「モテ体験」こそが人間関係の基礎となる!男の子ママ必見「バレンタイン大作戦」とは
今の男の子たちはゲームばかりに夢中になっていて、人間関係が希薄だといわれています。男の子ママの中には「うちの子、モジモジしてばかり。女の子にも全然モテなさそうだし、将来大丈夫かしら」なんて思うママもいるかもしれません。そんな男の子には、「バレンタイン大作戦」が効果的です。「花まる学習会」の代表、高濱正伸先生に話を伺いました。
男の子ママは、女の子のママに「義理チョコ」を頼むこと
「バレンタイン大作戦」とは、仲のいい女の子のママに頼んで、女の子から自分の子どもへ、バレンタインのチョコレートを渡してもらう作戦です。女の子のママには「義理チョコでいいから、うちの息子にあげてもらえないかな?」と頼んで渡してもらいます。
バレンタイン当日に息子が女の子からチョコをもらってきたら「え!すごいね」と大げさに喜んであげてください。すると男の子は「えっ!」といって、頬がぽぉっと赤くなりますよ。この「モテ経験」こそが大事。「オレ、女の子に人気なのかも」という思い込みが、その子の自信につながるのです。
「詩人系・学習系女子」は野外活動で変わる
女の子の親にも同じことがいえます。ただ、女の子の場合はムリにモテ経験をさせなくても、だいたい一度は「かわいい!」とか「○○くん、好き!」といった感じに走りますから、大丈夫です。
しかしなかには、「みんなはみんな。私はこれが好きです」「ほかの女子とは話が合いません」というような「詩人系女子」。または「私、勉強ができるからいいんです」というような「学習系女子」がいます。
そういう子の場合は、キャンプなどの野外体験活動などを通じて、男女ごちゃまぜのところで思いっきり遊ばせることをおすすめします。普段は大人しかったり、一人でいるのが好きな子も、夢中になって遊ぶうちにいろんな子と仲良くなれます。いつもだったらモジモジしてしまう子でも、主体性が育つ野外体験では自分から話しかけることができるのです。
小学校の男の子や女の子たちが数多く参加するキャンプなどでは、常にどこかで恋が起こるチャンスがあります。子どもはちょっとした「モテ経験」をすることで自信につながります。またその「モテ経験」が、大人になってからも良い人間関係を築く基礎となるのです。
取材、文・長瀬由利子 編集・北川麻耶