小学校以降は教育費がかかる!何にいくらかかるの?ママたちの節約ポイントは?
「子どもの教育費を貯めるなら、乳幼児期が一番貯まりやすい」とはよく聞く話。とはいえ、まだ未就学児のお子さんを持つママたちからしたら、小学校はもとより、中学や高校生になったとき、いったいどれくらいのお金が必要になるのかわからないという人も多いのではないでしょうか。そこで先輩ママたちに、実際どこにどれほどのお金がかかるのか、リアルな話を聞いてみましょう。
部活に学校行事、教材費、毎月これだけかかってます!
小学生のうちは、習い事をしても月数千円から1万円ほどで済んでいた塾代なども、中学ともなると、数万円単位でアップ。しかも部活や学校行事など、学業以外でもけっこうな額のお金がかかってきます。いったい何にいくらかかるのでしょうか。
『中学生になってもそんなに使わないだろうから何とかなるくらいに考えてたけど、実際は、部活動に塾に食費に交際費と、娘にかかるお金は月に軽く10万はかかる』
「公立だし、そんなにかからないだろう」と思っていても、学費以外にも食費やお小遣いなどにもお金がかかります。
『中2です。塾3万円、部活1万(部費1000円、遠征費週末2000円位×4)、学校8700円、共済保険1000円、お小遣い3000円、部活や靴で平均月1万円、食費が+2万円。スマホ1980円、修学旅行積み立て9000円、テスト年1万円、病院1回4000円ほど。ジュニアプロテイン約3000円、ポカリの粉2000円(2倍で薄めてます)。来年3年生は塾が3万程増える予定。美容室2700円』
学費などのほかにも、食費にかかる金額も大幅増!? ママとしては子どもの成長が嬉しいような、食費が痛すぎるような複雑な心境かも。
『うちもー! 少食でガリガリだったのに中学生になったとたんすごく食べるようになった。普通に食事した後にパン食べたり、常にキッチンをゴソゴソして食べ物探してる(涙)。学校や部活関係以外に、これからますます食費も増えるんだろうなー。大変だわ』
大学進学を考えたら毎月いくら貯金したらいい?
教育費で一番心配なところは、なんといっても大学進学。文系か理系か、国立か私立かによっても金額に大きな差が出てくるところ。毎日いくら貯金したらいい?
『うちは2人とも理系だから、私大かぶって行ったら学費だけで200万×2=400万の時が、2年あるんだよね。学資保険500万円×2人分をしているけど、たりない。子どもが小さな頃は私立大学かもわからないし、500万円貯金しとけばいいだろうくらいにしか考えてなかった』
『子ども1人につき0歳~月5万(学資保険含む)の貯金ができれば、15歳で900万になる。これくらいなら、私立高校~私立大学へ行けるギリギリだね。私立高校選ばなければもう少し少なくてもいいし、大学が理系なら少し足りないね。目安として』
お金がいくらあっても全然足りない!ママたちの節約ポイントは?
日々の節約をすることはもちろんですが、貯める額よりも出ていく額のほうが大きいのが教育費。上手に教育費を貯めているママたちはどんな工夫をしているのでしょうか。
『一番賢い学資保険のかけ方は、普通に貯蓄して、一括払いで満期にする事。毎月、チマチマかけて、何かの拍子で払えなくなって、元本割れて損してる人がたくさんいる現実がある』
学資保険の途中解約での元本割れや、返戻率が低くなる(受け取るお金が少なくなる)リスクを回避するために、一括払いを選択する人も。
『中学から私学、又は公立の中高一貫に通わす人の塾代に月10万ほど。夏季講座合わせれば年間100万。4年生からだから×3年間。ただ、私学も公立も中高一貫になると高校2年には大学受験の勉強に入るので学校の勉強で精一杯で塾に行く子も少なくなる。そう思うと4年から6年の3年の塾代は元を取れる』
小学生のうちに塾代をしっかりとかけて、その後の中高一貫校で塾代を浮かせることで、結果として教育費の総額が下がることに。
『やっぱりみんな塾でお金かかるって話だね。うちは他の習い事を2つと進研ゼミだけだからかなあ。大学の為にいまのうちに貯めようと思ってる』
ママからしたら「子どもが希望すれば大学まで行かせてあげたい」と思いつつも、実際はかなりがんばらないとお金がまわらないというのが現状のようです。ただし、がんばりすぎて生活が疲弊してしまったら元も子もありません。現在、子どもが生まれたばかりで実感がわかないというママもいるかもしれません。先輩ママたちの意見を参考に、子どもにお金をかけるポイントを見極めて、上手に教育費を貯めていきたいですね。
文・長瀬由利子 編集・山内ウェンディ
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- もうさ、お金お金だよ。。辛すぎる。。