子どもの成長につれて、問題の本質と根気よく続けることの成果がちょっと見えてきたのかもしれませんね。
やり続けるもよし、キリの良いところで諦めて次の対策を試してみるもよし。周りには手抜き育児に見えることがわが子には功を奏することもあるのかもしれません。
一発でお悩み解決になる方法が見つかればラッキーですが、試行錯誤も立派な育児のひとつ。ママもときには休んで、気持ちをリフレッシュさせて、いろいろ試してくださいね。
文・しらたまよ 編集・しのむ
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