若い頃の自分に伝えたい!”おばさん”になったからこそ分かったことは?
先輩や親が言うアドバイスを、鬱陶しいと感じることはありませんか?
相手は親切に言っているのですが、聞き流してしまった経験は、誰にでもあるのではないでしょうか。
先日「年を取ったから、わかるようになったことってある?」とママスタコミュニティに投稿があり、40代の筆者には頷きたくなるコメントばかりが寄せられていました。投稿者さんは
『子どもを育てる親の苦労がしみじみわかった』
と書いており、筆者もこの年齢になり、しみじみと親に感謝することが増えました。
『昔は親の言うことはウザいと思ってたけれど、間違いではなかった』
『子育てをして、私も母から大切にされていたんだなぁと思った』
『親が健康なときに親孝行しておけば良かった。親不孝者を許しておくれ、お父さんお母さん』
どれもこれも年を取ったからわかることなのですが、若い頃はスルーしていたなぁと思うことばかり。できればもう少し若いときに気がつきたかったコメントや、思わず頷いてしまう声を紹介したいと思います。
愛とお金はどっちが大事?
寄せられたコメントを読むと、年を取ってから大きく価値観が変わったことに“お金”をあげる人が多かったです。
『若い頃は金より愛って言ってたけど、やっぱり金』
『とにかくお金は貯めておくと良い』
理想は愛もお金も! と思いますが、筆者も子どもが大きくなるにつれ、かかるお金も大きくなることを知りました。食費も学費もウナギ登り! そして、親の介護や自分たち夫婦の老後…なんてことも心配になるのです。お金は、あって困ることはありません。お金を貯めるのは、子どもが小さいうちかもしれませんよ。
おばさんは体調の良い日が少ない
40代が集まると必ず出てくる話題は健康のこと。数年前までは、子育ての話、その前はファッションや仕事の話だったはずなのに、今は「肩・腰・首が痛い」とか「寒いね。冷えるね」とか「服のサイズが大きくなる話」で盛り上がります。
『おばあちゃんや母に、体を冷やしちゃダメと言われていた。今ならわかる。でも若いときなんて、いくら言われても響かないよね』
『寒さに弱くなった。若い頃は冬でも生足、ミニスカ、半袖ニットだった』
『風邪が、なかなか治らない』
『腰まわりの肉は、取れないということ』
『歯医者に下歯を入れ歯にしないとダメと言われた。がっくり。もうブランド物なんか要らない。歯に専念するよ』
『歯は大事。虫歯がなくても、歯医者行け』
歯医者には虫歯ができたら行けばいいと思っていた筆者でしたが、2人目を産んでから、定期的に歯医者に通うようになりました。歯ぎしりがひどく「このままだと2、3年後には、奥歯が抜けるか割れます」と言われ、それ以来、マウスピースを着用しています。歯が無くなってしまうと、どんなに良い入れ歯を作っても、自分の歯には敵わないそうですよ。筆者の実父が60代にして総入れ歯になってしまい「好物の肉が食べられない」とよく文句を言っています。好きなものを美味しくいただけるのも、健康な歯があってこそ。歯は大切にしてくださいね。
悩みやトラブルを解決できるのは“時”
若い頃は、他人の目が気になったり、気配りしすぎて疲れたり、何気ない会話にモヤモヤしたり、悩んでばかりだったように思います。そんな時代を乗り越えた先輩たちが伝える言葉は重みがあります。
『辛いことも時が解決してくれるから、焦らなくても良い』
『人にどう思われるとか、どう思ってほしいとか考えても無駄。人は思いたいようにしか思わない』
『視野が狭かった。立場が違えば、違う答えもあるということが、わかっているつもりでわかろうとしていなかった』
『世の中、白黒だけではない。グレーが良い場合もある』
『ジタバタしないで、じっと時を待つ。これが物事が好転する第一歩』
筆者も年を取ってからのほうが、人間関係に余裕が出てきたと感じています。モヤモヤ、ウジウジ悩むより、いずれ時は来ると思って待つほうが、ずっと楽に生きられます。
かつてアドバイスされていた頃は、聞き流していた筆者ですが、素敵な投稿を読み、紹介したくなってしまいました。年を取ると大変なこともありますが、そればっかりではないですよ。
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