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「夫婦間で義理チョコ」は約46%!?バレンタインは逆チョコ、友チョコ、自分チョコと多様化している

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1月が終わってひと息ついたころにやってくるのが2月14日のバレンタインデーです。日本でバレンタインデーに女性が男性にチョコレートを贈るようになった由来は諸説あります。説のひとつにはチョコレートメーカーの販売促進のため、とのことです。チョコレートを売るためのプロモーションが日本のひとつの習慣として定着したのかもしれませんね。

株式会社ロッテが行ったバレンタインに関する意識調査によると、バレンタインの楽しみ方が多様化している様子がみえてきました。

1日だけではもったいない!調査からみえてきた”バレンタインの楽しみ方”

ロッテが行った調査によると、バレンタインのひとつの楽しみ方として2月14日の1日だけではなく2月9日から2月18日までの前後10日間にチョコレートを贈りあうことに抵抗を感じていない、と回答した人が少なからずいたそうです。

大切な人と2月14日にゆっくり過ごせるとは限りませんね。前後10日間もあればお互いの予定を合わせることも不可能ではないでしょう。実際に会ってチョコレートを渡すだけでなく楽しい時間を過ごすことができればより思い出に残るバレンタインとなりそうです。

本命、義理だけじゃない!”逆チョコ”、”親子チョコ”、”自分チョコ” 楽しみ方は自由自在!

調査からは、バレンタインの期間だけではなく、チョコレートを贈る相手も多様化している様子がみえてきました。

やっぱりバレンタインじゃないと!本命チョコに賭ける女心と待つ男心

好きな人に恋心を告白するのはいつでもいいはずです。しかし、そう簡単にはいかないのが複雑な女心というものかもしれません。日本全体が「女性から愛を告白していい」という雰囲気になる日のひとつがバレンタインデーでしょう。調査に回答した2,400名のうち実に3割を超える33.6%の人たち、約800人が”愛を告白する日”としてバレンタインデーを意識している、という結果が出ました。本命のお相手に愛を告白する日としてはずせない、と考えている女性は少なくないようです。

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Q.あなたは、愛を告白する(される)タイミングとしてバレンタインを意識しますか?(回答数=2,400)

そして、バレンタインデーに”本命チョコ”をもらえると嬉しい、と回答した男性は1,200人中、約8割の956人! 男性側は”愛の告白を待つ日”なのかもしれません。

旦那さんには”本命チョコ”?それとも?バレンタインから垣間見える”夫婦関係”

お互いに愛し合って結婚し夫婦となったあと、妻は夫にバレンタインデーにチョコレートを贈るのでしょうか? 調査結果からは、生々しい夫婦関係がみえてきました。なんと、妻から夫にバレンタインデーのチョコレートを贈る場合、622人中337人、約54%のみが”本命チョコ”を贈っている、という結果が出たのです。残りの約46%、285名は”義理チョコ”だとのこと。

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Q.あなたが、旦那様にチョコをあげる際の気持ちとして近いものは、本命ですか義理ですか?(回答数=622)

いやいやいやいや……。

愛し合って結婚した夫婦ですよね!?

……夫婦のかたちはひとつではないようです。

義理チョコだって可能性あり!チョコレートから燃え上がることも

お付き合いしているわけではなく、特に好意を抱いているわけではないけれどバレンタインだから、と贈るチョコが”義理チョコ”でしょう。ただし、”義理チョコ”であろうとバレンタインにチョコレートをもらうとくれた女性に対する好感度が上がった、と回答した男性は6割を超えました。

さらに、”義理チョコ”をきっかけにデートした、という男性も少数ながらいらっしゃるようです。片想いの男性に「義理チョコですが……」という作戦もアリかもしれませんね。

娘から父へ、母から息子へ。新しいバレンタインのかたち。”親子チョコ”

バレンタインに家族同士で娘から父へ、母から息子へ、とチョコレートを贈ることもあるようです。娘だけではなく妻からもチョコレートをもらえる立場の父であり夫は、どちらのチョコレートをより嬉しいと感じているのでしょうか?

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Q.あなたは、妻と娘からもらうチョコでは、どちらがより嬉しいですか?(回答数=270)

結果は、270人中約6割を超える166人が”娘からもらったチョコレートのほうがより嬉しい”と回答していました。もちろん妻からのチョコレートも喜んでいるでしょうから、少し意地悪な質問だったかもしれませんね。

娘からもらったチョコレートは大切すぎてなかなか食べることができないお父さんも少なくないようです。最長でなんと2.7年も保管したのだとか! それはもう賞味期限が過ぎてしまって本当に食べられなくなってしまったのでは……。しかし、もったいなくて食べられない! と娘から贈られたチョコレートをいつまでも飾っておくお父さんの気持ち、母の立場からしても理解できますね。

男性だってバレンタインに賭けている!?”逆チョコ”大作戦

バレンタインデーの習慣が定着したころは、”女性が男性に愛を告白する日”とされていました。ただ、時代が進むにつれて”愛を告白する日”として新たな習慣がうまれつつあるようです。そのひとつが”逆チョコ”です。女性からのチョコレートと愛の告白を待つのではなく、男性がチョコレートをもって女性に愛の告白をする、というケースが出てきました。

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もらう女性側の考えは、というとバレンタインデーにチョコレートを男性からもらえるのは”嬉しい”と約96%の女性が回答していました。意中の女性との関係を進展させたい男性のみなさんには朗報かもしれません。

自分に甘いご褒美を……。”自分チョコ”のお値段はおいくら?

バレンタインデーは街じゅうのお店にチョコレートがあふれますね。贈るだけでなく自分でも食べたくなった人は少なくないでしょう。自分のための”自分チョコ”を買う人もいるようです。調査では義理チョコよりも予算が高め、という結果が出ていました。自分へのご褒美という側面もあることからちょっといいチョコレートを買うのかもしれません。

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【調査概要】
・地域:全国
・対象:10代~60代の男性・女性 各400名 合計2,400名
・調査時期:2018年10月
・調査手法:インターネット調査(ロッテ調べ)

バレンタインデーの楽しみ方はひとつではない。大切な人にチョコレートを添えて気持ちを伝えよう

調査からみえてきたのは、バレンタインデーの楽しみ方が変化してきている、という結果でした。女性から男性に贈るだけではなく、性別やお互いの関係などは考えず、ただ”大切な人”に感謝や日頃言えないことをチョコレートを添えて伝える日となってきているのかもしれません。チョコレートをあげるチャンスも2月14日の1日だけとはとらえられなくなっているようです。

2月14日、という日付にこだわらずお互いがゆっくり会える日などに時間を作って、チョコレートとともにバレンタインデーを過ごしてはいかがでしょうか?

文・しのむ 編集・しらたまよ

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