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乾電池で子どもがやけど。災害時の懐中電灯やラジオに乾電池を入れっぱなしは危険!?【朝ごふんコラム】

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消費者庁によると、乾電池が原因による子どものやけどや、誤った使い方による液漏れなど、家庭で起こりやすい事故情報が報告されています。国立研究開発法人 産業技術総合研究所の大野美喜子さんに乾電池の正しい取り扱い方について伺いました。

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発熱、液漏れ、破裂など。乾電池事故とは?

電池の一種のボタン電池といえば、日用品の中で子どもの誤飲率が高いことでも知られています。他にも誤飲以外に乾電池の発熱、液漏れ、破裂などの事故情報も寄せられています。

『懐中電灯の電池、プラスマイナスを逆に入れ液もれ。3歳児が太ももに大やけど。銘柄が違う乾電池を一緒に使うのは危険』

『おもちゃに入っていた単3電池から液が漏れていた。子どもがこれをなめて舌がしびれた(6歳)』

『3歳の娘が、懐中電灯の電池を取り出そうとした際、電池4本のうち1本から 液漏れしていたため、太ももに化学熱傷を負った。事業者の調査で、4本のうち1本の電池を、+と-を逆に装填していたため液漏れが起こったことが判明した』

乾電池使用で気をつけるべき8つのポイント

乾電池を使用する際、注意しなければいけないことが8つあります。消費者庁では、注意すべき点について次のようにまとめています。

電池を装填する際の注意

(1)電池の向き(+と-)をよく確かめて、正しく装填しましょう。
(2)銘柄が異なる電池を混合して使用しないようにしましょう。
(3)古い電池と新しい電池を混合して使用しないようにしましょう。

電池を装填した後の注意

(4)機器を使用した後は、必ずスイッチを切りましょう。
(5)使い切った電池はすぐに機器から外して、適切な方法で捨てましょう。
(6)リモコンなどの機器を長期間使用しない場合は、電池を外しておきましょう。

その他の注意

(7)金属類と一緒に電池を持ち運んだり保管したりしないようにしましょう。
(8)電池から漏れた液に触れた場合は、すぐに大量の水で洗い流しましょう。

使っていないリモコンに電池を入れっぱなしにして液漏れ

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銘柄が異なる電池を混合して使用している」「電池の+と-を逆に装填」「長期間使用せずに放置して電池から液漏れ」「古い電池と新しい電池を混合して使う」など、気づかず自宅でやっている人も多いのではないのでしょうか。たとえば、リモコン付きの扇風機やエアコンのリモコンなど電池を使用しない季節でも年中、入れっぱなしにしていませんか。そのまま放置すると、液漏れするリスクがあります。

アルカリ乾電池の内部には、強いアルカリ性の(電解)液が使用されています。そのため液漏れした場合、この漏れた液に触れると化学熱傷と呼ばれるやけど負ってしまうことになるのです。長期間使わないときは、一度電池を出して、保管してください。

銘柄違い、新旧混合使用でも液漏れ

銘柄が異なる電池を混合して使用すると、過放電により、電池から液漏れなどが起こるおそれがあります。乾電池を複数使用する場合は、必ず同一銘柄のものを使用してください。
古い電池と新しい電池を混合して使用する場合、一部のみ交換すると、過放電を引き起こす原因となります。必ずすべての電池を取り換えて使用してください。
防災用の懐中電灯など、電池を入れておく必要があるものの場合は、乾電池から液漏れしていないか定期的にチェックしてください。

乾電池の取り扱いについて、「知らなかった」「間違っていた」という人もいたのではないでしょうか。乾電池は、液漏れや発熱をしてないか、違うメーカーのものを一緒に使用していないかなどを定期的にチェックして、事故にならないよう注意してください。

毎朝みんなでゴハンを食べながら、たった5分でも家族のコミュニケーションをとってほしい」という想いからはじまった『朝ごふん』プロジェクト。
このコラムは、忙しい朝でも親子で話せる子どもの安心・安全情報について紹介しています。
生活に役立つ記事は『朝ごふん』ページで読むことができます。ぜひご覧くださいね。

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