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遊んで、作って、触れ合って! 童話の世界「ふなばしアンデルセン公園」の体験レポート!

ふなばしアンデルセン公園をご存知でしょうか?
アンデルセン公園とは童話作家H.C.アンデルセンの故郷デンマークと童話の世界をモチーフにした公園です。H.C.アンデルセンは『みにくいアヒルの子』『マッチうりの少女』『おやゆびひめ』『はだかの王様』など数々の作品を世に生み出しました。

「自然の中で強い子ども、友達を大切にする子どもを育てたい。そして大人も童心にかえってのびのび遊んで欲しい」というコンセプトのもと拡大を続け、大きさは東京ドーム約7,8個分ほど。公園内はワンパク王国・メルヘンの丘・子ども美術館・自然体験・花の城と5つのゾーンで構成されています。
では実際にどのようなことが体験できるのでしょうか?

アスレチックや水辺遊び、動物と触れ合える!「ワンパク王国ゾーン」

平和

『平和を呼ぶ』像

北ゲートから入園すると、大阪万博で『太陽の塔』をプロデュースした岡本太郎さんの『平和を呼ぶ』像がお出迎え。迫力のある銅像には「平和は何もしないであるものではなく、強烈な意志をもって“呼ぶ”もの。力んで争いをふきかけるのではなく、豊かな心と情熱をもって、にっこりと、無邪気に、世界を抱きかかえる」という岡本太郎さんの想いが込められています。

森と人消えたバージョン
その先、生い茂る緑のカーテンをくぐると、広大なワンパク王国の芝生広場に出ました。

ワンパク王国ゾーンには、日本有数の規模を誇るフィールドアスレチックがあります。ファミリー・じゅえむの冒険・力だめし、そしてダイナミックコースの4コースに分かれていて、子どもの体力にあわせたコースが選べます。
コースの詳細は以下の通りです。

・ファミリーコース
初級者向けで、小さな子どもがいる方向けのコースです。
・じゅえむの冒険コース
船橋の古い民話の主人公「じゅうえもん」を題材にした複合遊具「じゅえむタワー」から始まる、初~中級者向けコースです。
・ダイナミックコース
小学生もチャレンジできる中~上級者向けのコースです。
・力だめしの森コース
1番難易度の高い、中~上級者向けのチャレンジコースです。
※小学生以下の子どもが遊ぶときは、保護者の付き添いが必要です
水遊び

「にじの池」

ふなばしアンデルセン公園では暑い季節は水遊びも楽しめます。この日の気温は25度で快晴! 水辺は大はしゃぎしている子どもであふれていました。「にじの池」では晴れた日に虹を見たり、「アルキメデスの泉」はらせん型ポンプ・スクリュー・てこ式揚水ポンプ、そして足掛け水車を配した水の学習施設となっていて、水について遊びながら学べるよう作られています。

ワンパク王国ゾーンには、他にもどうぶつとの触れ合い体験や乗馬体験ができる2種類広場があります。
どうぶつふれあい広場(※1)では、ヤギ・ヒツジ・モルモット・うさぎなどの温厚な動物たちと触れ合えます。ポニーの広場(※2)では、1週約50mのポニーの乗馬体験も実施しています。

(※1)【どうぶつふれあい広場の利用時間】
・10時30分~12時 ・13時30分~15時30分
(※2)1周100円。乗馬は一人で乗馬可能な小学生までが対象です。

さらにロープスライダーや大滑り台のついた高さ13mの「ワンパク城」や、変形自動車・ミニ鉄道・ミニカーの乗り物アトラクション、イベントドーム・パターゴルフなど、さまざまな遊び場が集結しています。

お昼ごはんは、ヨーロッパな雰囲気が漂う「メルヘンの丘」で

トップ

さらに奥へ進むと、アンデルセンの故郷であるデンマークをモチーフにしたメルヘンの丘が見えます。1800年代デンマーク田園風景が再現されており、異国を感じる風景は、思わず日本にいることを忘れてしまうほど。
ゆっくりと羽が回る風車はデンマークの職人によって組み立てられ「船橋市景観重要建造物」に指定されてて、見学も受け付けています。風車の周りには景色を邪魔するものがないので、一枚記念写真を撮ってみてはいかがでしょうか? 筆者が訪れた6月は、ラベンダーが満開でした。シーズンごとのお花も楽しみの1つですね。

気持ちの良いメルヘンの丘でお昼ごはんを食べることにしました。そよ風に吹かれながら外で食べるランチは別格です。

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牛乳アイス カップ300円/コーン300円

食後の後は「牧場のあいす屋さん」で地元酪農家がつくる搾りたて牛乳アイスを食べました。童話の世界をゆっくり散歩しながら休憩タイムです。

子どもの創造力を掻き立て、思い出の品が作れる「子ども美術館」

子ども美術
最後に訪れたのは子ども美術館、メルヘンの丘から5分ほど歩いたところにあります。子ども美術館はワークショップ室と6つのアトリエで毎月多くの、ものづくりが体験できます。筆者が訪れたときは革で作るキーホルダー・染物体験・焼き物食器作りなどが行われていました。もちろん大人の参加もOKです。

筆者は会社で使用する用にワークショップ室でタンブラー作りに挑戦することにしました。タンブラー作りの場合、材料費600円(税込)でタンブラー1つと素材・工具などが使い放題です。
ものづくり体験は作る過程を通して、物を大切に扱うことを学べるきっかけになります。そして、何より思い出の品となりますよね。子どもが日常で使うもの、身に着けるものを作ってみてはいかがでしょうか。

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ワークショップの商品サンプル

ふなばしアンデルセン公園は遊ぶ場としてだけではなく、動物とのふれあいやモノづくりなど様々な体験できる公園です。今回は参加できていませんが、人形劇や大道芸、ワークショップなども随時開催されているそうです。
ぜひ1度、ママ友や家族で童話の世界を訪れてみてはいかがでしょうか?

参考:ふなばしアンデルセン公園
開園時間
9:30~16:00
休園日 月曜日
(祝日、春・夏・冬休み期間は開園していますので確認が必要です)
【入園料〈2018年6月26日現在〉】
一般:900円
高校生(生徒証を提示):600円
小・中学生:200円
幼児(4歳以上):100円【入園料金無料日】
■中学生以下入園無料
3月3日・4月2日・5月5日・6月15日
■すべての方が入園無料
10月第4日曜日

文・編集部