覚えが悪くてパート先に居場所がない……。仕事を頑張りたい人が実践している4つのこと
パート先で、自分よりも後に入ってきた人が新しい仕事を任されていたり、頼りにされている場面を見ると自信喪失してしまうこともありますよね。ある投稿者は、「自分は仕事が遅い自覚があるけど、新人さんの手伝いにまわされて悔しい。仕事ができる人はどんなことに気を付けている?」と相談しています。それでは早速、ママスタコミュニティに集まったみなさんのアドバイスをご紹介します。
仕事を頑張りたい人が実践している4つのこと
みんな最初は新人で分からないことだらけ……。では分かるようになるためにどんなことに気を付けながら仕事をしているのでしょうか?
1.“点と点”ではなく全体像を把握してみて!
『事務ならまず意味を理解しないと難しいと思うんだけど、きちんと今やっている処理の意味を理解してやっている? 点と点じゃなくきちんと線として一連の流れを掴めているかな?』
『いちいち意味を考えながら仕事するといいと思うよ。時間がかかるかもしれないけれど、投稿者さんみたいなタイプは、線がキレイに繋がれば一気に理解してできるようになるタイプだと思うから』
任されている仕事のみに集中していると、全体像が把握できません。“点”ではなく“線”を意識して仕事の流れや全体像を把握できれば、スムーズに業務ができるようになるというアドバイスがありました。
2.時間配分をしっかりとしてみて!
『定時退社するには、時間を逆算しなきゃいけないよ。逆算するには、時計を見なきゃいけない。そして、仕事が遅い人の言い訳は「時計なんて見る暇ない」。投稿者さんはそのタイプ?』
『職種が分からないからアドバイスが難しいけど、例えば2時間でこれだけの仕事なら1時間では半分は終わっていないといけない、30分なら4分の1という風に私は時間をこまめに見ているかな。途中で問題が出るかもしれないから、ちょっと余裕を持ってオーバーペースですすめるけど』
仕事を時間内に終わらせるには時間配分が必要です。退社の時間に上司に「まだ終わっていない」と報告しても「今まで何をやっていたんだ!」と怒られてしまうことも……。仕事はホウレンソウ(報告・連絡・相談)が基本です。時間配分をきちんとして、分らないことはすぐに報告や相談をしましょう。
3.分かるまで何度も教えてもらう!
『分からないことを分からないままにするのはよくないですよ。事務ならしっかりメモを取るのが大事です! 時間が経つとどんどん聞き辛くなるので今のうちですよ。それと怒られたら素直に謝る。一言でも付け加えると言い訳に聞こえちゃいます』
『教えてくれる人との相性もあるかもしれないですね。分かるまでしつこく聞いていいんですよ。ただし一生懸命細かくメモして覚える努力を見せましょう!』
仕事は基礎が分からなければ、その後もずっと分からないまま。プライドが邪魔をして「分からない」といえないかもしれませんが、「聞くは一時の恥、聞かぬは一生の恥」ということわざがある通り、無知はやがて職場の人に迷惑をかけることになるので、聞くことをためらわずにどんどんと質問しましょう。そのときにきちんとメモをとったり、見返したりすることも大切ですよ!
4. 言い訳はしない
『仕事ができない人間ほど言い訳をするらしいよ。仕事ができる人間は素直に「すみません」と言うって。職場で毎日ミスするおばさんに注意すると、大抵言い訳から始まるか笑いながらすみませんと言う。呆れるわ』
『うちにも仕事が遅い人がいる。もう2年経つのに、新人の頃に覚える仕事が未だにできない。「店長の教え方が悪い、聞き辛い」とか言い訳している。そして改善しない』
職場で仕事ができない言い訳をすることはNGです。教えてもらったら「ありがとうございます」、ミスをしてしまったら「申し訳ありません」と素直な気持ちを伝えましょう。
仕事は合う合わないがある……。相性が悪いのなら転職を
『頑張って見返そう! でもあまりにも辛いなら辞めちゃえば? パート先はたくさんあるよ!』
『私、今7年パート続いていて結構頼りにされているの。でも、前のパート、全く仕事できなくて3カ月で辞めた。人間、向き不向きがあるよ! 合わないなら、辞めてもいいと思う。投稿者さんに合った仕事があるよ!』
『私も投稿者と同じタイプだから、逆に時間が来たら次の人に交代すればいいレジや接客の仕事している。合わない仕事をして自分を精神的に追い詰めるより、自分の欠点を把握して仕事を選ぶ方が幸せですよ』
どんなに頑張っていても仕事には相性があります。もしかしたら今やっている分野の仕事よりも相性がいい仕事があるのではないでしょうか。もしも時間配分が苦手なのなら、時間を気にしなくてもいい職種に仕事を変えることもできます。無理に今のパート先にこだわらず、自分はどういった仕事がしたいのか、得意なのかなどで新たなパートを決めると、心もカラダも今以上に楽になるかもしれませんね。
文・物江窓香 編集・横内みか イラスト・久坂さくら
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