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重版決定!『はじめてママ&パパのしつけと育脳』脳科学的に研究された親子のコミュニケーション術とは

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料理、育児、ファッションなどに関する雑誌、書籍を発行している「主婦の友社」から2017年3月31日に出版された『はじめてママ&パパのしつけと育脳』が、売れ行き好調につき重版することが決定しました。累計25万部を超える育児シリーズ『はじめてママ&パパ』の中でも注目の『はじめてママ&パパのしつけと育脳』とは一体どのような本なのでしょう。

脳科学的に研究された「親子おしゃべり」

『はじめてママ&パパのしつけと育脳』は、0歳から6歳までの家庭できる脳を育てるコツを、小児科医であり発達脳科学者でもある成田奈緒子さん監修のもとわかりやすく解説しています。歯磨きなどの生活習慣に始まり、脳を育てる食事や、室内遊びや体を使った「親子」でできる遊び方、習いごとや英語学習など、誰かに聞いてみたいと思っているような子育てに関することを具体的にレクチャーしてくれています。

赤ちゃんは、生後すぐからお母さんの声を聞き分けている

0歳からできる親子でのコミュニケーション、それは「おしゃべり」です。ママと子どもでおしゃべりをするだけで、脳を育てると紹介されているのをみたら、思わず試してみたくなるのではないでしょうか。本誌では、「いつから」「どのように」話しかければいいのかについて、研究を重ねた結果を紹介しています。

ママの声は子どもへのよい刺激に

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ママがいくら話しかけてもまだ相づちをうったりリアクションが返ってこない時期でも、どんどん話しかけるほうがよいのですが、そうなると何を話しかけていいのか分からないと考えるママも少なくはないようです。赤ちゃんから反応がなくても、ママの言葉が何も伝わっていないわけではありません。赤ちゃんは新生児のころからママの声を聞き分けることができ、生後6か月になる頃には大人とほぼ変わらない聴力を得ていることが研究により分かっているそうです。ママが話しかけてあげることで赤ちゃんは安心することができます。さらには周囲の声や音を聞くことによって、赤ちゃんは心地よい刺激を受け取っているので、どんどんママの声や心地の良い音を赤ちゃんに聞かせてあげてください。

赤ちゃんに何を話しかけたらいい?

ママの話しかけに反応がない時期に一番簡単にできる方法は、今おこなっていることを実況中継することです。「さあ、今からおむつ替えようか」とか、「お風呂あったかいね、気持ちいいね」のような具合に、なんてことのない日常をそのまま声に出して赤ちゃんに話しかけてあげるといいでしょう。たとえ一方通行に思えても、赤ちゃんには届いていますのでお世話をしながら、今ママがやっていることを言葉にして赤ちゃんと共有していくとよいでしょう。

子どもの脳を育てる言葉がけポイントはたったの3つ

本書では子どもの脳を育てるためにママやパパからの「言葉がけ」を重視しています。その中で押さえておきたいポイントを3つ紹介しています。3つのポイントを抑えながら、子どもへの言葉がけをしてみましょう。

・はじめに子どもの名前を呼んで意識させること
・少し高めの聞き取りやすい声で話しかけること
・なるべく文法的に正しい日本語で話すこと

なぜなるべく「文法的に正しい日本語」で子どもに話しかけるのか。それはママやパパが子どもに対して語りかける言葉は、子どもが成長していく中で「言葉の土台」となるからです。正しい文法を意識して話しかけることで、子どもの言語を操る基礎的な神経回路が作られていきます。難しい言葉を使うのではなく「文法」を意識してみましょう。

1歳をすぎたらママやパパのサポートが必要

個人差はありますが、1歳をすぎるころになると子どもは意味のある言葉を話しはじめます。「ワンワン!」と指さして教えてくれたら、ママはすかさず「ワンワンが来たね、可愛いね」などと会話を繋げてキャッチボールをしてあげましょう。ママが会話のキャッチボールをすることで、2語文や3語文を引き出していくことができます。これを続けることで3歳ごろにもなると会話力も鍛えられるでしょう。

「なんで?」「どうして?」は脳を育てるビッグチャンス!

会話力が高くなっても、子どもが何をいっているのかわからずママも混乱してしまうこともあるでしょう。しかも忙しいときに限って疑問を投げかけられるとつい「後でね」と交わしてしまう気持ちもよく分かります。しかし、子どもが話しかけてくるという「自発的な行動」こそが、脳を育てるビッグチャンスなのだそう。「なんで?」「どうして?」などの自発的行動が子どもから出てきたら、可能な限り手を止め、子どもと目線をあわせ、しっかりと話を聞いてあげてください。そうすることで子どもは「ママにちゃんと聞いてもらった」と満足し、「もっと話したい」という思いが育っていきます。

人の話を聞ける子どもに育てるには

普段から子どもの言葉を放置してしまうと「ママに話してもムダ」という思いが育ってしまいかねません。子どもは親の態度をよくみていますので、家事をしながらやスマホをみながら返事をしてしまっていると、子ども自身も人の話を聞くときに聞き流す習慣がついてしまいます。「いつも」でなくても構いませんので、できるだけ子どもと向き合って話を聞いてあげましょう。

子どもの脳を作っていくのは「親子の対話」と「関わり」

0歳からの脳育てをおこなうにはママやパパできることが沢山あります。むしろママやパパにしかできないことが沢山あるのです。お金をかけるのではなく、毎日の生活の中から少しずつ親子で積み上げていくことが大切です。ママやパパが沢山子どもとおしゃべりをして、沢山関わっていくことは、子どもの心や脳を成長させるための大きな役割となっていくことでしょう。

しつけと育脳は難しくない?『はじめてママ&パパのしつけと育脳』で学ぼう

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『はじめてママ&パパのしつけと育脳』は0歳から始めることができる、脳を育てるための親子のコミュニケーション術が豊富に紹介されています。月齢や年齢ごとに6歳まで詳しく解説されていますので、お子さんの成長度合いに合わせた親子での関わり方が一目でわかります。難しく考えず普段の親子の関わりの中で、「しつけ」と「育脳」について学んでみませんか?

『はじめてママ&パパのしつけと育脳』
監修:成田奈緒子(小児科医・発達脳科学者)
定価:本体1300円+税
出版社:主婦の友社

文・櫻宮ヨウ 編集・山内ウェンディ

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