片道2時間の「お泊まり保育」。年少さんでも参加させる?参加させない?
保育園や幼稚園などの行事のひとつ「お泊まり保育」。家族と離れての宿泊は初めてというお子さんもいるのではないでしょうか? ママにとっても初めての経験、心配や不安でいっぱいになりそうですね。かたや子どもたちは、初めての「お泊まり保育」というイベントに、ワクワクドキドキと胸を高鳴らせているかもしれませんね。しかし、その「お泊まり保育」も条件次第では参加するかどうか迷ってしまうことがあるようです。
『お泊まり保育は年長さんだけかと思っていましたが、年少もあるみたいなんです。バスで片道2時間くらいの場所だそうです』
園によっては、年少さんがお泊まり保育に参加するケースもあるのですね。また気になるのは年齢だけでなく、宿泊施設までバスで片道2時間もかかるということ。まだまだママと離れることが寂しい年代の年少さんが、家から遠く離れた場所で問題なくお泊まり保育を終えることができるものなのでしょうか。今回ママスタコミュニティに投稿されたこのお悩みには続きがあり、投稿者さんは子どもをお泊まり保育に参加させるかどうか悩んでいるようです。
熱中症や厳しい暑さに対する不安
『宿泊施設には冷房も扇風機もないそうで熱中症が心配です。せめて扇風機があれば良いのですが……。熱中症のニュースを観るので心配で行かせるか迷っています』
夏のさなかに行われるお泊まり保育の施設に、冷房や扇風機などがないそうです。健康面で心配になる投稿者さんの気持ち、とてもよくわかります。ただでさえ、年々暑さが厳しくなってきているのに、体温の高い小さな子どもたちが厳しい環境でお泊まり保育を乗り切れるのか不安ですよね。
『日中は33度ぐらい、夜は28度ぐらいになる場所です』
宿泊施設の周辺環境によっては、気温が高くても過ごしやすい可能性はありますが……。体力の少ない年少さんとなると、このような環境に送り出すのはどうなのかと考えてしまいます。
参加を見送る派のママが圧倒的
『暑い季節に冷房も扇風機もないところで……。これだけ熱中症で倒れている子どもがいるのにそれを行う園もすごいね』
『バスで片道2時間だなんて何かあってもすぐ迎えに行けないよね。過保護と言われても私なら少し考えるかな』
ママスタコミュニティに集まったママたちも、お泊まり保育が行われる場所や環境に驚きを隠せないようでした。体力のつきはじめた中高生や、すでに大人になっている人たちでも、暑い季節に熱中症で救急搬送をされるニュースを耳にします。もしお泊まり保育のさなかに我が子が熱中症になったらと思うと心配ですよね。
季節によっては参加もありだけれど……
『10月くらいなら良いけれど、冷房も扇風機もない場所にこの時期に行かせるのは無理』
『今どきクーラーのない部屋なんかで寝かせられない。28度は暑い』
クーラーや扇風機に頼らない体づくりも大切ですが、それも状況次第です。自分の体調の変化をすぐに大人に伝えることができるお子さんならいいですが、年少さんぐらいだと具合が悪くなっても言い出せない、あるいは自分の体調の状態がわからないこともありますよね。そのせいで、最悪の状況に陥る可能性も出てくるかもしれません。
年齢を考慮しても、まだ厳しそう
『うちの子は起きたら泣いちゃいそうだから私は行かせないかも』
『無理無理! 絶対行かせないよ。泣きわめいて脱水になるわ』
年少さんという年齢もやはりママたちは気になるようでした。お友だちや先生が周りにいても、ママがいないと眠ることができなかったり、目が覚めてママがいなかったら泣き出したりすることもあるでしょう。それが園児ひとりならいいですが、何人もの園児が泣きだしたら先生たちが困ってしまう場面も想像してしまいますね。
不安なら参加を見送るのもあり!
参加する・しないに関わらず、不安なことがあれば園側に確認したり相談したりしてみてはいかがでしょう。お泊まり保育に関する情報を集めて、状況や環境、子どもの体質や性格などを考慮して、参加するかどうかを検討してみてもいいと思います。周りのママさんにも話を聞いてみるといいかもしれませんね。なんにせよ、子どもたちが無理なく楽しめて、良い思い出の作れるお泊まり保育になることを願うばかりです。
文・櫻宮ヨウ 編集・Natsu
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