「ママとのお出かけ」いつ頃からしなくなる?成長と共に変わっていく親子の距離感
小学生の子どもを持つママさんは、子どもが小さい頃はどこに行くにも一緒だったなあ……なんて思い出すことはありませんか? それでも親離れ・子離れなんてもっと先のことだと思っていたのだけれど……。今回ママスタコミュニティに寄せられたのは、小学3年生になる息子さんが、近頃ちっともママに付き合ってくれなくなったというお悩みでした。
子どもがどこにも付き合ってくれなくなりました
『買い物はもちろん、公園やショッピングモールなどにも付いて来なくなりました。土日も別行動です。こんなものですか?』
小学3年生の男の子を持つ投稿者さんは、近頃お子さんがどこに行くのも付き合ってくれなくなったとのこと。そういうものなのかとママスタコミュニティにいるママたちに問いかけました。小さい頃は「お留守番しててね」なんてママが言おうものなら意地でもついてくると聞かなかったりしたような子どもも、いつの間にか成長してママにべったりではなくなってしまったのかもしれません。この問いかけにママスタコミュニティに集まったママたちは共感の声を寄せていました。
これも成長の証? ママと別行動を選択する子どもたち
『友だちと遊ぶほうが楽しくなるんだよ。何かメリットがないと付いて来なくなった』
『自分の物を買うときとか、外食するとか、楽しそうなことがないと来ないです』
子ども自身も自分の時間を大切にしたかったり、友だち付き合いを優先したかったりするようになってきているのでは? という声がいくつも寄せられました。また、一緒に行くことに対し「メリット」があるかどうかを考えるお子さんも少なくはないようです。小さいころのように「お菓子を買ってあげるから」ぐらいではメリットを感じないのかもしれませんね。
いつごろから付いて来なくなった?
『小2になる一人っ子なんだけど、付いて来たがらないなあ』
『小3あたりからついてこなくなって、小6になった今は全くついて来なくなった』
『小1はまだついてくるけど、小4の子は何かメリットがないとついてこなくなった』
ママとのお買い物やお出かけに、子どもたちはいつごろから付いて来なくなるのでしょう。ママたちの声をみたところ、投稿者さんのお子さんと同じ年代となる小3前後が目立つように感じました。しかし、早い子は早いようで、1~2年生ぐらいでも付いて来たがらないという声もあり少し驚きました。小学校にあがって子どもだけの世界が広がり、ママとの密接な関係を維持することよりも、友だちとの関係を築いていくことにシフトするのかもしれませんね。
ママとのお出かけに付き合うかどうかは性格もある
『小6の娘は付いて来たがる。息子は小5~小6くらいで友だち優先になったけど、友だちと約束がないときは一緒に出掛けるよ』
『逆にベッタリ。なんなら手つないで出かける』
中学生になる筆者の子どもも、基本的には誘えば付き合ってくれるタイプです。一人っ子でべったりな男の子だったのでそんなものかと思っていたのですが、もしかしたら兄弟・姉妹の数や性別だけでは測れない部分があるのかもしれません。ママとのお出かけに付き合ってくれるかどうかは、個人差が大きい可能性がありそうです。
お休みの日は友だちよりも家族優先で過ごさせるべき?
『休日もお友だちと遊ぶから、一緒に出かけなくなりましたよ』
『土日は友だちと遊ばせないから家族で過ごすよ』
『中学なら部活とかあるから分かるけど、小学生だし土日に家族別行動はないかな』
お休みの日にお友だちを優先し、家族と別行動になるのはどうなのかと考えるママもいるようです。しかしこれが良いのか悪いのかは、ママたちの間でも意見が分かれました。ご家庭によって考え方はさまざまです。一概に「何年生だからこう」と決めるのではなく、ご家庭の方針でお休みの日を過ごせばいいのではないでしょうか。お子さん自身がお休みの日にお友だちを遊びたいと言い出すことと、ママとの買い物に付き合わないということは同列に考えないほうがいいのかもしれません。
子どもの成長はあっという間、寂しいけれど喜ぼう
ママとのお出かけに付き合ってくれなくなった子どもを見ていると、いつもママの後を追いかけていたころを思い出すかもしれません。ママといるところを友だちに見られると恥ずかしいと言いだしたり、大した用事はないけれど付き合うことが面倒と言いだしたり。これらはすべて子どもが成長しているからこそ。正直、ちょっと寂しく感じる気持ちもよく分かります。でもここはぐっとこらえて、子どもの心も成長しているんだと割り切り、受け入れてあげてみてはいかがでしょう。
文・櫻宮ヨウ 編集・井伊テレ子
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