私だけ馴染めないのかも?ママ友の名前の呼び方が気になってしまう
ママ友の名前、呼び方に悩むことありませんか?
ママ友同士の付き合い。ママ友がいてくれたほうが助かることもあるし、子ども同士もより仲良くできることもあるでしょう。決してネガティブなことばかりではないはず。でも、ちょっと悩むこともありませんか。
筆者が悩むのは、ママ同士の名前の呼び方、でした。
子どもはまだ赤ちゃん、地元に知り合いがいない
赤ちゃんを連れて出かける近所の公園や子育て支援センターで出会うママたち。仲の良いママ同士のグループがいくつもできていましたが、なかなか入れない引っ込み思案な筆者は、特別仲の良いママ友はできず。お互い子供の名前だけは知っているママから、
「〇〇くんのママ」
と呼ばれていました。私にも自分の名前があるのに、
「子どもの名前でしか呼んでもらえないんだな」
ともやもやしていました。
さっぱりした保育園でのママ友関係は?
筆者の息子は1歳から保育園でした。保育園では筆者自身を含め、毎日忙しいママが多かったのですが、だんだんママ同士も顔見知りになって
「野口さん」
「由美子さん」
と筆者のことを呼んでくれるママが多かったです。筆者は内心、苗字で呼ぶのか、下の名前で呼ぶのか、時々迷っていました。筆者は
「苗字で呼ぶより下の名前の方が親しい気持ちが込められていいのでは」
と勝手に決めて、保育園で知り合ったママはみんな一律「下の名前+さん」で呼んでいました。もしかしたら筆者のことを「野口さん」と呼んでくれていたママには違和感があったかもしれない、と今になっては申し訳なく思うのですが、当時の筆者は
「どなたとも、みなさんと仲良くさせてください!」
という気持ちで名前の呼び方の使い分けができませんでした。誰かだけを苗字で呼んだら、よそよそしい感じがするかも、と心配でした。
人間関係が濃すぎる? 幼稚園では
筆者は幼稚園を経験しなかったのですが、子どもを幼稚園に通わせているママ友に聞くと、幼稚園はもっといろいろなママ友関係があって、名前の呼び方のバリエーションもたくさん、という話を聞きました。そのママ友の地域で、筆者が幼稚園のママ友だったら
「由美子ちゃん」
というのは序の口で
「ゆみゆみ」
「のぐっち」
というのも全然アリ、だそうです。筆者もだいぶおばさんになっているわけで、もうそんなかわいいあだ名で呼ばれるのは、
「ちょっとそれはナシだわ。しんどい」
と正直なところ思ってしまいました。でも、そういうママ友の輪も疎かにはできないというママ友の説明にも納得できます。こんなふうに思ってしまう筆者は、どこに行っても、ママ友の呼び方に悩むことになりそうです。
お互いに心地よい関係を築くには?
名前の呼び方にも人間関係が表れているような気がします。お互いに心地よいママ友関係が築けるといいですが、筆者のように気にしすぎもよくないのかもしれません。時間をかけて少しずつ付き合い方を見つけられるといいですね。
文・野口由美子 編集・しのむ イラスト・むらみ