おでんの具はあれもこれも入れたいけれど……意外にお財布を圧迫する「おでん」事情
コンビニのレジ前におでんが出始めると、「ああ、もうそんな季節なんだな」と思いませんか？ おでんを見ると無性に食べたくなるので今夜の晩ごはんはおでんにしようかな、なんて考えたりしていたら、おでんに関するある疑問についてママスタコミュニティに投稿されていました。
おでんってお金がかかる？
『おでんって簡単だけど案外お金かかるよね』
確かに具沢山のおでんにしようと、あれこれ具材を買い求め結構な金額になってしまい、レジで青くなった経験が筆者にもあります。かといって具の種類を減らすとなんだか貧相な雰囲気になってしまうし、味の深みもいまいちな仕上がりになってしまうので難しいところです。ママスタコミュニティに集まったママたちはどのように感じたのでしょう。
食費を圧迫するメニュー「おでん」
『好きで作るけど結構お金かかってる』
『たくさん種類食べたくなるからつい買いすぎて後で後悔』
ママスタコミュニティに集まったママたちは「おでんはお金がかかる！」と話していました。自分の好きなもの、子どもが好きなものと具材を選んでいるうちに、びっくりな量と金額になってしまうこともあるようです。なかには1回おでんを作るのに5,000円近くかかってしまうママもあらわれ、それはもう普段の献立・食事の域を超えた「ご馳走」レベルに達しているようです。
どの具材が高い？
『練り物高い！ かなり入れるからお金かかるよ』
『スジとタコの足が高い』
筆者もママ友とおでんについて話しているときに「練り物は高い」という会話をした記憶があります。でもこの練り物があるからこそ出汁がでて美味しいおでんが食べられるのですが……。出汁といえば、スジやタコのようなお肉類・海鮮類も値段が高くなる傾向にあるようです。どれも入っていると嬉しくてついつい手が伸びる具材ですよね。
簡単そうで手間のかかるおでん
投稿者のママさんはおでんのことを「簡単だけど」と話していましたが、ママたちの声をみていると「おでん」はそれほど簡単でもないようです。
『下準備やら煮込み時間で、手間と時間かかるわ』
『おでん面倒だよね。練り物とか大根とか全部下茹でしなきゃだし』
筆者はとてもアバウトでおおざっぱな性格なので、具材ごとの下茹でなどは特にしないのですが、それでも味を染み込ませるために、おでんの日は早くから準備に取り掛かり、他の用事をしながら長時間煮込んでいます。つまり、おでんを作る日はそのつもりで挑まねばならないということになります。片手間でやっているつもりでも、買い出しから準備、煮込み、完成まではそれなりに手間がかかっていますね。
『具もそうだけど、大根の下茹でやら卵ゆでたりして更に煮込むからガス代もかかってそう』
筆者は大体お昼ごろに煮込みを開始し、とろ火で長時間煮込み続けることが多いのでガス代は恐怖です。圧力鍋などで一気に煮込んで味を染み込ませる方法を提案してくれたママもいましたが、圧力鍋がないのでひたすらガスコンロでぐつぐつ。一定時間煮込んだら味を染み込ますために火を消して冷ましますが、それでもかなり長い時間ガスを使っているので、光熱費はかさんでいそうです。
たまに食べたくなる「おでん」の魅力
おでんを作るとなると、家族みんなが喜ぶような具だくさんのおでんにするにはそれなりのお金がかかってしまうことが今回ママたちの声からわかりました。下処理も大変ですし、煮込むとガス代も心配。それでも時々無性に食べたくなるのはなぜでしょう？ おでんの不思議な魅力からはなかなか抜け出せなさそうです。たまにならコンビニで好きな具材だけ買うのも楽しいですよね。それとも今夜はご家庭のおでんを堪能しますか？
文・櫻宮ヨウ 編集・山内ウェンディ
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