”破水”ってどんな感じ？破水のタイミングや音についての「先輩ママの体験談」
出産予定日が近づいてくると、いつどこで破水するか予想がつかず、そわそわする妊娠さんは少なくないでしょう。2人目の赤ちゃんを妊娠中のママからママスタコミュニティへ問いかけがありました。
『破水ってどんな感じ？ ブチッて感じるって本当？ 2人目妊娠中だけど、初産が人工破水だったので』
厚生労働省 生活習慣病予防のための健康情報サイトによると、破水とは
『赤ちゃんの頭と子宮の内 圧に押されて卵膜が 破れて羊水が出ること』
とされています。お産がすすみ、子宮口が全開まで開いたときに破水が起こることが多いのですが、子宮口が全開ではないときに破水が起こることもあります。陣痛前に起こる破水のことを「前期破水」、破水しても子宮が全開ではない状態のことを「早期破水」といいます。
破水がどんな経緯だったか、はっきりとした記憶があるママとそうでないママに分かれるようです。どのような状況だったのか経験談を聞いてみましょう。
破水についてよく覚えているママの声
プチッ、バシャなど音がして破水したため、破水の瞬間の記憶が鮮明だったママがいました。
『何にも感じなかった。ちょろっと尿もれしたのかと思ったよ』
『風船が割れるような音がして、なんだ？ って思った瞬間、羊水が出てきた。夜用のナプキンあてたけど無理で、バスタオルを股にはさんで病院行ったよ』
『寝てる時に破水したけど、プチッとしてその後バジャーだった』
『バシャ！ 生ぬる～い』
風船が割れるような音がしたママ、寝ていてもわかるくらいの衝撃があったママもいたようです。音の種類の感じ方は人それぞれのようですが、なんらかの分かりやすい衝撃があったようですね。
高位破水の場合は、音なしで破水が起きることも
破水にもさまざまなケースがあります。そのひとつが「高位破水」と呼ばれるものです。「高位破水」とは子宮口から離れた子宮の高い位置で胎児を包んでいる膜が破れたり裂けたりしてしまう状態のことをいいます。「高位破水」の場合、陣痛まで数日から数週間を要すことや子宮内に膣内の細菌が侵入してしまい、感染を起こすこともあるそうです。
『陣痛中の車で破水したけどブチっとかはなくて、なんか出てきた、とまらない、ブワァー！みたいな感じだった』
『拭いても拭いても水が出てきた。感覚は一切なし』
『気づいたら破水してるね。って感じだった』
音や衝撃などの感覚がないままに破水が始まっている、というパターンもあるようです。分娩台の上、病院へ向かう車の中など場所はそれぞれ。お産と一言で言っても産むまでの経緯や時間はママの数だけ違う経験があるようですね。
「破水したかな？」と感じたら必ず病院へ行くようにしましょう。破水であった場合は、妊娠週数に関わらず入院となる、ということです。
破水のタイミングや音の有無などは人それぞれ。注意だけはしておこう
いつ陣痛や破水が起こるかは妊婦さんにもわからないことです。臨月以降は遠出を控えたというママもいました。出産予定の病院から離れる場所への外出は避けるほうが安心ですね。破水について、どのような経緯でどんな風に起こるか実感が持てない場合は、妊婦健診の際に医師や助産師さんと破水について話してみたり、必要に応じて納得がいくまで質問すると安心できるのではないでしょうか。
どんなお産が自分にとって理想であるか、どんなお産になりそうかについて自分なりのイメージがあると、いざというタイミングで冷静に対処できる可能性が高くなるでしょう。ママが心身ともに準備ができたタイミングで、お産を迎えられると良いですね。
文・森屋千絵 編集・しのむ
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