ママが苦手・嫌いな食材を使ってご飯を作りますか?
好きな食べ物、嫌いな食べ物。ある人もいれば全くない人もいますよね。好き嫌いはないに越したことはありませんが、どうしても食べられないものがあるというのも仕方のないことです。
でもママが苦手な食材を使って料理をした場合、味見もできない・したくないのにどうすればいい?! ……そんなことを思わず考えてしまったのは、ママスタコミュニティにこんな投稿があったからです。
『自分が嫌いな食材を使ってごはん作る?』
献立を考えるとき、気が付くと「好きなもの」を作ることが多い筆者ですが、それは筆者自身の好きなものだけではなく、子どもが好きな食材・メニューなどの場合もあります。しかしこれが筆者の苦手なものとなると……困ったものです。
何が困るかというと、筆者は「シイタケ」が大の苦手なのですが、子どもはキノコ類ウェルカムなタイプ。今のところ、勘弁してくださいとお願いしているので「食べたい」とはいいませんが、実は食べたいのを我慢しているのかな……と思うこともあります。みなさん、どうしても食べられない食材でご飯作ってますか?
嫌い・苦手な食材、どうしてる?
誰しもどうしても食べられない、食べたくないと思う食材・メニューが1つや2つあってもおかしくないでしょう。もちろんその理由もさまざまです。味がダメ、食感がダメ、臭いがダメ、アレルギーだからダメ……理由もなくダメということもあるかもしれませんね。でもそんな思いを乗り越えるのは、かなり大変ではありませんか? それに味がダメだと料理しても味見ができないまま食卓に出すことに……。
『自分は嫌いで食べないけど食卓に出しますか』
このような問いかけから始まった投稿者であるママさんの声、考えさせられるものがあります。筆者も子どもに「好き嫌いはだめよ」と言いながら自分が好き嫌いしているのもなあ……と、考えたことは一度や二度ではありません。
『わたしは母親が牛肉苦手でハヤシライスとかビーフシチュ-を食べたことがなくて旦那と付き合ってるときに旦那の家でハヤシライスを初めて食べて感動した』
実はこれは筆者も経験があります。それは筆者の母親が嫌いなものがあったのか、たまたまそのメニューを家で作ることがなかったのか……今となっては謎は深まるばかりです。
『わたしは嫌いなものないけど、嫌いな物がある方はやっぱりそれは使わない?』
嫌いなものがないというのは本当にうらやましいです。「なんでも食べる子元気な子」は素敵ですよね。さて、この問いかけにママたちはどのような意見を出してくれたのでしょう?
ママたちの涙ぐましい努力?
『私は人参とピーマンが嫌いだけど、出すよ』
『好き嫌い激しいけど、自分は食べなくても出すよ』
あれが嫌い、これが嫌い、何が好きか嫌いかというのは人それぞれです。ママたちの意見をみていると、多くが「嫌いでも出す」「食べないけど出す」といった声が多くを占めていました。
家族に食べてもらう派
『トマト嫌いだけど出すよ!私は食べないけど旦那と娘が食べてくれる』
『小さく切るか、自分は食べない』
一緒に食べる派
『きのこ嫌いだけど、出すし食べる。子どもは私がきのこ嫌いなの知らないと思う』
『野菜は苦手でも大事なのでいろいろ工夫して食べてる』
嫌いな食材は使いません派
『セロリが嫌いなので出したことない。子どもも食べたことない』
『作らない。味見できないし』
みんな違ってみんないい?
自分は食べないけど家族に食べさせる派、一緒に頑張って食べる派、嫌いな食材は使わない派、いろいろなママのご意見が集まりました。ご家庭によって違いがあって面白いですね。食事の栄養バランスを考え、子どもの好き嫌いをなくしたいという気持ちもわかります。でもどうしても食べられないので無理! という気持ちも痛いほどわかります。できるならママも一緒に食べる、でも無理はしない……これがいいですよね。食事は楽しくに限ります!
苦手なもの、嫌いなもの、あるのは仕方ない
先でもお話ししたように、ママが嫌いな食材でも子どもは好きだというケースも珍しくないのでは? 逆にママが好きな食材・メニューでも子どもは苦手というケースもありますよね。それに、ママが嫌いな食材を料理して出さないからといって、子どもが嫌いになるかというと、必ずしもそういうわけではないでしょう。大人になってから初めて食べるものがあっても、それはそれでよいのではないでしょうか?
家族の健康を考えるとバランスよく食べて欲しい、好き嫌いなくしてほしいと思う気持ちもよく分かります。でも、無理しすぎないようにほどほどに、できる範囲で。これが理想的かなと感じました。無理しすぎるのもよくないので「ほどほど」に、ですね!
文・櫻宮ヨウ 編集・横内みか