妊娠中に何飲んでる?妊婦・子ども・成人で異なる1日当たりのカフェイン摂取量の目安とは
ママスタコミュニティに妊娠中の飲み物について質問がありました。
『妊娠中、何を飲んでいましたか? カフェインゼロの飲み物ですか?』
妊娠中にはカフェインの取りすぎなど気にすべき点がありますよね。ママたちが飲んでいたものやカフェインを含む食品についてお伝えします。
ママたちが妊娠中に飲んでいたもの6選
ママたちが妊娠中飲んでいたものはもちろんひとつだけではないようです。飽きないようにそれぞれ工夫をしていた様子が垣間見えてきました。
『麦茶だね、飽きるけど』
赤ちゃんでも飲める麦茶を愛飲していたけれど飽きてしまった、というママ。妊娠期間は約10ヶ月もありますね。毎日同じものを飲み続けているとやはり飽きてしまうようです。
『カフェインレスのコーヒー』
妊娠前にコーヒーを飲んでいたママにとって、妊娠したあとカフェインが入ったコーヒーを控えることは難しいのかもしれません。カフェインレスのコーヒーを飲んでいたママがいました。もちろん一切のカフェインを断つ必要はなく、少量ならカフェインの入ったコーヒーを妊娠中に飲んでも問題ないようです。
『麦茶と水がだめになって、ほうじ茶飲んでる』
ママ本人が飽きた、というわけではなく飲むことができなくなるという事態もあるようです。飲めるものがあって良かったですね。
『水と炭酸水』
水だけではやはり飽きてしまうでしょう。口当たりが変わる無糖の炭酸水と交互に飲むと飽きずに済むかもしれませんね。
『ずっとルイボスティー』
カフェインが入っていないお茶の中でもルイボスティ―を飲んでいたママがいました。お茶の色は濃い茶色で味に少々クセがありますがミネラルが豊富で抗酸化作用も高いといわれているお茶です。
妊婦・子ども・成人で異なる一日当たりのカフェイン摂取量の目安
食品安全委員会によると、コーヒー、茶葉、カカオ豆にカフェインが天然に含まれるとのこと。紅茶や緑茶、ココアやチョコレートなどに含まれるカフェインは自然環境に左右される農産物であり、厳密なカフェイン量のコントロールは難しいでしょう。また緑茶を焙煎じて加工されるほうじ茶のカフェインは少なく、焙煎時間の長い深煎りコーヒーの方が浅煎りに比べてカフェインがわずかではありますが少ない傾向にあります。調査した機関によってカフェイン含有量や摂取量に見解が異なるものの、だいたい2~4杯/日のコーヒーを上限にすると良いとのこと。一日のカフェイン摂取量の上限の目安200mg〜300mgを大幅に超えることのないよう上手にカフェインと付き合えるといいですね。
妊娠中でもカフェインを断つ必要はない。量を調整して
妊娠中はストレスを溜めずに好きなものを食べたり飲んだりしたいでしょう。しかし、赤ちゃんに影響があることを考えるとママ自身の身体に優しいものを選択することになりますね。妊産婦のための食事ガイドに記載があるフルーツや野菜をジュースにすると栄養バランスを調整できそうです。もちろん市販の100%野菜ジュースでもOKです。100%とはいえフルーツジュースを飲みすぎると糖分の摂りすぎとなる恐れがあります。カルシウムやたんぱく質を摂りたいなら牛乳を温めて飲むといいでしょう。コーヒー好きな方はコーヒーに似た味のノンカフェイン飲料を活用しつつ、カフェイン量をコントロールできると良いですね。
文・森屋千絵 編集・しのむ イラスト・森乃クコ
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