言うことを聞かない娘が素直になる!女の子3人を持つパパの作戦とは
小学生になると、「親の言うことを聞かない」度合いがひどくなる子はいませんか? 特に女の子は、成長が早いというか言葉も達者で、筆者自身も娘を持つママとして難しさを感じています。
言うことを聞かなくて困る子ども、どう対処する?
ある日、筆者が出席していた小学1年の保護者懇談会でも、”言うことを聞かない子ども”の話題が上がりました。
「うちの子全く私の言うこと聞かないんですよー。いつも困ってしまっているんですがどうしています?」
と質問するママに、何人かのパパママからの発言がありました。
「うちも宿題やらせるまでが大変だから、いつも宿題をやり始めるまでの時間がすごく長いです。宿題に何時間かかるのかって気が遠くなる」
「普段の学校ではきちんとできているって先生にはいつも言われるんだけれど、家では全くダメ。学校での様子を見てみたいくらい」
筆者の娘も気難しい方で筆者自身も困っていますが、
筆者:「うちはそんなに私が構ってあげられていなくて、放置です」
「宿題も自分でやる?」
筆者:「なぜ必要なのか、やらないとどうなるか、私の考えは言うのですが、あとは自分の好きにさせてますね。本人も宿題出せないのは恥ずかしいという気持ちがあるようだし」
筆者は息子にも手がかかり、娘だけにつきっきりにはなれません。本当に放置という言葉がふさわしいかもしれません。周囲のパパママからはちょっと変わったやり方に思われたようでした。
女の子3人を持つパパの作戦は「丁寧な言い方」で伝える
ある女の子3人姉妹のパパがこんな話をしてくれました。
「宿題やりなさい!」とか命令するような、強い言い方で言うと娘にかえって反発されるのかな、と僕は思ったんですよね。それでもっと、丁寧な言い方で伝えてみるようにしたのですが、そうすると結構すんなり聞いてくれるんです。「〇〇(娘)さん、洗濯物を畳んでくださいませんか」みたいな。そうすると、意外な感じがして口答えするのも忘れてしまうのか、さっとやってくれたりして。僕は結構この方法使ってますね」
その場にいた人たち全員が、なるほど! という感じで相槌を打っていました。
確かに命令口調で「やりなさい」ばかりでは、子どもも反発したくなってしまうのかもしれません。子どもに向かって丁寧な言葉遣いをするのはちょっと違和感があるような気もしましたが、家庭での言葉遣いが荒くなっていくより、丁寧な方が親も落ち着いた態度でいられそうな気もします。子どもの反発に困った時のために覚えておきたい話だと思いました。
文・野口由美子 編集・しのむ イラスト・善哉あん