言葉が遅い子どものトイレトレーニング。進め方のコツはあるの?
夏はトイレトレーニングを始めるいい季節。なんとなくトイレを知らせてくれる、自分でトイレに座りたがるなどの子どもの様子を見て、スタートするママもいると思います。そんな中ママスタには、トイレトレーニングに関するこんな投稿が。
『2歳4ヶ月、まだ単語しか出てません。
トイレトレーニングしようにも「おしっこ出そうになったら教えてね」なんて言っても教えてくれないだろうし、もうどこから進めていいかわかりません。
いきなりトレパン履かせて、おしっこした感覚を覚えさせるのはどうでしょうか?』
まだ子どもが言葉をうまく話せない場合のトイレトレーニングは、どのように進めていけばいいのでしょうか?
まずは時間決めてトイレに連れて行くことから
トイレに行きたがることをまだ伝えられない場合、まずは時間を決めて、トイレに連れて行くことから始めたという先輩ママのアドバイスが寄せられました。
『時間を決めてトイレに連れていったら?』
『とりあえず朝起きたとき、出かけるとき、帰ったとき、寝る前とか節目で座らせてみたら? あと自分が行くときに誘ってみるとか。
でも嫌がったらやらない。たまたま出たら凄く褒める』
『とりあえず始めたいなら出ても出なくても時間を決めて、トイレに連れて行くようにしたらどうかな?
だんだんと親も排尿のタイミングが分かってくるだろうし、子どもも排泄はトイレでするもの、っていうのを覚えていく。
トイレで出ることが多くなってきたらトレパンに変えたらいいんじゃないかな』
『ウチはその頃は後追いがあったから「座ってみる?」って声かけて本人がその気なら座らせていたよ。
私保育士やっていたからいろんな子見てきたけど座るのすら嫌がる子もいるからね』
『言葉が普通に出てるうちの子でも、2歳4ヶ月のときにトイトレやってもできなかったと思う。ただ、歩けるようになってから、私がトイレに行くときにいつも付いてきてたから、一緒に入って「ここでおしっこするんだよー」とか声かけたり、楽しみながら座らせてた』
「本人がその気なら座らせる」とあった通り、嫌がったら無理に座らせないようにママたちは気をつけていたようですね。たまたま上手にできたときは思いっきり褒めてあげることも大切。まずはトイレに楽しみながら行けるように促すことがポイントです。
トイレに関する絵本を見せる
トイレに時間を決めて連れて行きながら、トイレに関する絵本でトイレに親しむ方法を取る方もいました。絵本を見ているうちに、おしっこやウンチはトイレでする、出そうなときは伝える、ということを少しずつ伝えていくことも大切ですね。
『トイレにまつわる絵本や『いないいないばぁ』の『トイレでスー』の歌とか教えてあげて。ちっちが何なのか、うんちが何なのかくらいでいいと思うんだけどな』
子どもが喜ぶトレーニングパンツを用意
少しトイレの間隔があいてきたら、子どもが喜ぶパンツを用意しましょう。大好きなキャラクターがついているもの、子どもが好きな色など、一緒に買い物に行って本人に選ばせてあげるのもいいですね。
『可愛いパンツを何枚も準備して、上手にできたら思いっきり褒めてあげて』
『夏だし漏れてもいいわって思って一緒にパンツ買いに行って、本人が欲しがったパンツはかせてみたら、初日に2回もらした位ですぐ自らトイレに行けるようになった』
焦る必要はなし!言葉や体の機能が整ってからでも大丈夫
さまざまな工夫のほかに、もっとも多かったのが「焦らなくていい」という声でした。意思の疎通が取れてきたり、体の機能が整ってきたりすれば、親子でストレスを感じることなく、自然におむつがとれるという声も。
『トイトレを急ぐ理由があるのかな?
しっかり意志の疎通がとれるようになってからでいいじゃん。まだ2歳でしょ? 3歳過ぎてからやれば、負担なくすぐ取れるよ』
『言葉出てからでいいと思う』
『急ぐとお互いストレスたまるだけ。
小学生までオムツってことないんだからのんびりしたらいいと思うけどな。
時間を決めてトイレに連れて行く程度でいいと思う』
『2歳半で来年幼稚園だけど、まだトイトレしてない。言葉も遅いし。だらだら長くしたいなら、もう始めてもいいかもしれないけど、上の子のときにだらだらトイトレして、別に早くしても遅くしても変わらない気がするから、3歳近くなってからする予定』
『みんな なんでトイトレ急ぐのかな?
3歳のお誕生日を目安にしたら本当に楽だったよ?
2歳4ヶ月と3歳。
あっという間だけど、日々子供は成長していて言葉や物事の理解力や表現力、そもそも身体能力が全然違う。慌てなくていいと思う』
『昼間はパンツで過ごせても夜のオムツがなかなか取れない子もいるから、うちは二人とも夜にオムツが濡れなくなってから昼間パンツにしました。
トイトレもせずに自然にトイレに行くようになりましたよ。まだ焦らなくてもいいのでは?』
個人差のあるトイレトレーニングは、子どもの成長に合わせて進めていきたいもの。そうは言っても、周りの子の成長に焦りを感じてしまうママもいるかもしれません。投稿者のママも、インスタグラムなどのSNSで同じぐらいの年齢の子どもがパンツで過ごしている姿を見て、焦りを感じているようです。そんなママに、先輩ママから一言。
『インスタにのせてるような早い子もいるけど、逆にインスタにのせないマイペースな子たちがいっぱいいるんだよ。
周りの情報ばかりに気を取られていると、これから先大変になるよ。お箸だの、字が書けるだの、自転車の補助輪がはずれただの、そりゃもういっぱいあるんだから』
目に入るのは、自分の子どもより成長が早い子たち。でも、このコメントの通りSNSなどには投稿せずにマイペースに進めている子はたくさんいます。多くの情報に流されて一人焦ってしまうと、我が子のできない部分に目がいきがちですが、一緒に過ごす中で我が子の成長を感じるほかの部分や、その子の良さに目を向けて、必要以上に焦ることなく、子どもを見守っていきたいですね。
文・山内ウェンディ 編集・横内みか
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