運転しているときに車があおられた!ママたちの対処方法とドライブレコーダーの活用とは
運転しているママたちは、車があおられた経験はありますか? あおり運転とは、後ろからわざと車間距離を詰めたり、クラクションやハイビームを使って威嚇をしたりするなどして他の車の運転を妨害するような行為です。嫌がらせのようなあおり運転をされた挙句、事故で命を落としてしまったという悲惨なニュースを聞いたことがある人もいるかもしれませんね。
ママスタコミュニティにも、「あおり運転されたらどう回避する?」というトピックが立てられていました。質問したママは、もしも近所や地元などの土地勘のある場所なら、交番や警察署の前まで行って停止するという対応を考えているそう。しかし、停止することが難しい高速道路上や知らない場所であおられてしまったら、一体どうしたらいいのでしょうか?
穏便に済ませたい! とにかくよける、やり過ごすというママたちの声
コメントを寄せた多くのママたちは、あおられた場合は下手にスピードをあげたり急ブレーキをかけたりせずに、法定速度で運転して回避するのが良いと感じているようです。
『譲るよ。高速の場合は、自分が走行車線走ってるなら、あおられてもマイペースに走る。しびれを切らして勝手に追い越していくよ』
『おとなしく譲るよ。 相手にして事故でも起こしたら面倒だもん』
『高速なら左車線走れば良いし、一般道ならすぐ曲がらないならコンビニ寄るなどして避ければ良いんじゃない?』
『何回かブレーキ踏んで車間距離空けてもらうようにしようとしたときもあったけど、ほとんどが神経逆なでして逆効果になったから、法定速度で走って気にしないようにするしかないと思ってる。どうしても身の危険感じたら、コンビニなどの駐車場に曲がる』
『夜の雨降ってるときに、大型トラックにあおられたことある。怖くてとばしたら、そのスピードで着いてきて危機感じてとっさにコンビニの駐車場入った。間違ってもとばしたらダメなんだと思ったわ』
実際にあおられたというママからのコメントでは、車のスピードをあげると相手が同じスピードでついてきたため、よけいに恐怖を感じたという声も。高速道路の場合は左側の車線を走る、一般道の場合はスーパーやコンビニなどの駐車スペースを見つけて入るなどして、あおり運転の車を回避するのが良いようです。
悪質なあおり運転、回避できない場合はどうする?
あおり運転をしてくる相手に対して、譲って済むならばそれに越したことはありません。しかしママたちによると、追いかけ回されて進路妨害をされる、わざと前に回り込まれ急ブレーキをかけられるといった悪質なケースも考えられるそう。そんなときはどうしたら良いのでしょうか?
『とりあえず路肩に停車して、車から降りずにすぐ警察に電話だね。対処法とか教えてくれるだろうし、今は結構問題になってるから駆けつけてくれるかもしれないし。 車の施錠は必ずした方が良い。とにかく争わずに、ことを収めるのと、あおられたらスグに警察を呼ぶ』
『もし、強制的に止められたら車鍵かけて窓も閉めて目も合わさないで、スマホを取り出す。車の中から、スマホで相手の顔を数枚写真撮ったら警察にその場で電話。これでオッケー』
『ロックしてなるべく後ろを見ないようにして運転する。大きな駐車場のあるお店に停めてそれでも付いてきたら110番』
『鍵閉めてコンビニかどこかに止まって、相手が出てきたら警察に通報、そしてできれば録画、録音!』
明らかに相手が違法な運転をしている場合は、安全な場所に駐車したうえで、警察に連絡した方が良いとのことでした。なお警察庁サイト内の「危険!あおり運転等はやめましょう」によると、あおり運転は「重大な交通事故につながる悪質・危険な行為」として取り締まりの対象になるそう。道路交通法違反のほか、危険運転致死傷罪や刑法の暴行罪に該当することもあります。悪質なあおり運転に遭遇した場合は「ためらうことなく警察に110番通報をしてください」とのことですよ。
ドライブレコーダーやスマホを活用。録音や録画が有効との声も
また、トピックのなかでママたちからたびたび挙がっていたのが「ドラレコ」という言葉。これは万が一の事故に遭遇した場合にそなえ、走行映像を記録するための「ドライブレコーダー」のことだそうです。
『車を買いかえたときに前後にドラレコつけた。あおられたら「ドラレコつけてますよ?」って言うわ』
『「ドラレコ録画中」ってステッカー貼ってからか、あおられることがなくなったよ』
録画された記録は危険運転の何よりの証拠になりますから、あおってやろうという出来心の抑止につながるかもしれませんね。記録していることが周りに分かるようステッカーを車で貼って示しておくのも良いそうです。ちなみにドライブレコーダーがない場合は、手持ちのスマホを使って録画をするという声もありました。助手席や後部座席に座っている家族に録画を頼めば、いざというときにはドライブレコーダー代わりになるかもしれませんね。
今回のトピックでは実際にあおられたときの体験を語ってくれるママも多く、あおり運転に遭遇してしまったときにとる行動の具体例が次々と挙がっていました。子どもを乗せて運転することが多いママたちは、大事な家族を安全に運ぶためにもできる限り危険を避けたいところです。ぜひ寄せられたコメントを参考にしてくださいね。
文・井伊テレ子 編集・横内みか
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